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2005年07月02日
宇宙戦争 [ 劇場/洋画/SF ]
■タイトル 宇宙戦争
■監督 スティーブン・スピルバーグ
■出演 トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ
みんなの平均点→2.857点
シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。
■パワナビ松田・30代 男性 (評価:3点)
宇宙戦争(原題WAR OF THE WORLDS)と聞いて古いSFファンが、まず思い出すのは、SF小説としては余りにも有名なH・G・ウェルズ原作の”宇宙戦争/The War of the Worlds”や、映画なら1953年、ジョージ・パル監督作品の”宇宙戦争/THE WAR OF THE WORLDS”だろう。このジョージ・パル監督の”宇宙戦争”は、H・G・ウェルズ原作の”宇宙戦争”を元に火星人による地球侵略を描いた作品だ。小説も映画も、この2作は歴史的な作品だと思うが、今回、6月29日世界同日ロードショーという形で公開された、スティーブン・スピルバーグ監督による”宇宙戦争”もH・G・ウェルズ原作のものである。1953年のジョージ・パル監督の時代は様々な演出で恐怖感をあおり、その演出効果は今なを、色あせるものではないだろう。しかし、1953年当時演出効果はとくらべれば、そのまんまストレートに表現できるほど撮影技術も格段に進歩している今日、何が飛び出すのかと、この作品に期待を寄せていたオールドSFファンが世界的にも多いことは想像できる。
H・G・ウェルズ原作、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ&ダコタ・ファニングでおくるH・G・ウェルズ原作の”宇宙戦争”!コレだけの名前が連なれば、世界同日上映というお祭りがあってもおかしくはないと考えられるほどの迫力だ。たとえばH・G・ウェルズ原作”透明人間””タイムマシン”といった世界的な定番メニューもあるが、スケールを考えれば、世界的なお祭りになりえるのは、この”宇宙戦争”しかないはずである。そして作品のプロモーションでは毎回のように、世界のトム・クルーズと、”アイ・アム・サム”や”アップタウン・ガールズ”など、キュートな演技で世界中にコアなファンが多いダコタ・ファニングの顔が仲良くならんでいるのだから、たんなるSF映画以上の期待が高まってもおかしくない。特にショーン・ペンと共演した”アイ・アム・サム”で涙した人なら、ダコタ・ファニングの演技には大注目といったところであろう。今回はどこで泣かしてくれるのだろう・・・などなど。
さて、作品の感想だが、点数を見ていただければ、コレだけの世界的な大作の割りに何故か低い・・・。決して意地悪をしているわけではないのだが、大きなマイナスとしては、結末はどうであれ、スッキリ感にかける事がまずあげられる。作品を通して、大よそだが監督が何をいいたいかぐらいは理解できる。原作は1950年代と古いものだが、宇宙人と宇宙人の持つ最強兵器のデザインは変わるにせよ、なすすべもなく逃げ惑うだけの人間がえがかれているのは今も昔も同じだ。もう何十年も前から現代社会において、この誰の物でもない大いなる地球を、訳のわからない勝手な理由と、殺戮マシーンで侵略しようとしているのは、宇宙人ではなく人間であり、そんな人間の横暴のために生活の場を失い、逃げ惑っているのは、人間以外の動物や大自然である。「なんもかんもわかった気になって、我が物顔でやりたいホウダイやっている人間達よ、お前らのやっている事はこういうことなんだぞ」と言わんばかりの叫びは作品を通して伝わってくる。しかし、ここまで世界的期待され、大々的な興行を実行するなら、ハッピーエンドであれ、悲しい結末であれ、やはり万人がスッキリと席を立てなければならない。その部分は、超大作の宿命である。
先日、この作品を鑑賞し終わった後、映画の大好きなデザイナーの友人と、夜明かしで映画の話をした。その時、ちょうど”宇宙戦争”の話題となった。「内容や監督のやりたい事、狙いは理解することは出来るけれども、なんか終わったあとの、爽快感、スッキリ感が無かったよな〜。切れが悪いというか、残尿感のような・・・」「これだけ騒がれると、こんなんでましてけど〜、とか、こういうのもありだよね〜!なんて笑えないから難しいよな〜」そんな会話をした。この”宇宙戦争”はかなりの割合で視覚的に訴えてくる部分が多い。ヒューマンドラマの要素はあるが、ヒューマンドラマではないので、明らかにその部分に割ける時間はすくない。ということは、今回の大きなテーマでもある、人間の家族愛、親と子の絆のようなものを、もっと視覚的に分かりやすく出してほしかったというのがある。私と友人との話の中で「SF映画で、親子の絆を、だらだらとした台詞もなくサラッと分かりやすくみせてる映画って何かな?」そんな話になった。その時に出てきたのがB級近未来SF映画”ロボコップ”の1作目の話だ。主人公の警官マーフィは、犯人を追いかけるうちに、返り討ちにあい、人間としての機能を失いかけていた。そんな時、ロボット開発会社からの要請により、マーフィは生きたままロボットの警察官となって、再び勤務させられる。しかし、改造前に全て消し去ったはずのマーフィーの記憶が、ロボコップになっても消えずに、再びビジョン化されてよみがえる・・・・・。この現実を受け入れられずに苦しむマーフィー/ロボコップ。というものだが、ロボット化しても、生前?の子供や奥さんとの生活が忘れられない様子が、フラッシュバックなど画面を通して悲しいほどよくわかる。さて、視覚的にどのシーンが、親子の絆を「サラッ」と描いていたかというと。マーフィーがまだ人間だった頃、よく拳銃を西部劇のガンマンのように、クルクル回してフォルスターに入れるのを不思議そうに見る相棒に「ああ、これか?これはテレビのヒーローがよくやってるんだ、コレをやってやると息子が喜ぶんだよ」・・・。そして、彼はロボコップになり、全ての記憶を失ったかのように見えたのだが、ふとした瞬間に、れいのクルクル鉄砲回しを無意識にやってしまうのだ。それを見ていた相棒が「まさかマーフィーでは?」となる。何気ないシーンなのだが、ロボットになってまで潜在意識の中に、息子が大好きだった動作が忘れずにいる部分にロボットだが、生前?の人間性が感じられる。自分の名前はわすれても、この動作が潜在意識に保管されていたということが、いかに子供の事を愛していたががよくわかる。ベタな演出といえばそうかもしれないが、時間をかけずに短時間で絆を理解してとれるシーンだ。この”宇宙戦争”では、主人公の家族が複雑な家庭環境だというのは視覚的にもわかり、父親(トム・クルーズ)が子供達との信頼関係をとりもどそうとするのは分かるのだが、どのくらいその愛情が深いのかが、今ひとつ分かりにくい。「あるアメリカ人一家の視点から人類の未来への生き残りをかけた愛と勇気の壮絶な戦いを描く」という事が大前提にある事から、観客は終始、別段特殊能力を持つでもない、あるアメリカの家族と行動を共にしなければならない。そして、宇宙人とやりとりするよりは、極限の状態の中での人間同士のやりとりが多い。”宇宙戦争”というタイトルから、派手な戦闘シーンばかりを期待するとかなり裏切られるかもしれない。基本的には父子が共に逃げ惑うシーンがメインで、破壊のシーンは背景といっていいだろう。その中で本当に印象に残るような親子愛、家族愛のエピソードが、もっと分かりやすく描かれていればよかったのだが、結局はそのような印象的なシーンがないため、結局、宇宙人が暴れるシーンに目が行ってしまう・・・しかし、元々戦闘シーンをみせたい映画ではないので、また、注目はトム・クルーズとダコタ・ファニングの掛け合いに戻る。しかしそこまで掛け合いをするわけでもなく、悲鳴とともに逃げる、逃げる、逃げる。悪い言い方をすれば、視覚効果以外は掴みようがないともいえる。 そう!映像は見ているだけで素晴らしいものがある。ロケーションを駆使した撮影は、CGを使っていても質感や重量感はタップリあるし、俳優の演技がどうのという問題でもない。特に前半部分は何かを期待させるだけのものはある。もったいないのは後半部分・・・。
古い作品をリメイクのようなスタンスで製作するとき、今回のような有名なSF作品は、役者でみせることよりも、あながち撮影技術がよくなっているだけに、まずはそこに目が行ってしまい、その部分の良し悪しが重要なポイントになる。そんなことから、ヒューマンドラマや、歴史ドラマにくらべ非常に難しいジャンルだと思う。そして、視覚的な面からも、SF超大作といわれれば、観客は過剰に期待をしてしまう。たとえは悪いが、本来は強いはずの競走馬が、レースの流れに乗れず、ギクシャクし最後まで鋭い足を使えず、可もなく不可もなく、力を出し蹴れないまま、ゴールをしてみれば3着だった・・・。そんなぎこちなさがのこってしまった・・・ん〜なんとも残念だ・・・。
■パワナビHIDE・20代 男性 (評価:2.5点)
えぇ〜、出だし好調、相手チームのクリーンナップも見事に押さえ、楽勝ムードの7回表、点差は5点!このまま勝ち越しと思っていた。が、しかし、7回裏からじわりじわり追いつめられついには逆転されてしまった!何とも言えないこの悔しい気持ち!ん〜んん、何でよ!もう!!!って感じに、終わった後最初に思った感想を例えてみました。スピルバーグとトムクルーズって事で、かなり期待していただけに。。。低い点数となってしまいました。
まず「宇宙戦争」という邦題。見終わってみると、これが何ともしっくり来ない。ピッチャーがファーストミットもってる感じ、別に絶対駄目!って訳じゃないけど違和感・・・因みに洋題は「WAR OF THE WORLDS」これならまだ解るが、「宇宙戦争」はいまいちしっくり来ないのです。
特に難しい事はないんです、地球の生命体以外から地球が攻撃された時に人類はどうするか?そして、その結末は!って事ですよ。それを、1つの家族を中心に描いているのですが、「宇宙戦争」とか題名を聞くとどうしても地球規模、宇宙規模の戦いを想像してしまいます。最新の戦闘機が飛び交い、専門家が攻撃方法を見つけ出し、反撃開始!!!ってな具合に、ベタベタですが、タイトルからだと致し方ないでしょ。前半はそういう匂いがするのでイイ感じに緊張感が高まってきます。おぉキタキタ〜!そこからかよ〜!、すげぇ、冷酷だぁ〜。戦争が始まるぞぉ!逃げろ〜。ってな具合に。が、しかし、ここからだぁ!って時にヒューマン色が強くなる。上記のように大戦を期待していると、一気に肩透かしを食らう。期待しなければOKなだけの話しですが・・・。
しかし、映像、緊張感などは流石スピルバーグ!超リアルな世界を創り出しています。冒頭の細胞の映像からドンドンと引いて行く画などはすんばらしいぃ。そういう部分だけを見れば満点でもおかしくは無いと思う。しかし、皆さんが言うとおり、結末がね・・・。
宇宙人に言いたい。人類より遥かに知能が高く、100万年も計画期間があるならそれくらいの事気づかんのかい!!!
■20代 男性 (評価:2.5点)
題名から、スターウォーズのような感じの物を想像したりしてかなり期待を込めて見たせいか思ったより面白くありませんでした。後半からが特に・・・内容からすると、もっと侵略的な題名にした方がすんなりと受け入れたと思います。
■KK 女性 (評価:2.5点)
映像は素晴らしかったですよ!でもストーリーがね〜。トム・クルーズの見せ場はどこ?って感じの?マークな内容でした・・・。最近だと、どうしても”インディペンデンス・デイ”と比べてしまうのです。あちらは”宇宙戦争”より、全体的に稚拙で、漫画っぽいところがあるのですが、ストーリーの中に入りこめたのは”インディペンデンス・デイ”ですね。面白いとか、面白くないの前に、なんか?
■KM 男性 (評価:3点)
SFでありながら、プライベートライアンのような生っぽい映像。ダコタ・ファニングもよかった。でも、公開前の盛り上がりからすると・・・・・・って感じかな・・・。
■J 男性 (評価:3.5点)
とにかく、はなっから昔のSFと思って、映像だけ見るべきだね!そうすればかなり楽しめるよ。前半のシーンは「凄い」に尽きる。ラストは個人的にも読めたから、特に何も感じなかった。
■R 女性 (評価:3点)
私はかなり、ダコタ・ファニングに期待していたから、ちょっと残念だったかな〜。内容としては、山場がどこにあるのかが分かりにくかった。何か、そこに向かって話が進んでるはずなのに。ちょっと疑問がのこりますね。でもダコタは可愛かった。
投稿者 blogpawanavi : 2005年07月02日 18:44
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