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2006年02月26日

ナルニア国物語〜第1章・ライオンと魔女(日本語吹き替え版) [ 劇場/洋画/ファンタジー ]

■タイトル ナルニア国物語〜第1章・ライオンと魔女<日本語吹き替え版>
■監督 アンドリュー・アダムソン
■出演 ジョージー・ヘンリー、ウィリアム・モーズリ、アナ・ポップルウェル
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→4.250点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:3.5点)
 50年以上前に書かれたC・S・ルイスの人気ファンタジー小説「ナルニア国ものがたり/全7巻」をディズニーが映画化した作品。映画は3部作として構成され、その第1章となるのが「ライオンと魔女」である。今回先行上映にて観賞したのは「字幕スーパー」ではなく「日本語吹き替え版」。字幕スーパーだとナルニア国を創造した王のアスラン(ライオン)の声をリーアム・ニーソンが担当。「リーアムの声がアスランをより引立たせていた」などの声も聞こえてくるが、その辺のニュアンスはまったくわからないのであしからず・・・。ビジュアル的には大雑把に言ってしまうとロード・オブ・ザ・リングにハリー・ポッターを足して2で割り、子供が大好きな甘〜い、ナルニア風のファンタジーソースをたっぷりかけて、アニマルクッキーをトッピングしたような、ディズニーならではの子供向けの内容になっている。したがって、日本語吹き替え版を子供と一緒に観賞する方も多いのでは?たとえ、リーアム・ニーソンのファンだとしても小さな子供達におねだりされているお父さんお母さんは我慢せざるをえない。この作品には上記のアスラン(ライオン)と同等の強烈なキャラクター”白い魔女”が登場する。昨年日本でも公開されたキアヌ・リーヴス主演の”コンスタンティン”で大天使役を務めたティルダ・スゥィントンが”白い魔女”を演じている。”コンスタンティンの大天使役”とキャラクターが若干かぶるが、こういう人間らしからぬ役柄はピッタリだから仕方がない。「日本語吹き替え版」では、大地真央が”白い魔女”の声を担当している。大地真央の声も迫力があって悪くなかった。吹き替えに関しては、全体的にみても、スクリーンのキャラクターより有名タレントの声が前にでる(ハウルの後ろにキムタクの顔がちらつくような)ような事がない分、スクリーンに集中できるのはよいところ。
 以前は若干B級映画っぽさを残していたファンタジーというジャンルも。CG等の技術の進歩により。過去においては「映画化不可能」といわれていた作品などが次々と映画化され、近年ではロード・オブ・ザ・リングシリーズやハリーポッターシリーズのような世界的に大ヒットしたファンタジー超大作があることから、ファンタジー作品となると、どうしてもそれらと比較されてしまうのは今後においても仕方のないところ・・・。今回観賞したナルニア国物語は子供向けディズニー映画であるが、試写会、先行上映を見に行った友人達の話の端々にもロード・オブ・ザ・リングシリーズと比較している部分が実に多く、それだけにこういった作品に対する”大人の”期待度も大きく膨らんでしまっている。ロード〜のスタッフなどの名前も見受けられ、戦闘シーンや魔法などのCG描写や、ファッションやキャラクターなどヴィジュアル的に似ている部分も多いにで仕方のない事だが、私の友人達を含め、比べる方の殆どはロードより評価を下げている。しかしナルニア国物語そのものが狙っている対象年齢層がロード・オブ・ザ・リングシリーズとは異なっており、さらに小さい子供達でも用意に理解できるような内容になっている事から、表現なども、よりストレートだし、ある意味稚拙に受け取れる部分もある。戦闘においても、あまり残酷な描写は描かれていない。そんな事から、直接的に比べるのはどうかと思われる・・・。あくまでもディズニー映画だという事を忘れてはいけない。大人の方はその点を理解しながら観賞し、無理やり比べるなら採点基準を代えなければならないと思う。逆に、たとえ大人といえども「ロード・オブ・ザ・リングシリーズはなんかごちゃごちゃしていてわかりずらい、もっと気楽にファンタジーを楽しみたい」という方は、絶対にナルニア国物語のほうが楽しめるはずだ。
 上記のような事から、CG等の完成度は高いが、ストーリーの展開など、大人の目から見れば、突っ込みどころはあるかもしれない。がしかし、その部分はあくまでも突っ込む部分ではないと認識した上で、よかった点と悪かった点をあげてみる。
 まず、よかった点は、表情豊かな様々な種類の動物達が、主人公の子供達と同じ言葉を喋り、ともに、ひとつの目標に向かって進む内容。善悪がはっきりしているので、子供でも理解できる。そして連帯感やマナー、モラルといった部分を子供達が団体の中で体験しつつ成長し、やがて責任感を持ち、相手を思いやる気持ちの大切さをわかりやすく映像で教えてくれる・・・。CGの完成度でもうならせてくれる。ライオン(アスラン)の表情や、滑らかな動きが特に印象的だが、ライオンが大将というのはあまりにもベタだ・・・。しかし、この物語の中では「いや親分はやっぱりライオンだろう」と思わせてくれるほど威厳があり、リーダー役としてはヘタな人間よりむしろ、子供達はライオンにスケールの大きさを感じるであろう。これによって、ナルニア国のリーダーとなるべき者のイメージが子供でも想像できるのはよい。大迫力の戦いのシーンも残酷ではないので、子供達に見せても安心。そして作品はシリーズ化されるようだが、次回へ続くというものではなく、しっかりと完結されているのはよい。そうでないと子供達は、結末が気になって夜も眠れなくなる・・・。次回作の観客動員を考えれば”ぶつ切り”も有りなのかもしれないが、映画は無料で観賞できるドラマではないのだから”ぶつ切り”して売り上げに結びつける手法は、個人的に好きではない・・・。
 逆に悪いと思われる点・・・・・なるべく「原作を忠実に再現」というのはいいのだが、それは大人へのアピールであり、子供達にとってはわかりにくいものになっていないか?という点。ディズニー作品にも色々とあり、限りなく大人向けなものもあるが、この作品は、原作を読んで理解できる世代よりもさらに下の世代の子供達も見る可能性が多いので、もっともっと面白おかしいほうがよかったような気がする。もちろん「これ以上わかりやすかったら大人が見るに耐えない」という意見もあるかもしれないが、どうも最近のファンタジーは幻想の世界といいつつ、変なところでリアルさが求められたりしている感じがする。そのわりに、別世界とはいえ人間の子供がいきなり馬を自由自在にあやつり、重たい剣を振り回し、自分の倍ぐらいある体の大きな化け物を切り倒す事は普通にOKだから不思議だ・・・。むしろトランプの兵隊達などを、やっつけるほうが子供達の夢や想像力が広がると思う。さらに約140分という長い上映時間(180分から削ったと聞いたが?)から、子供を持つ親として、トイレなどを含めての不安がない事もない・・・。あくまでも個人的な意見だが、大人向け、子供向けを考えると、どうしても「帯に短し、襷に長し・・・」といったものに感じてしまった。せっかく楽しい夢のある映画なので、もう少し子供を意識して作ったとしても、私は「大人が見るに耐えない」とはいわない。
 そして、いい点、悪い点とは違うが、”白い魔女”ティルダ・スゥィントンのコアなファンにとって見逃せないのは、今回、彼女のアクションシーンが見れる事だ。ピーター(四兄弟の長男)との一騎打ちのシーンなどでは、香港映画バリの決めポーズを取ったりも・・・。私生活では母親であるティルダ・スゥィントンだが、何かのインタビューで「今回初めて子供にも観せられるような映画に出た・・・」などと語っていた。
 とにかく、子供が主人公だしスクリーンを見ているだけでも、大体の内容はわかるので、トイレ問題のみクリアできれば、小さいお子さんでも観賞できる。小学校高学年ぐらいからは、字幕スーパーでもOKなのでは?私は、子供達と一緒に劇場に足を運び、子供達の楽しそうな表情を思い出しつつ、色々な感想を聞いてみたいと思った・・・。
 しかし、何故か私の最近のファンタジー映画の点数は3.5点ばかり・・・ロードにしてもハリポタにしても、ナルニアにしてもだ・・・原作の凄さやCGの凄さはわかるのだが、個人的にその1作品のみを見て3.5点以上をつける事ができない・・・多分、この手の作品は1作品だけみると3.5点が最高なのだろう?シリーズもの・・・いやいや・・・シリーズものにも1話完結から3話完結などいろいろあり、同じ土俵にあげる事はできないが、全体的な話が完結してから総評として点数あげていけば、もしかして4点や4.5点などをつける事もできるだろう。が、それでは1本勝負をしている映画達に悪い気がする・・・。そのような点からみれば、今回のナルニア国物語のように、シリーズでも1話完結系のほうが好ましい。子供でなくとも、マトリックスの2作目のラストように「ネオどうなっちゃうのよ!」でブッと切れると、やるせない思いのやり場に困ってしまい、ついつい晩飯を食べ過ぎてしまう。

パワナビ甲斐・20代 男性 (評価:4点)
 ずっと前に予告で見たナルニア国物語・・・ファンタジーは嫌いではないんですが、「第1章」というのが非常に憂鬱でした。。。完結しないと思いながらラストシーンを待つ事ほど辛いことはない・・・。と思っていたんです。しかし、原作を読んでいない自分の無知さからの誤解で、ちゃんと「ライオンと魔女」としてのストーリーは完結するのであります。と、いうことで、もし、自分と同じような気持ちで敬遠してる人が居たらご心配なさらずに、安心してご覧ください(笑)。結果的には「面白かった」。というより、「凄かった」という方が正確かもしれません。公式ホームページによると、60種類の架空の生き物が作られたそうなんですが、ロードオブザリングでさえ12種類。と考えるとその作業だけでも凄いです。しかし驚くのはその出来でしょう。半人半馬のケンタウルスや半人半山羊のフォーンなど、実写とCGと作り物が入り交じった映像なのにとてもリアル!いやリアルすぎる・・・。空想の生き物だから「リアル」なはずが無いんですが・・・妙にリアルです(笑)。
 リアルといえば・・・ナルニアの国を作ったアスランという名のライオン。このアスランは本物?!!!どうみたって本物のライオン・・・・・。でも・・・CGなんですよね・・・・・もう、何がホントで何が嘘なのかわかりません。とにかく2年の歳月をかけて作っただけはありますね。
 そんな細かなつくりとは裏腹に「意外と話がバタバタ進んだ」という部分がマイナスポイントのように感じます。それを除けば素晴らしかったと思いますね!!!しかし、なんでこんなに見た目のリアルさに自分がこだわっているかというと、以前、たまたま某喫茶店でこのナルニア国物語のTV版が流れていたのを見たことがあるんです。この「TV版ナルニア国物語」の登場人物達があまりにもデフォルメ・・・いやいや、悪い言い方をすると”あまりに適当”だったのです。あえて「ダサダサ」にしてる様子は見受けられないし。ただ単に着ぐるみショーになってしまっているのです。とりわけアスランなんか「そこらへんに売ってるぬいぐるみの方がよっぷどリアルよ」って感じでした(笑)。
 最新のCGを使った映画だから、かなりリアルな世界観を表現するんだろうなぁと想像はしていましたが、想像以上でした。ファンタジーだから許されるCGのオンパレード、むしろ、CGを使わないとうまく表現できないファンタジー。原作を読んだ人は自分が想像していたナルニアの風景や生き物たちの姿と今回の作品で描かれたそれらとのギャップを楽しむのもいいかもしれませんね。
 原作は細かい描写はなく、読者がいろいろと想像しやすいように書かれているそうですが、映画もそんな感じです。時間的制約でそうなったのか、あえてそうしたのかは分かりませんが、かなり、バタバタ話が進みます。ジャッキーチェンみたいに修行のシーンを沢山は見せてくれませんので、いつの間にか兄弟達はたくましく育っています。とてもおおざっぱです(笑)。かと思えば、魔女の魔力が弱まってるのはドレスの色で表していたり(なんだそうですよ)・・・全然気がつきませんでした(笑)。なんども見るといろんな楽しみがあるのかもしれませんね。今回は、映像のすばらしさだけに目がいってしまった感じで、重要なナルニアの世界観には入り込み切れなかったので、今度はぜひ、違う角度から見てみたいと思います。


■Aさん・10代 女性 (評価:4.5点)
 ルーシーの純粋さが印象にのこりました。戦いのシーンも迫力があって面白かったです。ただ、細かい点で?な部分が多かったのが気になりました。


■Kさん・10代 男性 (評価:4.5点)
 映像がとてもきれいで、四人兄弟も魅力的でした。はじめは兄弟に厳しいだけの長男のピーターが、ナルニア国に入ってから責任感や使命感がでてきて頼もしくなりました。戦いのシーンもよかったのですが、終わってみると以外にあっさりしていたのでちょっと戸惑いました(笑)。


■Oさん・50代 男性 (評価:4点)
 ファンタジー映画を見ると、童心に返るからいいですね。映像も迫力があって素晴らしいと思いました。長男が少し頼りないような気がしました(笑)。しかし成長する切っ掛けが突然すぎて、最後の戦いも不安なまま見てしまいました。

■OKさん・50代 女性 (評価:5点)
 面白かったです。兄弟の個性がうまく生かされて物語が進んでいましたね。一番小さいルーシーの演技も素晴らしかったです。喧嘩しても、裏切りがあっても、家族の愛は素晴らしいですね。後半はちょっと急ぎ足だった気がしますが、とても楽しめました。

投稿者 blogpawanavi : 2006年02月26日 15:07

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