夏休み日記、小学生達のダイビング体験!
コーラルキッズ延岡初開催レポート!


05/09/29更新

2005/08/08撮影 延岡市 浦城海岸(天神)
取材協力・海中画像提供:延岡マリンサービス
特定非営利活動法人 コミュニティ21
子ども体験ダイビング「コーラルキッズ」
 さて、今回どっぷり県北でご紹介するのは、宮崎の子供達だからこそ出来る夏休み体験企画「子供体験ダイビング・コーラルキッズ」のレポートです。開催は8月8日とかなり前なのですが、ぜひご紹介したい内容なので遅ればせながらアップいたします。島浦と延岡を結ぶフェリーでおなじみの浦城海岸にて開催されたこの”コーラルキッズ”というイベントは、”子どもゆめ基金”という助成金制度を利用し”特定非営利活動法人 コミュニティ21”という宮崎の団体が主催するプログラムで、「ダイビングを通して子供達に宮崎の自然の美しさとその実態に直接触れてもらう」というものです。今までは串間市などを中心に、宮崎県南方面で開催されていましたが、今回、初めて県北、延岡での開催となりました。宮崎県ならではの夏休み体験・・・しかも本格的に自然と触れ合う事ができるという事で、子供達ばかりか、お父さん・お母さんにも評判です。中には親子で参加されている方もいらっしゃいました。この日は高千穂、土々呂、門川といった地区から最年少小学3年生を含む6名の小学生が参加、スキューバダイビングを通して、自然に対する考え方や接し方を1日かけて学びました。

*** 参加者名簿 ***
福永 芽生ちゃん(小4)、福永颯馬くん(小5)、黒木美里ちゃん(小5)、
佐藤陽恵ちゃん(小4)、佐藤花穂子ちゃん(小6)、竹本樹央ちゃん(小3)



インストラクター紹介
コーラルキッズ代表川崎さん
 この企画は今年で2年目となります。元々「子ども夢基金」という制度があって、一般の団体でも申請できるシステムがあるんです。そのシステムを利用し、昨年は串間市のみで開催したのですが、県南、県央からもたくさんの応募があり、今年から、串間以外にも、南郷町や延岡市でも開催する事になりました。
 対象は小・中・高校生まで、今年は各地で計6回開催します。毎回県内のダイビングショップの方の力をお借りするのですが、今回は延岡マリンサービスさんにご協力いただいています。
 このプログラムの目的は2つあります。1つ目は子ども達に美しい宮崎の本当の姿を見てもらいたいということ。そして2つ目は、そんな美しい宮崎の海がこんなにも汚れているという事なんです。「10年前と比べるとこうだよ・・・」とか「このままでは10年後はこうなるよ・・・」という事を実感してもらいたいんです。宮崎が全国に誇れるものの1つに美しい海が上げられます。しかし、そんな綺麗な海も、自然の原理で、最終的に全てのゴミが流れ着く場所であるということも知ってもらいたいんです。だから海を綺麗にするには山も川も綺麗にしなければなりません。この自然の仕組みを、純粋な子ども達の心にリアルに訴えかけられればと思います。最近では漁師さんが山に登って植林したりもしていますし、宮崎県内でもNPOが中心となって川や海に関する勉強会が開かれています。自然をより身近に感じ、自然の中で遊び、いろんな事を体で感じ取ってほしいと思います。


盛 正義さん
(曽於ダイビングセンター)

 私は第1回目から参加しています。川崎さんから「海を汚さない、サンゴをまもろう。などの環境問題をダイビングを通して子ども達に教えてやりたい」ともち掛けられたのがきっかけでした。子ども達の体験ダイビングに関しては、既に3歳以上からの子ども達を手がけていたし、教える事に関しては特に問題はありませんでしたし、どちらかというとすきでしたから・・・。
 何回かやっていて気づいた事があるんですが、親が泳げない子ども達は水に対して恐怖感があるんです。その恐怖感は呼吸ができなく事に対する恐怖が大きいんです。でもスキューバダイビングは呼吸に対する不安がないので、どの子も水に対して積極的になるんです。そしてスキューバダイビングに関しては泳げる泳げないは関係ありません。逆に泳げない、水が怖い。という子ども達を水に慣れさせるにはスキューバダイビングが最適です。水中で着るウエットスーツは元々浮くようになっていますし、レギュレーターのおかげで、水中でも普通に呼吸ができるので不安感はありません。ぜひ、チャレンジしてください。今後は毎年この企画を続け、鹿児島のほうでもぜひ開催できたらと思います。そしてこの延岡の海は素晴らしいですね!海岸付近から確認のできる魚が多く、初心者が練習するにはもってこいの場所だとおもいますよ。


高橋勝栄さん
(延岡マリンサービス)

 子ども体験ダイビングに関しては、延岡マリンでも希望があれば随時行ってますが、今回のような形で受け入れをするのは初めてです。コーラルキッズの趣旨を聞いて、見ている方向が一緒だと感じていたので、延岡での開催が実現して嬉しいです。
 でも昔は”夏”といえば延岡でも海がめの姿を見る事ができたんだけど、最近は見なくなったな〜ちょっとさみしいね・・・。




体験ダイビング風景
 まずはじめに、延岡マリンのショップで海とスキューバダイビングに関する基礎知識をまなびます。ここでは「子どもを教えるのが一番好き」という”盛”さんが中心となって子ども達にわかりやすく語りかけます。「スキューバダイビングはスポーツではありません。だから競う事はないのです。みんなでピクニックに行ってお弁当を食べて綺麗な景色を見るのと一緒なんです。だからみなさんは、一番遅い人に全てを合わせてください。スポーツではなく、みんなで楽しむレクレーションなんですから、決して競ってはいけませんよ。早く終わらそうとしなくていいんです。ゆっくり自分のペースで楽しみましょう」・・・。そんな言葉に安心感をいだいた子ども達は、始まった時の緊張もほぐれ、どんどん海中の世界に引き込まれていきます。はじめはビデオなどをみながら、海の事やスキューバダイビングの事を分かりやすく教えます。子ども達が基本的な事を全て理解できていないと潜る事ができません。あくまでもゆっくりと丁寧に繰り返し教えていきます。みんなが納得したところでいよいよ実際に海に潜りにいきます。
 向かった先は、以前パワナビも体験ダイビングでお世話になったフェリー乗り場でおなじみの浦城は”天神”というポイントです。ここは初心者が対象となる体験ダイビングでも、充分にスキューバダイビングの醍醐味が体験できる貴重なスポットです。
 ウエットスーツを着たら、準備運動をして、早速、機材の使い方を教わります。子ども達としては、初めて見るものばかりで戸惑っているようにも見えますが、何回も、実際に手に取らせ、使わせるうちになれていきます。一旦なれてしまうと、勢いづいてドンドン前に進んでいきますが、上記で盛さんが言っていた「一番遅い子に合わせて」という言葉どおり、みんなが確認できるまでじっくりと時間をかけます。1人でも不安な子がいたら海に潜る事ができません。現場では、2人の子どもに対し川崎さん、盛さん、勝栄さん、がそれぞれ付き添い、その他にもサポート役が4名付き添います。
 だれひとり脱落する事なく無事入水!だんだんなれてくると、水の中でピースをする余裕も出てきました。(水中写真提供:延岡マリンサービス)
 タップリ潜ったあとは、お昼ご飯を食べて、天神で遊びました。はじめはぎこちなかったウエットスーツ姿も、時間がたつにつれ、だんたんサマになってきました。この日の最年少、小学3年生の竹本樹央ちゃんも「楽しかった!」と笑顔で語るように、しっかりとした指導の元に体験ダイビングを行えば、短時間で海と友達になれるんです。今回の会場となった初心者向けのダイビングポイント”天神”は、延岡マリンサービスを通し、年間を通じて随時、体験ダイビングをする事ができます。興味の有る方は延岡マリンサービスまで、ぜひお問い合わせください。それでは最後に、今日はじめて延岡の海に潜ったみなさんの感想をご紹介したいと思います。


みんなの感想
佐藤花穂子ちゃん(小6)
 わかりやすく教えてもらったから水の中でも普通に呼吸ができて、ぜんぜん怖くなかったです。思ったより深いな〜とおもいました。海の中はとても綺麗だったのですが、たまに落ちているゴミがいやだな〜と思いました。これからもダイビングをやりたいと思いました。

福永颯馬くん(小5)
 初めて海に潜りました。シュノーケリングをした事はありますが、こっちのほうがぜんぜん面白かったです。魚がとても近くでみれました。機材の使い方が複雑そうだとおもいましが、説明がわかりやすかったのでよかったです。

竹本樹央ちゃん(小3)
 最初は怖かったです・・・。でも海の中に入ってみたら大丈夫になりました。魚をみていたら怖くなくなりました。上にあがると怖くなります。いろんな道具の使い方も難しくないです。凄くおもしろかったです。



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