2006年06月14日

インサイド・マン [ 劇場/洋画/サスペンス ]

■タイトル インサイド・マン
■監督 スパイク・リー
■出演 デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.785点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:4点)
 特に、派手なアクションがあるわけでもなく、壮絶な打ち合いがあるわけでもない。しかし、見終わったあとに、独特の余韻が残る映画である。はっきり言って好き嫌いがかなりはっきり分かれる作品ではないか・・・と思うが、スパイク・リー監督の好きな方は、一見の価値があるので、ぜひご覧になっていただきたい。
 スパイク・リー・・・・・・・「ドゥ・ザ・ライト・シング」や「マルコムX」などの社会派作品で有名な黒人監督。彼自身、ハリウッド内での人種差別などに真っ向から挑戦しているように感じられるが、常に黒人ならではの、音楽センスと躍動感のある切れ味、さらに皮肉タップリのユーモアで、オリジナリティ溢れる社会派ドラマを作り上げている。そんなスパイク・リーが「完全犯罪」をテーマに、人種や階級、さらにそれぞれの思惑を複雑に絡み合わせつつ、持ち前の視点で皮肉とユーモアをタップリと織りまぜリズミカルに見せてくれるのがこの「インサイド・マン」・・・。
 「完全犯罪」といっても、たとえば一流のハッカーや、ハイテク機器が続々と登場し、様々な分野の犯罪スペシャリストによる鮮やかな手口で大きなヤマを手中におさめる王道パターンとは少々違い、人々の要望や思惑が絡み合った結果生まれてくるドロドロとしたものがあってこそ成立つ完全犯罪というところがスパイク・リー監督らしい。冒頭で「好き嫌いがはっきり分かれる」と書いたが、「完全犯罪」というキーワードに加え、予告編などの絶妙なカットや、独特のサウンド、さらにデンゼル・ワシントンやジョディー・フォスター、クライブ・オーウェンにウィレム・デフォーという、豪華な俳優陣の名前が連なるだけで、見る前から前者のような"大げさな王道"ものを期待していると確実に裏切られるのでご注意を・・・。
 この作品は、アメリカ映画だが、どちらかといえばメジャーリーグベースボール的ともいえる大味なものではなく、日本野球的なものかもしれない。それなのに、俳優陣がメジャーリーグのスーパースター達だから、「あれ?メジャーリーグじゃなかったの」と少々戸惑ってしまう部分があり、誤解が生じ?「なんか物足りないじゃないか・・・」となってしまうのだ。実際には、ハイテク&ドンパチ以外のエキスがたくさん詰まっており、中々面白いのだが、単なる潜入感が、全ての情報をシャットアウトしてしまうのである!メジャーだってつまらない試合はたくさんある。この作品も"銀行強盗の現場"がメインとなっており、強盗中の出来事を内から外から映像にしているのだが、このようなネタは一歩まちがえば一昔前のド○フのコントになりかねない怖さをもっている。それでいて、ベタなネタを堂々と使い今風のサスペンスにしているのだから凄い・・・。
 そんなことから、あまりドンパチやハイテクは期待せず、肩の力を抜き、リラックスして、苦いコーヒーでも飲みながらゆっくりと鑑賞すれば、きっと楽しめるはず!人は何をもって"善"だの"悪"だのと言っているのか?何故、戦争のような大きな犯罪からは英雄が生まれ、その他の小さな犯罪からは罪人しか生まれないのか?・・・・・・黒人だから!白人だから!・・・そんな曖昧な人間個々の潜入感のおろかさを、チクチクと刺激してくれるスパイク・リー監督ならではの作品だけに、大物俳優陣の使われ方に文句のある方もいるとは思うが、ジョディー・フォスターやウィレム・デフォーに関しては「スパイスがわりに使った」と思って見たほうが面白いし、彼らの演技も潜入感抜きに見れるだろう。もしかしたらデンゼル・ワシントンですら前菜程度かも(笑)。とするとクライブ・オーウェンが主食・・・?まあ突っ込みどころはたくさんあるかもしれないが、それすら見た目の潜入感に惑わされず、よくよく噛んでみると、そうではない事がわかると思う。後から考えれば「なんであの俳優にあんな役をさせるの」と言いたくなる様なキャスティングにしたって、スパイク・リー監督による我々のおろかな潜入感への挑戦だったりするのかも・・・。「勝手な潜入感に惑わされるなよ〜」とどこかでささやいているのが聞こえそうだ。終わってからアレコレと考えながら余韻を楽しめるのもいい。ということで、今回は4点。
 

パワナビ甲斐・20代 男性 (評価:4点)
 またまた評価の分かれそうな映画ですが、自分としては4点。「銀行強盗」「完全犯罪」というキーワード。映画がはじまり、犯人は分かっているので、後は、警察側がどう事件を解決していくか・・・又は完全犯罪が成立するのか・・・が問題で。
 映画は、銀行強盗のリーダーダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)がこちらに向かって語るところから始まる。それが、牢獄の中なのか、逃げ延びた地なのか。すでにこの映画の術中にはまってる気がしました。ラッセル一味が強盗を実行し、立てこもり、人質をとってニューヨーク市警のフレイジャー(デンゼル・ワシントン)との探り合いを始めます。主導権はあきらかにラッセル。フレイジャーも必死に応戦しますが、話が進むにつれて、ラッセルの立場がさらに優位になって行きます。
 中盤から長い長いラストシーンは場面の見せ方も複雑になり、もう、見てる方も必死。言葉、行動、場所を見逃さないように画面にくらいついてました。しかし、この必死で情報をさぐる行為こそ新人脚本家(犯人)の思うつぼでした。
 今考えると、冗談を言ったと思っていた事が、完全犯罪のトリックを見破るヒントだったり・・・よくよく考え
込まれていると思いました。考えられていると言えば、この映画のの舞台は殆ど全編において、銀行の中と建物の外や車の中だけ。この限られたなかで話を広げ、盛り上げていくはのはとても大変だったと思いますが、カメラワークや画面の切替の効果の力でしょう、スリルと臨場感をとても感じられました。
 ストーリー的にもラッセルとフレイジャーの中にマデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)が介入してき
て、ただの銀行強盗・人質事件だけではなくなり、ますます複雑になり謎が広がって行きます。暴力的なシーンがまったく無いわけではありませんが、なぜか終わった後、爽やかな気分になりました。最後のシーンでフレイジャーの気分がそのまま味わえる感じ。最初からフレイジャーの目線で事件を追っているので余計にそう感じたのかもしれません。
 人物像や、動機、人間関係などの説明もなく、いきなり始まり、事件の事だけで終わってしまいます。「えっ、で、何?犯人の目的って・・・?」と頭のよくない自分にはピンと来ない部分もありますが、この映画に限ってはそんなことどうでもいいかな?と思いました。「あっぱれ」です。


■佐藤さん・20代 男性 (評価:3点)
 クライブ・オーウェンの存在感が印象的だった。デンゼルよりもよかったと思う。展開はともかく、複雑な人々の思惑などが複雑なように思う。つまらなくはないのですが・・・・・。 

■Mさん・20代 女性 (評価:3.5点)
 人間達のリアルな上下関係がわかりますね!ストーリーは面白いけどちょっとあっさりしてるかな?マイナスはジョディー・フォスターの役どころ。もう少しメインで活躍すると思ったのですが・・・。でも、まったく期待もせずにみたので、作品的には面白かったです。

■良さん・30代 男性 (評価:4.5点)
 派手さはなく、ちょっとチープに見えなくもないのに、やけにリアルなのが笑えますね。デンゼルやウィレムの演技も、なんとなくぬけていて、全然シリアスでないところが、輪をかけて面白かったです。実際の現場はこの映画の何倍もピリピリしているだろうし、逆に何倍もの汚職をしているのでは?と想像できるシーンがたくさん見られます。ザッとみてしまうと、あまり何も残らない映画だと思います。できれば「アクション映画」などと勘違いせず、見所を自分で探し出す楽しさを感じることができれば、このいぶし銀的なサスペンスを何倍もたのしめると思います。マイナスポイントとしてはデンゼルの奥さん役が、いちいち出てきて、うざったく感じたところです。その他はとても楽しかったです。

■一三さん・40代 男性 (評価:5点)
 よく考えられているよ。久しぶりに楽しい映画を見た。スパイク・リー監督は「ドゥ・ザ・ライト・シング」がすきだったが、この作品もいい。個性的な音楽などもいいね!ヘタな銃撃戦などがなくて、かえって気持ちよかった。

■?さん・50代 女性 (評価:2.5点)
 込み入った内容で面白いと思いますが、今までのいろんな映画の下敷きがあって、なんだか見た事あるなぁと感じました。私はストーリーがどんどんふくらんでいくような映画が好きなので、点数としては半分ですね〜。

投稿者 matsuda : 17:55 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月22日

ダ・ヴィンチ・コード [ 劇場/洋画/サスペンス ]

■タイトル ダ・ヴィンチ・コード
■監督 ロン・ハワード
■出演 トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャン・レノ
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.785点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:3点)
 映画「ダ・ヴィンチ・コード」・・・まずはカテゴリーの問題から・・・?とりあえず、サスペンスのカテゴリーにエントリーしたが、もしかしたらミステリーかもしれないので、あしからず・・・。さて、良くも悪くも、いろんな意味で話題になっている作品が公開された・・・。公開されるやいなや、絶賛よりも酷評が多く、カンヌ映画祭初日のオープニング作品としてワールド・プレミア開催に先立ち行われたジャーナリストや批評家向けの試写では「失笑」さえ起こってしまい、あまりの宣伝力の凄まじさから、そんな悪い噂ですら、今や誰もが耳にするものとなっている。その反面、観客動員はうなぎのぼりなのだから、恐るべき世界規模の宣伝力である。宣伝といえば、ダン・ブラウンによる原作は2003年刊行以来、全世界で44カ国語に翻訳され、5000万部に近いベストセラー!そんな小説の映画化となれば話題になるのは当然だが、いやいや、映画の宣伝によって原作の販売部数がさらに上がったのは間違いない?内容もフィクションと分かっていながら、歴史的、宗教的な方面からも興味をそそられるものだし、それに便乗できる様々な話題もつくりやすく、また若干下火加減のUFOや心霊現象にとって変わるミステリー感満載の題材であることは間違いない。ただ、作品自体がそれらの便乗商品の宣伝に使われ、あれやこれやと仕掛けだらけになってしまい、パーツの一部と化している感があるのが残念。これはダ・ヴィンチ・コードだけに関してのことではないのだが・・・。今回の話題と少々ズレてはいるが、これら一連の現象を見ていると、何故か1999年〜2000年のY2K問題時を思い出してしまう・・・。あの当時はノストラダムス関連の話題でもちきりだったが、多くの人が、うまい事ノストラダムス関連書籍などを買わされていたように思う(苦笑)。もちろんだまされていたわけではないのだが・・・。しかし、それまではどちらかといえばマニアックな部類に入る商品だったのが、全く無関心だった人々も急に「ノストラダムス」という言葉に振り向きはじめるのだから、その貢献度は計り知れない。販売部数など倍どころではないはずだ。今回も同じことが言えると思うが、それだけに、しつこいようだが宣伝力の凄さに唸らされてしまうのだ・・・。

 ちょうど、ノストラダムスの名前がでたので、思い出したのだが、そういえば1400年代〜1500年代にかけてのヨーロッパからは、何かとミステリアスな響きをもった歴史的人物が多く排出されている。この時代は、全ヨーロッパ人口の4分の1(3分の1という見方もある)をこえる死者が出たといわれる「ペストの流行」がなんとか終結した直後にあたる。傍らでは、ドイツ・フランスなどを中心にカトリック勢力とプロテスタント勢力の相争いが絶えず、宗教に政治的な利害がからみ、同じ国の人間同士が殺しあい、多くの人々の命が奪われていた。そんな中、登場するのが、上記のレオナルド・ダ・ヴィンチ、ノストラダムスをはじめ、イタリアの探検家コロンブスやポルトガルの航海者マゼラン、ヴァスコ・ダ・ガマ。さらに芸術家ではミケランジェロ、シェイクスピア。そしてオルレアンの乙女=ジャンヌ・ダルクといった、いかにもそのまま作品タイトルになってしまいそうな歴史上の人物がひしめいている・・・。一方、この頃の日本といえば、室町時代であり足利将軍期である。この後に戦国時代へと突入するわけだが、それこそ神代の昔、古代といった遥か彼方の出来事ではなく、様々な資料の数も増えてくることから、逸話にまつわる事柄もミステリアスでありながら、リアルなイメージを持つことができる。

 作品の感想・・・・・。原作と映画を見比べる方が多い中、私はこの作品の原作(2003年刊行)を読まずに鑑賞した・・・。映画化のPRが進みはじめて、何度か原作を読む機会もあったが、この手の作品は原作を読んでしまい、その後で映画をみても、良かった試しがなかったので、今回はあえて原作は読まず、さらに町に溢れる様々な関連読本も読まず、純粋に映画として2時間30分を楽しもうと思った。特にロン・ハワード監督は、アポロ13、身代金、ビューティフル・マインド、シンデレラマンなど、ジャンル的にはバラエティーにとんでいながら、どれも人間の内面を描こうという内容の作品が多い監督なので、単に、サスペンスやミステリーといっただけでなく、主人公達の内面をいかに表現するかについても注目していた。主演もトム・ハンクスということなので、意味の無いアクション&サスペンス映画にはならないだろうと踏んでい。さらに、アメリの主人公でおなじみ、オドレイ・トトゥの、恋愛&青春ではない作品という事もあり楽しみだった。

 まず、冒頭で「ミステリーか?サスペンスか?」という事で迷っているとふれたが、いまだに良く分からない・・・。しかし、この部分に関しては、しっかりとどちらかに重きを置いていたほうがよかったように思えてならない・・・。どうしてもこの点は残念である。ミステリーとサスペンスでは、明らかにテンポ感が違うと思うのだが、ダ・ヴィンチ・コードは、めまぐるしいアップテンポのリズムで進んでいくため、ミステリアスな部分の余韻に浸る前に、次々に場面が展開してしまう。クイズの質問が出た直後に答えがでてくるような、そんなゆとりのなさを感じてしまった。逆にサスペンスは切れ味とテンポ感が重要だと思えるのだが、にしてはオープニングから、もろもろの詰めが甘いように感じてしまう場面が幾度となくみられるのが残念。さらにサスペンスに欠くことのできない、ハラハラドキドキ感に関しては、ハラハラというよりは、謎解きのワクワクが勝ってしまっているようである。かといってドキュメンタリータッチ風ではないので、何もかにもが次々におこる展開の速さが逆に、テレビの2時間推理シリーズにありがちなノリを感じてしまい、肝心の「主人公達の内面」までは見る事ができなかった・・・。とくに、演技派のトム・ハンクスとジャン・レノが競演していたのだが、充分に持ち味が発揮できたかどうかについては疑問がのこる。そしてオドレイ・トトゥ!28歳。大人の女性・・・綺麗になっていた。まあハイテンポのせいか?2時間30分を飽きさせない効果はあるかもしれないが・・・?ストーリー的にはフィクションという事で、なんでもあり!イエス・キリストに纏わる話から、宗教、政治に至るまで、物語としては楽しめる内容である。ただもう少し、それらの謎を一緒に考察する時間があればよかったと思うのは私だけだろうか・・・?あまりのテンポのよさゆえに?かえって原作を読まずとも、先が読めてしまえる(苦笑)のが大きなマイナスだと感じた。

 後ほど同席していた方達のコメント(下記)を見てもらえばわかるが、今回ご意見をいただいた方達のほとんどが原作を読んでおり物語の終末を知りつつご覧になっている。しかし内容的にもそれなりに満足をされている様子である。全体的には「はっしょっている部分は多いが、よくまとめている」という意見に関しては、原作を読んでいないのでわからないが、「美術関連のものが登場することが多いので、それらを視覚的に理解できるのがいい」という意見に関しては「なるほど」とうなずける。ヨーロッパの町並みや、芸術品の数々を文字で言い表すのは難しい。それらを直接的に眼にする事ができるのだからいいに決まっている。特に夜の美術館などの言い表せないような、美しくも重苦しい、神秘的な雰囲気はスクリーンからでないと楽しめないだろう。そして物語の殆どに出てくるものが芸術品なのだから「観る事ができる」という効果は抜群だろう。たとえば、原作の中で、これらの風景描写をトータルすると何ページぐらいになるのだろう?映画にする事によって何ページぐらい分ぐらい節約できるのだろうか?そんなことをついつい考えてしまう・・・。

 さて、原作を読んでいない私の評価は皆さんに比べて、3点と低いものになってしまったが、もしかしたら頭の中で原作の文字列をフラッシュバックさせながら、場面をあてはめていく、原作回顧のダイジェスト版として見ると面白かったのかもしれない・・・?(私個人的にはありえないが)だとすれば、映画そのものを楽しみたいとおもい、原作を読まずに我慢した私はいったい何だったのだろう・・・。そういえば、この映画を観ながら考えてしまった事がある・・・いつか長編漫画として発表されないだろうか・・・?そうそう漫画は浦沢直樹さん・・・ん〜ぜひ、観て見たい。


パワナビ甲斐・20代 男性 (評価:3.5点)
 様々なところで、色んな形で話題になったダヴィンチコードが映画化され、インターネット上にも数多くの特設サイトが立ち上がっています。絵画関連の商品も色んな業者がこの波に乗じて販売してますね。ただの「小説」にしてはあまりにも加熱しすぎのような気がしますが内容が宗教に関する事で、しかも、その根底を覆すものであれば「小説」とはいえ当事者にとっては大問題なんでしょう。実際は、この小説を発端にいままでそこまで興味を示さなかった人も興味を持ち始めたり、単純に物語りとして、知的好奇心を刺激される人も多いと思います。自分は、殆どの人がそうかもしれませんが、あくまでも小説=物語として映画を見ました。単純に「ダヴィンチコード」という映画として見れば小説を読まないとわかり辛い部分があったり「なんでや!」と思う部分も結構あって、単純に高い点数を付ける事は出来ませんが、「好奇心」をくすぐられたのは確かです。「じゃぁ事実は???」ということに行き着きました。そして、映画館から戻ってインターネットでいろいろと検索してみましたがちょっとした解説文を読むにも、単語や言葉の意味が分からず、その単語を又検索・・・と、あまりにも広範囲で、複雑な事なのですぐに諦めました…

 結局、自分としては知的好奇心をくすぐられた点では5点に近い数字です。何を期待してこの映画を見るか?で大きく評価が変わってくるでしょうね。小説の熱烈ファンには不評かもしれませんし…それぞれの人がキリスト教にもつ知識や印象によっても評価が変わると思います。自分はこれから小説を読みます。小説を読まなくても、楽しめると思いますが、「読んでおけば良かったかな?」と思いました。


■Sさん・30代 女性 (評価:4点)
 小説とだいぶ違っていましたが、小説が結構難しい内容だったのでここまでよくまとめたな〜と思いました。一年前から期待してずっと待っていましたが、期待を裏切られた感じはありませんでした。ソフィー・ヌヴー役のオドレイ・トトゥもアメリのときと違って綺麗になってました(笑い
 

■Mさん・10代 女性 (評価:5点)
 原作は途中まで読んでいます。キャラクター的にも違和感がないし、全体的なストーリーも、とくに分からないところはなく、面白かったです。オジサンだけど(笑)、今回のトム・ハンクスはカッコよかったです。謎解きの部分は「オオッ」って思える部分が多かったです。


■Kさん・10代 女性 (評価:4.5点)
 世界中の綺麗な町並みや、美術品を見れるのがいいです!まるで観光旅行しているみたいです(笑)。原作は全部読みました。やはり映画になってよかったのは、原作では、はっきりとイメージできなかった「もの」が、映画だと視覚的にみれるので、「ああ〜こういうものなんだ」って理解できました。トム・ハンクス、トドレイ・トトゥもイメージどおり!特に殺し屋役の「シラス」ははまり役でしょう!マイナス0.5は、何だかんだいっても原作には勝てないところ・・・でもよくまとまっていたのでいい点をあげます。


■Sさん・10代 女性 (評価:4.5点)
 もちろん原作はよんでいます。雰囲気はでていたと思います。絵画や美術品、特殊なデザインの部屋が多くでてくるので、直接的に眼にすると納得させられます。また、原作でぼかしている部分も、しっかりとビジュアル化してくれているのがいいです。マイナスポイントは、もっと家族の絆など、人間関係のことをしっかりと描いてもらいたかったとおもうところです。場面ごとにちょっとしたフラッシュバックがあるのですが、主人公たちにちゃんと入り込む事ができません。


■bbssさん・40代 男性 (評価:2点)
 原作は読んでいません・・・。映画だけの感想となりますが、事件や謎解きばかりで、主人公達やそれに関わる人々が「何故、そうまでして」という人間模様の部分を大きくはしょってしまっている感じがしてなりませんでした。大味というよりは、謎解きシーンをただつなげ合わせただけのように思えてなりません。どうせ実名がバンバン飛び交うなら、ドキュメンタリーっぽく追いかけていけばよかったと思います。あまりにも原作を意識しすぎたのではないでしょうか?映画のいい部分は原作を元に、映画ならではのアイデアを詰め込む事だと思います。ただ単に視覚効果をアップさせるだけではいけないと思います。これでは、インディー・ジョーンズや、ハムナプトラ、ナショナル・トレジャーより中途半端か・・・。と思えてなりません。そして、意味もなく、映画以外の部分で騒ぎすぎです。昔は口コミがメインなので、いいものしか伝わらなかったのでしょうが、メディアが発達すればするほど、いい作品ではなく、宣伝力がものをいいます。なんか悲しかったのでいろいろ言ってしまいました・・・。

投稿者 matsuda : 12:54 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月30日

フライトプラン [ 劇場/洋画/サスペンス ]

■タイトル フライトプラン
■監督 ロベルト・シュヴェンケ
■出演 ジョディ・フォスター、ショーン・ビーン、ピーター・サースガード
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.833点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:3点)
 2006年初のシネマレビューは”パニック・ルーム””イノセント・ボーイズ”から3年ぶりのスクリーン登場となったジョディー・フォスター主演の”フォライトプラン”からスタート!この3年間というもの、プライベートのほうが忙しかったのに加え、作品選びにも慎重になっていたらしいが、ともあれ、3年ぶりのスクリーンではやる気満々の表情がうかがえる。彼女の来日インタビューによると、オリジナル脚本の主人公は「男性」だったそうだ。さらに「男性が主人公を演じていたら全く違った作品になっていたかも?」なんて語っていたが、今回に関していえば、主人公は女性でよかったと思う。上記のストーリーのようにアイデアは面白いのだが、ヘタに男性俳優が悪者退治にのりだすと、思いの他、普通のアクション映画になってしまう可能性があるからだ・・・。今回の作品は、様々なジャンルの要素が含まれているように感じる事ができる。決してアクション映画ではない。サスペンスにミステリー、部分的にはホラーに見えなくもない。これらの雰囲気はか弱き女性だからこそ出せるもので、主人公の航空設計士カイル(ジョディー・フォスター)の武器といえば、航空機に関する知識と母性本能のみ。肉体的に相手を打ちのめす手段はない。よくありがちな元グリーンベレーだのCIAの○○○だのといった肩書きはいっさいない・・・だからこそ、ある程度の緊張感を維持する事ができる。オープニングから中盤までは、機内の臨場感と共に、映像から感じとれる緊張感を体験する事ができた。
 今回の作品のような、閉鎖的空間での出来事といえば、ジョディー・フォスター主演の前作”パニックルーム”を思い出す方もいるだろうが「知らぬ間に身近な人の存在が消えている・・・」という設定は”フォーガットン”に似ていなくもない(今回宇宙人は無関係)・・・。フォー・ガットンの主演女優ジュリアン・ムーアといえば”羊たちの沈黙”でジョディー・フォスターが演じたクラリス役を”ハンニバル”で演じていたため、少々かぶってしまい、思い出してしまうのかもしれない。また、高度1万メートルの航空機の中といった閉鎖的空間での息がつまりそうな恐怖体験としては、雪山の隔離されたホテルで繰り広げられる惨劇”シャイニング”や宇宙船の中を逃げ惑うシーンが鮮烈な”エイリアン(1)”といった作品が思い出される。絶対に「逃げられない、出られない」という環境は、それだけでホラー的要素となりえる。たとえば、動かなくなったエレベーターの中で、浮気を告白すば、きっと大いなる恐怖体験ができるはずだ。それはさておき、これらはどれも、ターゲットとなっているのが、か弱き女性である。だからこそミステリー要素が強くなり、たんなるアクションムービーにはなりえない。エイリアンなどもシガニー・ウィーバーが強くなってしまってから、いまひとつ恐怖感がなくなった。ましてや男性が主人公となればどんな力技にでられるかわからない?オープニングのシーンからの緊張感も、やはり主人公が女性だったから・・・。その後のシーンも緊張の連続である。とにかく国際線ともなれば、まわりに見知らぬ異国人も多く機内にはある種の緊張感らしきものはある上に、離陸をすれば逃げ場はないわけだから、ジャンボの高度に比例して緊張感も高まる一方である。 
 この作品では、映画を鑑賞する観客がいかに、一緒にフライトしているような錯覚におちいるかが最大のカギである。フライトプランを手掛けたロベルト・シュヴェンケ監督は、本作がハリウッドデビューとなるドイツの若手監督。私自身、彼の事はまったく知らないのでいろいろと書けないが、臨場感に関しては、機内に乗り込むまでの道のりから、乗客がのりこみ、離陸するまで、全て乗客の目線でとらえており、映像や音といった効果から、まるで一緒にフライトしているかのごとくリアルな描写でえがかれている。それだけに無愛想な客室乗務員の描写にもなんだかリアリティがありすぎて?アメリカでは『客室乗務員協会(AFA)が客室乗務員らを悪者として描写しているとして、同作品の鑑賞ボイコットを呼び掛けていたことが明らかになった』とも報じられた。明らかに”悪者”として扱っていない場面でも、上記でも書いたように国際線が舞台なだけに、文化の違いや、ちょっとした言い回し、なにげない表情によっては誤解されなくもないのも確かだ・・・。まあ、映画だからといってしまえばそれまでだが、2001,09,11の同時多発テロ以来、より敏感になっているのはわかるにしても、おおっぴらに「この映画は見てはいけません」なんていわれると、こっそり見たくなるのが心情ではなかろうか?以外に逆効果だったりして・・・・・。とにかく、それほど臨場感があるという事だろう。
 さて、中盤から後半にかけてだが、ここからが肝心・・・畳み掛けるような謎解きの数々に「ウンウン・・・。」とうならされる事を誰もが期待するはず。”オリエント急行殺人事件”のように乗客の誰もが疑わしい犯人探しに、夫が死んだばかりなのに娘までが突如消えてしまい”シャイニング”のジャック・ニコルソンのごとく鬼気迫る表情で、機内を走り回るカイル(ジョディー・フォスター)、さらに舞台は”エイリアン(1)”のようにはるか上空で逃げ場はない・・・・・さらに”フォーガットン”のごとく「もしかしたら存在そのものが?」などなど、面白い要素がたくさん詰まっているはずなんだから、夫の謎の死や航空設計士という特殊な仕事、それらが娘の蒸発などともっと深く絡み合っているかとおもえば、終盤は意外にも・・・・・。
 なんとなく全ての要素が消化しきれずに終わってしまったような気がしてならない。”宇宙人落ち”や”夢落ち”ではなく、話自体はちゃんとした形で完結するが、「せっかくの設定が活かされてないじゃない・・・」そんなふうに思えるのが残念・・・今回の大きなマイナスポイントである。とはいうものの、アカデミー主演女優賞を2度(告発の行方、羊たちの沈黙)受賞している、ジョディー・フォスターの鬼気迫る演技はみもの!映像も、常に彼女が中心となっているため、ファンにとっては必見の作品だろう。

パワナビ甲斐・20代 男性 (評価:3.5点)
 飛行中の航空機内で人が消える。そんな有り得ない設定が今回の「フライトプラン」。突然の夫の死で故郷に娘と帰る事になった主人公カイル(ジョディーフォスター)。搭乗するのは、自分が開発、設計に関わった航空機・・・現場は密室。扉を開けてスカイダイビングできるような高度ではない。誰が何のために??????容疑者は自分と娘以外全員。動機は分からない。ここから、娘捜しの戦いが始まる。
何故か、娘の目撃情報がない・・・客室乗務員が搭乗者名簿を見て事件はさらに謎に包まれる。最初からいなかったのでは?なんて話にまで・・・そんなはずはない!・・・そんな極限の心理状態を見事に演じきるジョディーフォスターはさすがのひと言。物語の設定や展開など一歩間違うとB級映画になりそうだが、プラットの心理状態と同じく紙一重で持ちこたえたって感じか・・・。逆にカイルはこの飛行機にあまりに詳しかったからこそ、通常一般人が進入できない場所にも行けて戦えるのであるが、その場所に行く為の手段に、アイデアがなかった・・・見ていただければわかるが、緊迫感があるだけに少々残念である。・・・架空ではあるが、せっかく巨大最新鋭ジェット機が舞台なのだから、簡単に立ち入り禁止区域に進入できないのが普通・・・。それをエンジニアならではのアイデアで切り抜けてほしかった。マイナス0.5点はその部分ですね・・・。全体的には上映時間も程よく、終始緊張感があって、搭乗者の一人になった気分になります。素晴らしいと思いました。誰もが怪しい感じを持っているし、多国籍の人物がいるというのが分かる細かい演出、日本語のアナウンスも聞こえたりして・・・。何かと悪い印象の役が多いショーンビーンも機長だからこそ出来ること、出来ないことがあり怪しさ倍増!いい感じです。嫌みなエアマーシャルも、挙動不審の客室乗務員も一癖ありそうな乗客もみんなの怪しさが物語をどんどんと複雑にしていきます。機内のセットは天井の高さなど心理的に設計された部分もあるらしく全体的に統一された色調も相まってラストの緊張感はただ事ではありません。交錯する心理状態から目が離せませんよ!

■まっちゃん 40代 女性 (評価:5)
もともとジョディフォスターが好きなんですが今回もとてもステキでした。
ラストシーンはジョディフォスターが演じる役で多くあるような格好いい役で良かったです。

■そのお友達 40代 女性 (評価:5)
女性のたくましさを感じました。自分も子どもがいるので、どんなことがあっても子どもを助けるという親の気持ちにも凄く共感できました。とにかく面白かったです。

■yosiko 20代 女性 (評価:3.5)
ジョディーはよかったんですけど、いろいろふられたネタがやりっぱなしというか?なんかちゃんと説明されないまま、なにもかも終わってしまったようで、いまいち消化不良です。

■隆志 30代 男性 (評価:3)
ん〜、映像的には緊迫感もあって、はじめから引き込まれたんだけど、もっと動機付けなどをしっかり描いてほしかったな〜。ジョディー・フォスターの突然の変貌ぶりもちょっと、引いてしまったっていうか、あそこまでなるには、もう少し時間がかかると思う・・・。突然の夫の死で精神的にまいっていたとか、いろいろ考えられるが、視覚的にもっと順をおってほしかった・・・。機内の人間関係なども、ちょっとした複線かと思えば、なんでもなかったり・・・。全体的なアイデアがよかっただけに残念・・・。

投稿者 matsuda : 20:21 | コメント (0)

2004年10月25日

コラテラル [ 劇場/洋画/サスペンス ]

■タイトル コラテラル
■監督 マイケル・マン
■出演 トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジャダ・ピンケット=スミス
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.500点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:3.5点)
 あのトム・クルーズが「悪役を演じる」ということで話題になっている「コラテラル」!以前アーノルド・シュワルツェネッガー主演「コラテラル・ダメージ」なんていう作品もありましたが、この「コラテラル」とは「巻き添えという」意味で使われているようです。本作でも、あるタクシードライバーがひょんなことから殺し屋を乗せることになり、大変な一夜を体験することになるというお話なのですが、監督は「ラスト・オブ・モヒカン/1992」や「ヒート/1995」の監督としても有名な、マイケル・マンが担当!「ヒート」ではアル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演だけでなく、12分間もある市街銃撃戦が話題となり、また、実話を基にある大企業の隠蔽工作を告発する人間たちの葛藤を描くアル・パチーノとラッセル・クロウが共演した社会派ドラマ「インサイダー」なども手掛けています。そして本作で事件に巻き込まれるタクシードライバー・マックス役のジェイミー・フォックスとはウィル・スミス主演の「ALI アリ/2001」で一緒に仕事をしていますし、ヒロインの女検事を演じるジャダ・ピンケット=スミスはマトリックスリローデッド、マトリックスレボリューションズなどでのナイオビ役が記憶に新しいところですが、実生活ではその名の通り、上記のウィル・スミス夫人としても有名です!
 さあ、そんなメンバーでおくる「コラテラル」ですが、トム・クルーズの悪役ぶりは後回しにするといたしまして、前半、ロスのごく普通のタクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)が、知らぬ間に非日常的な世界へ引き込まれていきつつも、自分を見失わなうようジタバタとしているところなど、ユーモラスでとても面白いです。トム・クルーズ演じる殺し屋ヴィンセントとのタクシー内での会話、そしてタクシーの窓の外にあるロスの風景なども、まるで、自分がそのタクシーに同乗しているかのような雰囲気があって映画を観ているというより、一緒にタクシーに揺られているような錯覚に陥ります。深夜のガソリンスタンド、人気のないジャズバー、高速道路の上の歩道と、何気ない華やかでないロスの背景がとてもお洒落です。昔、ロバート・デ・ニーロ主演の「タクシードライバー/1976」で観ることのできた、タクシーの窓からのぞく独特のニューヨーク感、特にオープニングのシーンは音楽共に臨場感があってい感じがしました。そんな「タクシードライバーのロス版」とまではいかないですが雰囲気はとてもよかったです。
 さて、肝心の殺し屋ヴィンセント/トム・クルーズですが、地味なスーツにクロのボストンバッグ、無精ヒゲの具合もラストサムライとは違った生え方で中々渋いです!また、いかにも殺し屋という感じではないところが逆にプロっぽく見え、特に前半部分はミステリアスな殺し屋ヴィンセント/トム・クルーズと、地元黒人タクシードライバー・マックス/ジェイミー・フォックスの会話がミスマッチで心地よく、派手なアクションシーンは無いですけど、いかにも映画っぽくていい感じです。
 ・・・しかし後半になるにつれて少しづつドンパチも盛んになり、殺し屋ヴィンセントが活発に動き出します・・・すると何故か?トム・クルーズお得意のヒーローっぽくなり(私にはそう見えてしまう)前半部分のミステリアスさがうすれ、プロらしからぬ派手さが目立つのが少々違和感があります。まあ、これがトム・クルーズの持ち味といってしまえばそれまでで、トム・クルーズのアクションファンにとっては、この程度の盛り上がり方では満足できないかもしれませんが、前半の雰囲気がよかっただけに、逆に後半の盛り上がりが私としては普通っぽく観え、印象的なシーンは前半部分に多かったのが少々残念です・・・。とはいえ、このドラマの主要な部分が一夜の出来事なので、約2時間にまとめてはありますが、時間的尺度の臨場感はあると思います。
 そうそう!タクシードライバー・マックス役のジェイミー・フォックスがあるクラブで、マフィアのボスと会話するシーンがあるのですが、メガネを取った瞬間、それっぽく見えるのは流石役者です!何がそれっぽくというのは観てのお楽しみということで・・・。さらに、相変わらずトム・クルーズは物凄く必死に走っています!「太陽に吠えろ」のメンバーの中にはいっても1・2を争う走りっぷりではないでしょうか!ともあれ、よくも悪くもやっぱりトム・クルーズは目立ちます!

PS:殺し屋ではないにしろ、タクシードライバーからはいろんな話を聞きます・・・以前知人がタクシードライバーをやっていた時に、やたらと海岸沿いばかりを指定し・・・はっきりした地名も言わず長時間走らすので、不信に思い、後部シートをちょくちょく振り返る仕草や、話し掛けなどをしていたら、やがて、ある駅の前でおりていったそうですが、後部座席には大きな石がおいてあったそうです。なにに使うつもりだったかわからないけど、その時はゾッとして寝れなかったといっておりました・・・。アル意味殺し屋かも・・・。


パワナビHIDE・20代 男性 (評価:4点)
 こんなトムクルーズ見たことない!という、感想を、どこかのHPで見ましたが、まさにその通りでございました。まずは結論から言うと、ラストシーンは、自分の予想とは、遙かに違っておりました・・・。結局は、序盤のワンシーンにヒントが隠されていたのですが、バッチリノーマークでした。惨敗です・・・(何に?)と言うことで、今回のコラテラルはトムクルーズが暗殺者の役で、「人を殺すのが仕事で〜す☆」と、とっても冷血な殺し屋なんですが、時間とともに、心理に変化が起きていく様が描かれています。その辺を見ていくと面白いと思いました。時間と共にと書きましたが、この映画は一晩の出来事で、しかも、殆どがタクシーの中か殺人現場くらいで、ごく限られた世界での物語です。この設定というか、世界観は面白いと思いますよ。つまらないと思う人もいるかもしれませんが、世の中には、画面はずっと真っ青で音楽だけが流れるっていう映画もあるわけですからね・・・ちなみに題名は「Blue」。
 ところで、最近のトムクルーズは・・・(といってもラストサムライだけかな?)良くも悪くも、少々主役度が低いような気がします・・・今回もトムクルーズに巻き込まれて散々な目に遭うタクシードライバーが非常に目立ちました。トムクルーズファンにとっては寂しいかもしれませんね。映画としてはバランスがとれてて良いと思うんですけどね。そこら辺が、今回の賛否両論ぶりにつながってるんですかね?ちょっぴりひいてしまいそうな位のトムクルーズの冷血ぶり、それに対してのタクシードライバー性格。この二人の対立がどんでん返しのラストシーンを生むことになります。自分は予想を裏切られると面白いと思ってしまうので、今回4点ですが、トムクルーズは”いいやつ”と、勝手に思いこんでいるので、-1点(汗)ゴメンナサイうん!こんなトムクルーズ見たことない!さらに、トム・クルーズがスッテンコロリンと「マジゴケ」を披露・・・えっ演出・・・いや、絶対にマジゴケです!


■T・O 30代 男性 (評価:5点)
 夜景のシーンがとてもキレイで印象に残りました。全体的にも映像の雰囲気が良かったです。トムクルーズの印象も大分違っていましたね。


■ユミ 30代 女性 (評価:4.5点)
 中盤のオオカミが歩いていくシーンが意味ありげで印象に残りました。最初にトムクルーズが言った台詞が意味がある言葉になるんですね。いままでと違うトムクルーズが見れたのは良かったのですが、殺戮シーンが多くて-0.5点です。


■アージ 30代 男性 (評価:4.5点)
 俺は好きです!面白かった。リアルなアクションシーンが見所です!


■M 20代 男性 (評価:1点)
 全体的に今一つ・・・。ストーリーのせいかな?今回のトム・クルーズはよくなかった・・・。むしろジェイミー・フォックスのほうが個性的だった。


■A 20代 女性 (評価:2点)
 全体的に暗い感じの映画でした。もっと意外な部分があるかと思ったがそうでもなかった・・・トム・クルーズの殺し屋役は、よく言えば渋くてカッコイイけど、トム・クルーズの持ち味がいかされているのか?という部分に疑問がのこった・・・。でも、タクシーの中でかかっている音楽はいいですよ!

投稿者 blogpawanavi : 17:33 | コメント (0) | トラックバック

2003年02月10日

レッド・ドラゴン [ 劇場/洋画/サスペンス ]

■タイトル レッド ドラゴン
■監督 ブラット・ラトナー
■出演 アンソニー・ホプキンス、エドワード・ノートン、レイフ・ファインズ
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→4.000点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代男性 (評価:4点)
 今となってはアンソニー・ホプキンスがレクター博士なのか、レクター博士がアンソニー・ホプキンスなんだかわからないくらにはまり役となっている今日この頃・・・そういえばシュワルツェネッガーも未来から来たばっかりの頃は人間に見えなかったような・・・
 さて、トマス・ハリスの原作では、「レッド・ドラゴン」が代1作目、2作目が「羊たちの沈黙」、3作目が「ハンニバル」なわけですが、アンソニー・ホプキンスがレクター博士としてスクリーンに登場したのは91年の「羊たちの沈黙/ジョナサン・デミ監督」が最初で、この作品はアカデミー賞の作品賞・主演男優賞(アンソニー・ホプキンス)・主演女優賞(ジョディー・フォスター)等も獲得し、この手のサイコサスペンススリラー又はホラー作品が増える原動力にもなりました。そして00年に「ハンニバル」が公開され、とうとう、アンソニー・ホプキンスは実生活でも特殊マスクを着用しないと、人と接触できないようになってしまい・・・・・と、これは冗談!まあ、それほどハマリ役だったわけです。
 「レクター博士ファン」の方ならご存知とは思いますが、このトマス・ハリス原作の「レクターシリーズ」の映画化は「羊たちの沈黙」が最初じゃないんですよね!それ以前にも「レッド・ドラゴン」は86年に「マイアミバイス」でおなじみのマイケル・マン監督によって「レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙」とか「刑事グラハム/凍りついた欲望」なんてタイトルで発表されています。(確か顔半分をストッキングのような物で覆った顔がパッケージの中央にバーンとでていますので、こちらは「時間のあるかたのみ」参考にしてください。)ということは、映画化の順番は間違ってなかったということで、今回の「レッド・ドラゴン」はリメイクなわけです・・・
 最新版「レッド・ドラゴン」は、最近キャラクターの存在感に今一つ欠ける作品が多い中、キャラクターもわかりやすく、物語の「雰囲気」にもあってるように感じました。やはりキャスティングにこだわっただけあります。「羊・・・」から「ハンニバル」で「クラリス」役が「ジョディー・フォスター」から「ジュリアン・ムーア」になっただけで(なんとなくガッカリしたファンも多かったことでしょうが、今回はそういったガッカリ感は無し!キャラクターも「アンソニー・ホプキンス/レクター博士」だけでなく、「エドワード・ノートン/グレアム捜査官」や「レイフ・ファインズ/殺人犯ダラハイド」などもそれぞれに魅力的で、感情移入できるようになっているし、ストーリー自体が謎解きだらけで全然わからない!といったような部分もありません。前作の「ハンニバル」に比べて見た目のグロさが少ないく、ショッキングなシーンの好きな方には物足りないかもしれませんが、心の奥底は充分に恐がらせてくれる作品でした・・・冒頭の新聞の見出しが連続で出てくるシーンは賛否両論あるかも知れませんが、全編通して、125分間集中して観ることができます。
 ところで公式ホームページにもキャストやスタッフの生年月日が掲載されていますが、レクター博士ではないときのアンソニー・ホプキンスは現在65歳、ただでさえ「老けた」だの「太った」だのといわれてもしょうがない年齢。しかし原作のトマス・ハリスの執筆活動といったらのんびりしたもので「レッド・ドラゴン/81年」「羊たちの沈黙/88年」「ハンニバル/99年」といった具合にかなりインターバルがあるようです。どうやら、このペースでいくと「ハンニバル」のつづきは約7年〜10年後で、レクター博士も75歳を越える可能性もでてきます・・・・・今後、このシリーズの次回作はあるのでしょうか・・・・・?
やっぱり映画は視覚的に訴えかけてくる部分が多いだけにキャラクター(キャスティング)は大切ですね!「ショーン・コネリー以外はジェームズ・ボンドじゃない!」なんて方もいらっしゃるようです。ブラット・ピットのレクター博士は想像しちゃいけませんねフサフサすぎます・・・・・ニコラス・ケイジはいい感じになってきてますね・・・・・エド・ハリスあたりだと頭の感じだけでなく雰囲気もよさそう!
 そうそう「ミスター水戸黄門」は東野英治郎さんで決まりでいいでしょうか☆


パワナビHIDE・20代男性 (評価:4点)
一言で感想言うと「見やすくなったなぁ』って感じでしょうか・・・羊・ハンニバルにくらべるとドロドロ指数が低かったような気がします、たまーにサブリミナルのように出て来ますが・・・それにしてもこのシリーズの独特の雰囲気はどこから来るんでしょうか、視覚的に恐怖を感じないシーンでも常に精神的に追い詰められる、時間が進むにつれてその恐怖はましていきちょっとした音や場面変化でも心臓がバクバク、その恐怖からは最後まで逃れられないもう、変な汗でまくり(汗)そんな汗かいたにも関わらず、帰りに「羊たちの沈黙」借りようかな?なんて考えてしまいました。これで三部作出そろった訳ですが、なぜかスッキリしないのは私だけでしょうか?「レッドドラゴン」より前の話が気になってしょうがないんです・・・?

■たかみ・10代女性 学生 (評価:4点)
 エドワード・ノートン(グレアム)やアンソニー・ホプキンス(レクター博士)が個性的で、迫力があった。ストーリーも面白かったけど、ちょっと怖いところがあった。


■りょうた・10代男性 学生 (評価:4点)
 わかりにくい部分もあったけど、全体的にストーリーがおもしろかった。


■YM・20代男性 会社員 (評価:4点)
 面白かったです!前作(ハンニバル)よりも面白かった!テンポもよく最後まで目が離せない展開がマル!125分は長く感じませんでした。


■AM・20代性 学生 (評価:4点)
 キャスティングがよかったと思います。気持ち悪い度も前作(ハンニバル)より控えめで女性にはおすすめ!最後まで気をぬかないでくださいね☆


■TK・20代男性 会社員 (評価:4点)
 恐いシーンはなかったんだけど恐かった!


■HN・20代女性 会社員 (評価:4点)
 この手の映画は心臓によくないですね(笑 でも、前作までよりは、グロテスクなシーンが少なかったので見やすかったです。

投稿者 blogpawanavi : 12:20 | コメント (0) | トラックバック


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