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2005年04月18日

コンスタンティン [ 劇場/洋画/SF ]

http://www.pawanavi.com/staff/2005/10/post.html■タイトル コンスタンティン
■監督 フランシス・ローレンス
■出演 キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、ジャイモン・フンスー
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.666点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

■パワナビ松田・30代 男性 (評価:3点)
 「俺の名前はコンスタンティン・・・ジョン・コンスタンティンだ」・・・・・昔からこの手のセリフは主人公が悪者(逆も有り)に向かって言う決め台詞だが、もちろん相手は言葉のわかる人間に決まってる。しかしこのジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は悪魔に向かって汚い言葉を交え、決め台詞を発する。この作品でのキアヌの役を一言で言えばエクソシスト。エクソシストとは”悪魔祓い師”のことで、同名の映画作品でも、神父が少女に取り付いた悪魔を追い払うシーンが有名だ。正式にはイタリアのカソリック神父の中から正式にローマ法王から任命される”悪魔祓い師”だそうで、現代でも、医者と連携しつつ近年も急増しているそうだ。精神科医は多くの患者の中で、分裂症や多重人格者にあてはまらない「病気とはみとめられない」患者をエクソシストに紹介し、逆にエクソシストは、神父としての日常業務により、精神的に悩める多くの人を、信頼のおける精神科医に紹介する中、どちらのケースにもあてはまらない少数者に”儀礼”を行なうのだそう。そういうことで言えば、映画エクソシスト(1974/米)でマックス・フォン・シドー演じるメリン神父は、エクソシストといえるが、こと”コンスタンティン”に関していえば、その活動はかなり過激で、”悪魔祓い”というよりは、過激な尊攘志士を見つけては討つ新撰組のように”悪魔のブッタギリ”をしている・・・追い払うなどといった生易しいものではない・・・。そんなわけで、地獄の悪魔達からも多大な恨みを抱かれつつも、また、一目置かれる存在でもある・・・。
 地獄と天国、そして人間界を行き来するヒーロー達は、日本のアニメーションや漫画でも沢山描かれているが、このコンスタンティンも、原作は米DCコミックス社で大人向け作品を扱う”バーティゴ”から出版されている”ヘルブレイザー”シリーズで、ユダヤ・キリスト教的な死後の世界をリアルに、そして“天国と地獄はこの世と共存している”というアプローチを用い、直接的な表現で実写として見せるという難しい事にチャレンジしている。原作がアメコミだから「派手な地獄のクリーチャーが目白押し」と思われるとちょっと違ってしまうかも!あくまでも大人向けのコミックスだ。もちろん「リアルに描く」といっても、シュールな感じではなく、ビジュアル的に表現している部分が多いので、飽きるような内容ではない、なにせ”あの”キアヌと、”ハムナプトラ”のレイチェルワイズが引っ張っていくのだから・・・。
 日本の漫画やアニメでは地獄や天国を分かりやすく、極端にいえば正義と悪のようにも描かれているが、ユダヤ・キリスト教に限らず、これらの真理をリアルに映像化というのは中々難しい・・・特に子供が見て、単純に「いい・悪い」と判断できるわけでなく、全ての善と悪が複雑にからみあい”バランス”を保っている・・・。特にこの作品の主人公”ジョン・コンスタンティン”の苦悩を理解するには、ユダヤ・キリスト教などそれらの文化圏で生活をし、あたりまえのように体に染み付いていないと入り込めないところがあるかもしれない・・・。もちろん国の問題ではなく、日本人であっても、その辺を理解できる方々は沢山いると思うが、これはあくまでも「知ってる」だけじゃなく「体に染み付いている」という事が重要だと思うので、このような言い方をさせてもらった。
 今回点数は3点だが、この3点は、私が個人的に、上記の宗教的な世界を、ごく浅く見聞きして知ってはいても、体の中にまで入り、血となり肉となっていない事から来る点数かもしれない。それゆえコンスタンティンの苦悩をどうしても頭で考えてしまい、理解してしまおうとおもう・・・そこでワンテンポの遅れがでてしまう・・・。音楽関連の映像の仕事が多く、今回、映画監督デビューとなる”フランシス・ローレンス”の名前もあり、ことさらビジュアル的な部分がクローズアップされている作品だが、監督的には「多くのビデオやCM出身の監督のように極端な映像重視に陥ることなく、あくまでも物語とキャラクターに重点を置いて演出している」といっている。そんなことから逆に、荒ぶる超エクソシスト”コンスタンティン”の苦悩がもっと理解できれば点数はあがるだろう。ただ、悪い言い方をすればリアルさも、派手さも中途半端だったような気もする。しかし、どちらかに偏ると、駄作といわれたり、マニアックと受け取られたり、こちらのバランスも難しいところだ。そんなことからキアヌの演技も微妙なところなのだろうが、もっと主人公に感情移入できれば、もう一歩近づけたかもしれない。
 さて、なにかとマトリックスと比較されているが、両者には共通している部分は”人間のイメージを映像化”しているl事。そしてイメージの世界と現実世界を、自由に行き来できる主人公がキアヌであるということ。映像だけでなく、それこそ単なるイメージとして比較されるのも無理はない。しかし”人間のイメージを映像化”という事にかんしていえば、”マトリックス”はほぼ何でもありだったのに対し、”コンスタンティン”で表現する世界は、少なからず個人個人のイメージがある程度確立されているので、非常に難しいと思う。おかしな話だが、キアヌのイメージまでひっくるめて、「いいキャスティングだ」という人と「キアヌじゃなければ」という意見が極端に分かれそう・・・人間界においてイメージとは怖いもの。40歳のキアヌ・・・確かに若くみえるが、”アヴィエイター”の”レオナルド・ディカプリオ”同様に選択の時がきそうだ(苦笑)。

PS:この作品は実に音楽関係者・バンドマンが多い、監督の”フランシス・ローレンス”からして映像作家として”ブリトニー・スピアーズ””ジャネット・ジャクソン””ウィル・スミス””エアロスミス”など音楽界の超スーパースターとの仕事をこなし、02年には、南米の歌姫シャキーラのビデオ”スエルテ”でラテン・グラミー賞の最優秀ビデオ賞を獲得している。主演の”キアヌ・リーブス”は自信のバンド”ドッグスター”のベーシストとして活動しているのも有名。悪魔側の伊達男”バルサザール”を演じる”ギャビン・ロズデイル”は、プラチナ・セールスを記録したロック・バンド“ブッシュ”のリード・シンガー、ギタリスト、ソングライターとして世界的な成功を収めているし、”サタン”役のピーター・ストーメアは彼をブレイクさせた”コー
エン兄弟”の”ファーゴ”にちなんで“ブロンド・フロム・ファーゴ”という名のバンドを結成し、作曲とギターを担当。近々、デビュー・アルバムの発売も予定している。また、伝説のエクソシスト”ミッドナイト”を演じる”ジャイモン・フンスー”は22歳のときにファッション・デザイナーの”ティエリー・ミュグレ”に見いだされ、彼のモデルを経て、その後、数多くのミュージック・ビデオに出演し、音楽業界の一流監督やミュージシャンと仕事をしている。とにかく悪魔はロック、ポップス、ヒップホップ、ラテンなど明るく騒がしい音楽が好みらしい。

パワナビHIDE・20代 男性 (評価:3.5点)
 マトリックスでは現実とバーチャル世界(どっちがどっちかは別として)、そして今回のコンスタンティンでは現実と地獄をを行き来するキアヌリーブス。果たして彼は、これから先、現実の世界のみの役を演じられるのだろうか・・・?次は何処と何処を行き来するんだろうか・・・ そんな事はさておき・・・おくんかい(; ̄Д ̄)!えーマトリックス番外編「コンスタンティン」←違うっ!キアヌリーブス主演最新作「コンスタンティン」!マトリックスを上回るとんでもない非現実世界(と思ってるだけ?)を最新のコンピューターグラフィックスで再現しています。しっとりと湿った現実世界。灼熱の地獄絵図。暖かく全てを包み込むような天国。現実と天国は見るからに"それ"なんですが、今回「おっ!」っと思ったのは地獄の風景。「地獄」と言うと閻魔大王がいて、悪魔達が地獄に堕ちた罪人達を釜で湯がいたり、針山を歩かせたり。。。と言うのは日本の?イメージですが、この映画の地獄はあくまでも"現実的"でした。というのも、天国と地獄そしてこの世は常に平行して隣り合っているとう作品のコンセプトがあるからで、キアヌリーブス扮する主人公「ジョン・コンスタンティン」達が見る地獄はまさに現実の地獄といった感じです。
 作品自体は「非現実」を描いた物語ですが、ストーリーや設定が作品に「現実味」をプラスしています。天使や悪魔は人間界に直接手を下せないのです。「ハーフ・ブリード」という仲介的な存在を通して人間界に影響を与えます。そうすることでこの3つの世界の均衡を保っているんですね。まぁしかしどこの世界に規則を破る物はいるわけで、この規則を破り均衡が崩れると「ジョン・コンスタンティン」が登場するわけです。「自分の世界にかえりなっ!クソったれ!俺はジョン・コンスタンティンだ!」ってな感じで!この「ジョン・コンスタンティン」というキャラクターがまた独特でヒーロー?そうでもない?って感じの妙な奴です。一日30本も煙草を吸い、もちろん吸い殻はポイ捨て!口も悪いし、人使いも荒い・・・一癖あります。他のキャラクターも多様で、聖書に出てくる天使や悪魔達がわんさか登場します。が、聖書での立場や人物(?)とは少々というか全然別人(?)です。そこらへんの事は映画の前にHPなどでチェックしておくと悩まずに済みますよ!「あんたホントに大天使ガブリエルか???」なんて事にはならないでしょう。しかし、最近の映画はこの「ホームページを見ていった方が良い」って事が多すぎるような気がします!

2時間の間だけで理解させてくれ!
それでなくてもオイラ頭悪いんだから (ノ-_-)ノ ~┻━┻ 頼みますよ!
その世界の方々!

で、点数ですが、HPの件や、どうしても自分のなかでマトリックスの印象が強く3.5点とさせて頂きました。しかし、強烈なオープニングなど、見所は満載ですよ!突っ込みどころも!


■Mさん 30代 男性 (評価:4点)
 最初から最後までドキドキして飽きずに見ることが出来ました。特に冒頭のシーンは度肝を抜かれましたね。心臓に悪い!程よく先が読めるのも楽しいと思いました。


■がんこ 20代 女性 (評価:4点)
 CMなどから、結構チャラチャラしたような、今風アニメの実写版をイメージしていただけに、その内容の重さにビックリでした。ちょっと理解できない部分もありましたが面白かったです。


■芳江さん 20代 女性 (評価:4.5点)
 キアヌもカッコよかったですが、ヒロインの”レイチェル・ワイズ”が良かったです。”ハムナプトラ”も見たけどこっちのほうがいいな〜。天使ガブリエル役の”ティルダ・スウィントン”とサタン役のピーター・ストーメアは、なんかそれっぽかった。”AI”のジゴロロボットを演じたときの”ジュード・ロウ”にも驚いたけど、あの人達は絶対に人間じゃないです(笑)。


■べろ 30代 男性 (評価:3点)
 実際、あまり期待していなかったけど、とりあえずチェックしようと思ってみたから、意外に面白かった。最近キャシャーンを見たせいか、あんな感じのものをイメージしてしまった。マイナスは淡々としているようで、バタバタになってしまったところかな?そのせいで退屈しなかったともいえるけど。

投稿者 blogpawanavi : 2005年04月18日 18:17

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