2005年01月15日
アウトサイダー [ ビデオ/DVD/青春ドラマyouthful ]
THE OUTSIDERS
1983年/米 1時間32分 カラー
ビデオ・DVD
監督:フランシス・F・コッポラ
原作:スーザン・E・ヒントン
脚本:キャスリーン・クヌートル・ラウトル
撮影:スティーブン・H・ブラム
音楽:カーマイン・コッポラ
主題曲:スティービー・ワンダー(STAY GOLD)
出演:C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン 、ラルフ・マッチオ
パトリック・スウェイジ、ロブ・ロウ、トム・クルーズ、エミリオ・エステベス、
ソフィア・コッポラ (この頃は少女、出演も少しだけ・・・)
レイフ・ギャレット、トム・ウェイツ
あけましておめでとうございます!2005年がはじまりました〜!年末年始とTVでも様々な映画が放映されていましたね!皆さんは何本ご覧になりましたか?そういえば昔は「年末といえばゴッドファーザーをみて家族の絆を深めよう・・・?」なんてイメージもありましたが今はぜんぜんですね(苦笑)。
話は変わって本題へ!最近マイナーどころが続いていましたシネマレヴューのコーナーですが、「お正月は賑やかに」というテーマに元づき(そんなテーマはないが)?映画ファンにはおなじみの1本を、レビュー・・・というよりはお正月らしく、賑やかな作品をご紹介したいと思います。
■ストーリー
14歳のポニーボーイが住む町タルサ・・・貧しい生活環境の中、彼は2人の兄と暮らしている。ここでは2つの不良グループが勢力争いをしていた。生活の貧しい若者で構成されるイースト・サイドの“グリース”、裕福な家庭に育つ若者達で構成さてるウェスト・サイドの“ソッシュ”、おたがいを憎む両者の関係は日々悪くなるいっぽうだった。
ある日リーダー格のダラス、そして親友ジョニーとドライブインシアターに行ったポニーボーイは、“ソッシュ”の女の子チェリーと出会う。チェリーにひかれていくポニー・ボーイ、しかし、それがきっかけで“ソッシュ”たちとの抗争は激化!さらに、”グリース”のポニーボーイらが”ソッシュ”のメンバーに襲われ、勢いでジョニーが”ソッシュ”のリーダーボブを刺殺してしまう事に・・・。
どうしていいかわからず途方にくれる2人・・・とりあえず、ほとぼりが冷めるまで離れた土地の廃屋で身を隠すことにするのだが、そんな中貧しさ、家庭問題と様々な悩みに直面するポニー・ボーイ、「こんな町でも俺みたいにタフに生きろ」とダラスは言う、ジョニーは「腐っていていも世界は素晴らしい」と言った。そして訪れる友人の死。ポニーボーイはこのふたりの声を胸に、自分はどう生きていくかを決意する。
スティービー・ワンダーの『ステイ・ゴールド』がエンディングを飾る青春映画。
■レビュー
さて、ツーといえばカーのごとく思い浮かぶあの男優といえばこの女優!アラン・ドロンといえばカトリーヌ・ドヌーブ、クリント・イーストウッドといえばソンドラ・ロック、ブルース・リーといえばノラ・ミャオなんのことやら・・・・・そしてアウトサイダー公開当時、映画雑誌”ロードショー”や”スクリーン”の誌面をにぎわしていた二人が、ダラス役のマット・ディロンとチェリー役のダイアン・レイン!不良っぽさの中に時たまみせる独特の笑顔と厚めの唇が人気だったマット・ディロン、ちょっぴり杉本哲太ににていますが(笑)、マーロン・ブランド、ジェームス・ディーンの後継者として期待もされていた時代でもあります。ダイアン・レインは少女時代の作品リトル・ロマンスから日本でも有名でしたが、アウトサイダーでは「おっ、大人になったな」と思わせるような成長ぶりでした。そういえば今でこそ、大ハリウッドスターの”トム・クルーズ”ですが、もちろん当時は特集記事などはもっての他、その他大勢の中の一人だったわけです。そんなトムはアウトサイダーの監督フランシス・F・コッポラのもとで働きたくてハリウッドに引越し、PR作戦の末つかんだアウトサイダーの脇役がきっかけとなってその後の活躍があるわけです。というわけで、すでにご存知の方も多いかと思いますが、アウトサイダーが何故賑やかというと、上記にあげた出演者達それぞれが後々、主役を張るような大スターになっていったということなんです。大作によくある、もともとの大スターをお金をかけて集め「豪華キャスト○人出演!」などのクリスマス的なギラギラしい賑やかさとは違った、やっと成人しました、私達これから未来に向かってはばたきます!的な、なんとなく新年っぽいさわやかな賑やかさをかもし出している作品なんです。
・・・っとここらでテーマを成人式に切り替えましょう(笑)。昨日成人式の取材をしたばかり(女の子 男の子)の私ですが、そんな新成人のみなさんにガンバレ!の気持ちを込めて、トップスター達の若かりし日を見ていただきたく思ったりもします。アウトサイダーに出演している彼ら(彼女)も、今ではベテラン俳優ですが、当時はちょうど同じような年齢(若干上下はありますが)!なにせ21年前の作品ですからマット・ディロンは19歳、ダイアン・レイン18歳、トム・クルーズ21歳・・・人生「今」がだめでもこれからの頑張り次第でわからない!みんな20年後に笑え☆(それとこれとはちょっと違ってる?)。っと、まあ〜こんなところです。
なんといってもこの作品で面白いのはメインキャラを演じたC・トーマス・ハウエルやマット・ディロンあたりはこの辺がピークで、以後は泣かず飛ばずで、それぞれ監督などに挑戦したりもしていますが、なかなか話題になるような活動はできていません(コンスタントに出演はしています)。それにくらべ他の脇役達はアウトサイダーを足がかりに、それ以後どんどんとトップスターになっていき、またトップスターとの共演も多くなりました。(ダイアン・レインはデビューからブレイクしていたので例外かもしれない)中にはアウトサイダー以後急激にアイドル化され、代表作ベストキッドのみで終わってしまったラルフ・マッチオもいますが、個人的にはクロスロードなんかも面白かったりしました。ゴーストのあのシーンで一世を風靡したパトリック・スウェイジ、女性達の間で大人気となった軟派の代名詞ロブ・ロウ、なんといってもトム・クルーズが最大の出世株でしょう。さらに当時は子供でチラッと出演しているフランシス・フォード・コッポラ監督の娘ソフィア・コッポラはゴッドファーザーVでアンディ・ガルシアなどと共演後、昨年、日本ロケで話題になったロスト・イン・トランスレーションでは監督・脚本といったジャンルで才能を発揮しています。また、田原俊彦の「哀愁デート」の原曲を歌い、日本ではCMなどでおなじみだった当時のアイドル外タレ、レイフ・ギャレットも出演しています。
さあ、それでは出演者の皆さんがその後どのような活躍をしたかまとめて見ましたのでご覧ください!(かなりおおざっぱですがごめんなさい)。ここで主役になれなくても、出会いを大切にすればチャンスはどこにころがっているかわかりませんよ!
↓出演者のその後 ( )内は公開当時の年齢・・・。
*** メインの二人 ***
■C・トーマス・ハウエル (当時17歳)
→ET(自転車少年の一人として出演)〜アウトサイダー(やはりここがピークだろう)〜ヒッチャー、ミスターソウルマン(少し話題にはなったが)等で主演、以後目立った活躍なし・・・。
■マット・ディロン (当時19歳)
→レベルポイント〜マイ・ボディーガード(可愛い不良で人気)〜アウトサイダー(マーロン・ブランド、ジェームス・ディーンの後継者として期待される)〜ビッグ・タウン(ダイアン・レインと共演、この作品ぐらいまでは何とかオーラが残っていたか?)〜誘う女(二コール・キッドマンと共演)〜メリーに首ったけ(キャメロン・ディアスと共演・交際も)〜シティ・オブ・ゴースト(監督・脚本も手がける)
*** その他脇役達 ***
■ダイアン・レイン (当時18歳)
→リトル・ロマンス(天才子役と日本でも人気)〜アウトサイダー〜ストリート・オブ・ファイヤー(若者達に人気、主題歌は日本語版にもなった)〜コットン・クラブ(コッポラ監督、リチャード・ギアと共演)〜落陽(日本映画進出)〜運命の女(リチャード・ギアと共演、全米批評家協会賞・主演女優賞受賞、NY批評家協会賞・女優賞受賞)
■ラルフ・マッチオ (当時22歳)
→終わりなき夜の終わりに(TVシリーズ)〜アウトサイダー〜ベストキッドシリーズ(日本でも有名になる)〜クロスロード(ギタリスト、スティーヴ・ヴァイと共演)〜以後今一・・・。
■トム・クルーズ (当時21歳)
→エンドレス・ラブ、タップスなどちょい役〜コッポラに近づき?アウトサイダー出演〜トップガン(主演で大ブレイク)〜レインマン(アカデミー作品賞受賞)〜7月4日に生まれて(ゴールデングローブ主演男優賞受賞)〜ミッション・イン・ポッシブル(大ヒット)〜ラストサムライ等など!
■パトリック・スウェイジ (当時31歳)
→地獄の7人〜アウトサイダー〜ダーティ・ダンシング(ダンスを披露、元バレエダンサーの技を見せ付ける)〜ゴースト・ニューヨークの幻(デミ・ムーアと共演、大ヒット作、例のあのシーンは有名)〜ハート・ブルー(キアヌ・リーブスと共演)
■エミリオ・エステベス (当時20歳)
→弟はチャーリー・シーン、テックス(マッド・ディロンと共演)〜アウトサイダー〜セント・エルモス・ファイアー(ロブ・ロウ、デミ・ムーアと共演、若者の間でプチヒット)〜張り込み(リチャード・ドレイファスと共演)〜ヤングガンシリーズ(弟と共演、若手スター達の共演でヒット)〜ミッション・イン・ポッシブル(トム・クルーズと共演)
■ロブ・ロウ (当時19歳)
→サーズ・デイ・チャイルド(TVシリーズ)〜アウトサイダー(カッコイイと大人気、ブラピを綺麗にした感じか?)〜セント・エルモス・ファイアー(この頃は女性ファンが凄かった)〜きのうの夜は・・・(デミ・ムーアと共演)〜コンタクト(ジョディー・フォスターと共演)〜ホワイトハウスシリーズ(人気TVシリーズ)
■ソフィア・コッポラ (当時12歳)
フランシス・フォード・コッポラ監督の娘、ランブルフィッシュやアウトサイダーにちょい出演(子供でした)。ロッキーのエイドリアンでおなじみのタリア・シャイアは叔母さん、ゴッドファーザーV〜スター・ウォーズ エピソードT/ファントムメナスを経て、最近では監督として、日本を舞台にした作品、ロスト・イン・トランスレーションが話題になる。(アカデミー脚本賞受賞、NY批評家協会賞・監督賞受賞、ゴールデングローブ脚本賞受賞、などなど)
PS:作品にぴったりの楽曲がエンディングに、流れる・・・。
この詩には流石に感動。当時は上記の出演者の未来など
わかるはずもないが、ステイ・ゴールドの歌詞は人生そのもの。
公開当時すでにご覧になっているかたも、
今一度、青春を振り返ってみてはいかがでしょう。
年をとってこそわかる場面というのもあるものです!!
PSのPS:さらにこの歌詞どおりの活躍をみせた
競馬ステイ・ゴールドにはかなりお世話になりました(笑)↓
馬名も下記の曲にあやかったようです。
年おいた引退レースで念願の海外G1勝利、
最後の最後で輝いたシーンはファンのみならず感動したものです。
投稿者 blogpawanavi : 21:01 | コメント (0) | トラックバック
