こふく劇場 第8回公演 『空の月、胸の石』
2005/08/23 更新

2005/07/17(日)撮影
主催:劇団こふく劇場
会場:門川総合文化会館 (門川町)
 今回のどっぷり県北レポートは、7月17日に門川総合文化会館で行われた、こふく劇場の第8回公演「空の月、胸の石」のレポートです。8月21日に三股町公演が終わったばかりなので、そちらをご覧になった方は記憶も新しいのではないのでしょうか?・・・
★第7回公演「トリオ」レポート
★パワーアップな人「永山智行」インタビュー
15周年記念公演 第一弾 『空の月、胸の石』

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・第一弾 第8回公演
 『空の月、胸の石』作・演出/永山智行

昨日、私も25になった。そろそろ手紙を書いてみようか、あの月に…。

 
高校の演劇部の同級生ミチル、タカコ、エイジは、同じ演劇部の
 同級生アイの結婚式のため、久し振りの再会をはたす。
 その月夜の晩、三人は、月から落ちてきたという不思議な男に出会う。
 それは現実か、それともその男が見せた不思議な幻想か。
 ともに25歳を迎えた三人の男と女は、満月が雲に隠れた時、
 この7年間に失ったそれぞれの大切な人との再会をはたす。
 ふたたび満月が空に現れた時、男はもういなかった…。


1995年10月に初演し、翌96年12月に日本劇作家協会優秀新人戯曲賞の最終候補作となった『空の月、胸の石』を、劇団こふく劇場15周年企画の第1弾として、10年ぶりに、新たな演出、新たなキャストで上演いたします。 とある高校の演劇部員達の再会を、ロスタンの名作『シラノ・ド・ベルジュラック』を下敷きに描きます。

出 演  あべゆう/上元 千春/濱砂 崇浩/山村 悠/永山 智行
やっぱりライブだった・・・
 「トリオ」のレポートにもあったようにこふく劇場の舞台はとにかくお客さんとの距離がとても近い!左と下の写真は公演前の写真ですが、客席との距離が解って頂けるかと・・・しかも今回は、360度ぐるりと客席がセットを囲んでいます。演者側はもちろん見る側も適度な緊張感を覚えますね。
 距離が近いので、演者の細かい動きや、息づかい、瞬きの一つ一つまで感じ取ることの出来るこふく劇場の舞台。さらに今回のように360度から見ることが出来れば、見る場所によって、また違った感じ方が出来ると思います。同じ台詞でも顔を見ながら聞くのか、背中を見てるのか・・・ん〜面白いですね!
 今回の舞台は、作、演出家である永山さんも演者として登場。永山さん扮する「男」が現れるところから物語はスタート。
このテーブルを囲む3人の男女を中心に物語は進んでいきます。
 高校の演劇部の同級生である、ミチル、タカコ、エイジの3人が再会をし、お互いの近況などを話したり、思い出話をしていると「男」が何も言わずラジカセをおいていく・・・そして突然現れた謎の"男"「C」が現れる。 ここから、ミチル、タカコ、エイジの3人はタイムスリップとはまた違う不思議な体験をする事に・・・
 その不思議な体験とは、3人が過去に失った大切な人への再会。
3人が役所を変え、それぞれの大切な人役に変わっていく。一時も目を離せない瞬間。何一つ変わらないセットで。照明の効果とと魔法の?小道具を使った演出そして、役者さんの演技で、見事に不思議な体験は成立するのでした。。。
 ミチル、タカコ、エイジの三人が無くしていた何かを取り戻した頃、「C」はすでに居なくなっていて、気がつくと、現実の世界へ。そして、舞台は終了。役者さんの実際の年齢と物語の中の3人は同じ。実体験や、3人の会話の中から台本が出来ていっただけに、不思議な物語ではあるものの、何故か親近感を覚えてしまう。もちろん笑えるところもあり、歌や踊りもあって「こふく劇場」の魅力がたっぷりと凝縮された「空の月、胸の石」でした。
終演後はポスト・パフォーマンス・トーク
 終演後には出演者全員によるポストパフォーマンス・トークが行われ、「空の月、胸の石」の舞台裏の話を聞くことが出来ました。事前に配られた質問用紙でのお客さんからの質問こコーナもありました。
 質問は、セットに関する事や、魔法の?小道具の事、そして、今回の「空の月、胸の石」が出来るまでの制作秘話。役者になった切っ掛けは?というようなちょっと突っ込んだ質問まで(笑)。
最後は劇中音楽の音楽担当の上元さんと編曲を担当した劇団25馬力の中村さんによるプチライブも開催されました。


ご来場ありがとうございました。
こふく劇場、今後の主な公演

・第二弾 プロデュース公演#9 2005年10月
 25馬力+こふく劇場 『小林三姉妹』(仮)
 作/藤井貴里彦 演出/永山智行

・第三弾 プロデュース公演#10 2006年2〜3月
 レコード・プレイヤー・シリーズvol.3 『音楽、とか』(仮)
 構成・演出/永山智行

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