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2005年03月29日
アビエイター [ 劇場/洋画/ヒューマン ]
■タイトル アビエイター
■監督 マーティン・スコセッシ
■出演 レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ブランシェット、ケイト・ベッキンセール
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ
みんなの平均点→4.000点
シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。
■パワナビ松田・30代 男性 (評価:4点)
アビエイターとは飛行機士または飛行家の事・・・。この映画は大富豪でありながら極度な潔癖症!いつでもティッシュ箱を小脇にかかえ奇人・変人と歌われながら、飛行機士(アビエイター)のほかにもレーサーや映画製作、航空会社設立や一般・軍用航空機開発など様々分野で活動し、その私生活でもハリウッド女優と関係を持つなど日々、活躍と奇行をくりかえす、謎の多い人物”ハワード・ヒューズ”の伝記的な作品。日本ではあまりなじみのない名前だが、アメリカでは有名な人物で、この作品では”レオナルド・ディカプリオ”がその役に扮している。
油田採掘のためのドリルの発明で巨万の富を得た父親の遺産を相続し、生まれながらの大金持ちであり、極度に神経質で過保護の母親に溺愛され(彼の潔癖症の原因でもあり、彼は一生悩まされる)幸せな生活をおくる一方、友達は少なく、遊びといえばゴルフやメカいじりが主だった。この頃よりスチームエンジンのパーツからオートバイを作るなど、エンジニアとしての才能の片鱗を見せ付けている。しかし16才で母親が他界し、18才で父親も他界、18才にして巨万の富を得るにいたる。容貌はプレイボーイといわれるだけあって、本物のハワード・ヒューズもハンサムな男だが、航空界での活躍や業績は上記のごとく歴史にも残るものがある。1935年にヒューズ航空機制作会社を設立するかとおもえば、自ら開発した飛行機でスピード世界記録を更新。1937年にはロサンゼルス〜ニューアーク間を7時間28分で飛び、これも新記録となる。1938年にはニューヨーク〜パリ間を3日19時間17分で飛びリンドバーグの記録を破るり新記録を樹立。さらにリンドバーグが設立した航空会社TWAを買収したりもした。第二次世界大戦が勃発すると、大型の軍用輸送機の開発にのりだしたり、当時では考えられなかった、大陸横断の旅客飛行にも挑み、ワシントン〜ロサンゼルス間の飛行に成功した。ハリウッドでもその名を残し、映画の監督・製作業を通して、この作品にも実名で登場する、キャサリンヘップバーン、エバガードナー、エロールフリン等、数々の名優達との交流も公私共に深い。中でもこの作品の前半に出てくるハワード・ヒューズ監督・製作作品”地獄の天使”(1930年作品)はスタンリー・キューブリックが選ぶ映画ベスト10の中にもオーソン・ウェルズの”市民ケーン”などと片をならべランクインしている。当時は87機もの現物の戦闘機を購入し、本物のフライトを撮影するといった、世界最大級の大規模な撮影を要した大作である。作品的には話題にもなりヒットはしたものの、けた違いの制作費と製作日数によって金銭的な回収には至らなかったようだ。他にも”暗黒街の顔”や”役ならず者”が上げられる。1976年、腎臓機能不全で死亡。その当時ハワード・ヒューズの遺産は90億円だったといわれる。
しかし、知っている人には退屈かもしれないような”ハワード・ヒューズ”のプロフィールを、なんでこんなにも長々と書いたかというと、日本人にはあまりなじみのない”ハワード・ヒューズ”という人物の伝記的作品なわりに、その幼少期の描写や、人となりがあまり詳しく描かれていないからだ・・・。もちろん作品を見ていれば感じ取ることはできるが、知っておいて損はしないはず。アメリカではあまりにも一般的過ぎるのか?大まかな彼の生い立ちを知らないと、「ルールですから」とあたかも知ってて当然のようにあしらわれると腹も立つので、そうならないためにも知っておいてもらいたい。映画を見る前に勉強なんていうのもおかしなはなしだが・・・・・。
この作品で監督を務める”マーティン・スコセッシ”といえば”タクシー・ドライバー”をはじめ”レイジング・ブル””ケープ・フィアー”など”ロバート・デ・ニーロ”とのコンビが思い出される。今回のアビエイターで主演を努める”レオナルド・ディカプリオ”とは”ギャング・オブ・ニューヨーク ”以来のコンビとなる。監督的には”ギャング・オブ・ニューヨーク”でも”レオナルド・ディカプリオ”の演技力を非常に高く評価している。そういえば”レオナルド・ディカプリオ”主演の”ギルバート・グレイプ”などを見てもわかるように、その演技力には若い頃から定評があった。それとは裏はらに”ギルバート・グレイプ”以降はなんとなく役者としてではく、変にアイドル的なイメージだけが先走り名前だけでヒットはするものの、役者としての”レオナルド・ディカプリオ”の技量は過小評価されているように思われる。自分はファンではないが、”マーティン・スコセッシ”と出会って以降の”レオナルド・ディカプリオ”は明らかに路線変更というよりは、自ら方向転換しているように見える。それはまるで失ってしまった時間をとりもどそうとするかのような作業にも見える。”ギルバート・グレイプ”から”ギャング・オブ・ニューヨーク”の間に”タイタニック”という世界的大ヒットを経験するものの、役者としての自分の立場に満足がいってなかったことは彼の様々な発言などからもわかる。”ギャング・オブ・ニューヨーク”以降の出演作品としては”キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン”などは自分も好きな作品だ。そして、この”アビエイター”では彼の役者魂が120%発揮されているといっても過言ではない。どちらかといえば、彼を好きではない私がそう思うのだから間違いない・・・。この作品は上映時間も長く、上記のように”ハワード・ヒューズ”を知らなければ
「レオはなにやってんの?」と思われる危険性をひめている・・・。となれば、”レオナルド・ディカプリオ”の背景を感じ”ハワード・ヒューズ”に多少なりとも熱いものを感じなければ、ただの「金持ちボンボンわがまま野郎、勝手に苦しめムービー」になってしまう。両極端な意見が聞こえてきそう。かなり評価がわかれる映画だろう・・・・・。そんな訳で私個人的にもゼロ点でも満点でもどちらでもありで、大げさだがどちらをつけた人の気持ちもわかる。ともあれ、とにかく洋画映画の好きな人は見ていて損はないだろうという思いから4点をつけた。
さて、今回のアカデミー賞では”レオナルド・ディカプリオ”が主演男優賞にノミネートされていていながら、そこまで熱演していたにもかかわらず、受賞出来なかった・・・。(”ジェイミー・フォックス”が受賞、その他のノミネート者は”ジョニー・デップ””クリント・イーストウッド”)今回作品の鑑賞が終わり、映画館のロビーで皆さんから感想を聞いている時、昔からの洋画ファンという方とかなりの時間雑談をした、その方は女性だがこうつぶやいていた「レオナルド・ディカプリオの演技って凄いんだけどなんかヒトツたりないのよね・・・きっとアカデミー賞を受賞できなかったのもそんなところじゃないかしら?」とくにアカデミー賞という「賞」を受賞できたからどうというのはあまりおもわないが、「なにかヒトツたりない」彼女の言葉がひっかかり、その方と一緒にしばし考えて見た・・・。「そういわれてみると”アビエイター”の中でも彼は非常に様々な表情をみせるわね・・・彼の表情からはいろんな昔の俳優さんの影を見てとれるわ・・・でもね・・・」が、しかし、デモネ〜が最後に付くのである。「じゃあ比べて見ましょうか」といって比べてみた。いろいろと出たが代表的なものとして”ジャック・ニコルソン”のような鬼気迫る表情をするが、そこまでサイコにはみえないし、大げさではない・・・。”ロバート・レットフォード”のように振舞うが、少々気品にかける・・・。”ポール・ニューマン”ばりのヒゲをつけてみて、少し枯れてみせてもどこかスマートさにかける・・・。かといって”マーロン・ブランド”のような危険な香りはしない・・・。”ロバート・デ・ニーロ”ほどキレれない・・・。かといって絶世の美男子なわけでもない・・・。「きっと彼は演技がうますぎるのね、みんなりアルになりすぎて、彼の演技が当たり前になっちゃうのよ!それよりレオ様とかの言われ方のほうがインパクトがあるじゃない。今でもレオ様のイメージがあるし・・・キムタクがどんなに泥臭く好演しても結局キムタクでしょって思っちゃうじゃない・・・。」これはまさに本格的な役者が一番嫌うことだ・・・お客さんが勝手なイメージをかかえ込んで。役者がどんなに頑張っても意味がなくなってしまうからだ。”ジェームズ・ボンド”のイメージを嫌った”ショーン・コネリー”。”スーパーマン”に縛られたくなかった”クリストファー・リーブ”。金銭的には”タイタニック”で成功したものの”レオナルド・ディカプリオ”としては”ギルバート・グレイプ”から”ギャング・オブ・ニューヨーク”の間で役者としてかなり遠回りをさせられたのかもしれない・・・。”金”は稼げたし、”タイタニック”があったから今の彼がいるともいえる。まったく無意味とはいわないが・・・。若い頃から役者としての評価を受け、若くして金銭的にも成功する一方本当の意味での未来が見えなくなり、自分が本当にやりたかった事に帰ろうとしているのではないか?彼はもともとアイドルスターではなく、本物の役者だから・・・。なんとなく、そういう意味では、”ハワード・ヒューズ”にかぶって見えてしまう部分が多い。ラストシーンの言葉は”ハワード・ヒューズ”の言葉ではなく、まるで”レオナルド・ディカプリオ”が「本当の自分はまだ取り戻せていない・・・これからが本当の勝負なんだ・・・。」と言っているように聞こえるが、アビエイターのラストシーンみなさんはどう感じるか・・・?
果たして本物の飛行馬鹿アビエイター”ハワード・ヒューズ”を演じた”レオナルド・ディカプリオ”は本物の役者馬鹿の域に達しているのか、ご自身の目で確かめてもらいたい。
■パワナビHIDE・20代 男性 (評価:4点)
なんなんでしょう、この感じ。つまらなかった訳じゃない。でも面白かったとひと言で言えない。それは、エンディングのせいなのか・・・他の原因なのか・・・でも4点とか付けてるし・・・特に3時間弱の上映時間にしては「なげぇ〜よ」っていう感覚もない。気合いの入りまくった レオナルド・ディカプリオの演技の賜物か・・・マーティン・スコセッシの魔法か・・・次々出てくる女優のお陰か・・・ん〜後からだんだんと味がしみ出てくる食べ物のような感じかな。見終わった後にいろいろ考えると「面白かった」といえるのかもしれない。というよりは「良かった」の方がピンと来る感じでしょうか。
18歳にして莫大な遺産を引き継ぎ、夢と希望に惜しみもなく巨額を投じる伝説の人「ハワード・ヒューズ」。喝采を浴びる映画、最速の飛行機、最大の飛行機、沢山の美女・・・全てを手に入れたようで、現在では「病気」とされている症状にずっと悩まされ続ける。「アビエイター」=飛行士(家)だからといって、この映画に、興奮やスピード、スリルなどを求めて「ハワード・ヒューズ」がどんな人かも知らずに見ると、「はい?」って事になります。自分はそれに近い状態でした・・・逆に事前に「ハワード・ヒューズ」に関して予備知識をもっていると色んな事が感じられると想います。ちょっとした表情や、行動にも一つ一つ意味があると気が付くと想います。これに関しては「ハワード・ヒューズ」役のレオナルド・ディカプリオのこの映画に対する強い思いが感じられました。そして、内容とか、いろんな事を気にしないとして、自分が好きだったのは「色」映画全体の「色」が好きです。もちろん映像的な色彩もそうですが、「空気」みたいなものが強く印象に残りました。色んな場面より全体的な印象の方が強いんです。感覚に部分なので言葉にするのは難しいですが、同じような感じ方をする方もいるかも知れませんね。
この映画の感想には直接関係ないかも知れませんが、映画を見終わってHPでいろんな情報を見て、思ったのが色んな映画を見たいって事でした。「ハワード・ヒューズ」の作った映画は勿論、マーティン・スコセッシ監督の映画、キャサリン・ヘプバーン主演の映画・・・などなど。出来る限り見たいと思います。少なくともハワード・ヒュー監督の「地獄の天使」は見てみたいですね。もうすぐDVDにもなるみたいですし!自分も空の世界に憧れていた時期があったのでその点では飛行機にここまで情熱を傾けた人にはすごく興味があります。まぁ、自分の空への夢は「視力が足りない」というなんともお粗末な理由で絶たれた訳ですが(´Д`;そんな、こんなで、点数は4点。
ちなみに、同じレオナルド・ディカプリオ出演で「キャッチ ミー イフ ユー キャン」が4.5点でした。も一回見たら、もっと興味が出てくるのかも知れないです。そんな映画だと思います。
■ASさん 女性 (評価:4点)
ハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)の恋人役でキャサリン・ヘップバーン(ケイト・ブランシェット)の名前が出たりして、昔普通に好きだった女優さんだったので、「へえ〜あの当時こんな私生活があったんだ〜」なんてみてました。特にキャサリン・ヘップバーン役の”ケイト・ブランシェット”はとても雰囲気がでていたと感心しました。個人的にはレオナルド・ディカプリオが好きなわけじゃないのですけど、彼の演技は凄かったですね!かなり長い映画でしたけど時間の長さは感じなかったですね。マイナス点としては、子供から大人になるシーンなどで、何か一つほしかったですね・・・アメリカ人ではないので、ハワード・ヒューズという人事態をあまり身近に感じていないせいもあって、なんでこういう大人になったのかもう少し深く知りたかったというところです。
■どとうさん 男性 (評価:4.5点)
レオナルド・ディカプリオは好きじゃなかったけど、アカデミー賞関連ニュースなどで、よく耳にした作品だったから見に来た。好きじゃないせいもあって、思ったとおり、はじめは受け付けなかったけど、物語が進むにつれてディカプリオの演技に引き込まれていった・・・。ハワード・ヒューズはアメリカでは有名な人物かもしれないが、日本ではあまり耳にしない人物なので、ハワード本人のイメージがまったくない・・・そんなことからどうしてもディカプリオの悪いイメージがそのまま焼きついてしまう。自分にとっての悪いイメージとはタイタニックだ・・・。もともと演技には定評のあった俳優だが、なんとなくアイドルっぽさがぬけ切れなかった。しかし、今回の作品でおおきく評価がかわった。時間は気にならない。マイナスはラストシーンかな?自分は好きじゃないね。
■陽子さん 20代 女性 (評価:4点)
主人公の謎な部分が多くて感情移入しきらないまま終わってしまった。もう少し、生い立ちなどを入れてくれると良かったとおもう。そうすれば主人公ハワードが大空に入れ込む訳を充分理解できたように思います。でも、戦闘シーンや飛行シーンはとてもよかった。自分は女だけど、なんとなくロマンを感じました。あと女優さん達もフィルム事態の見せ方かもしれませんが、古臭く見えてよかったと思います。音楽も素敵でした。
■Yさん 20代 女性 (評価:3.5点)
レオナルド・ディカプリオにもう少し迫力があって、上映時間がもう少し短くて、少しでも航空機の歴史など知っていれば満点だったと思います。インターネットとかでハワード・ヒューズを勉強してから、もう一回みれば4.5ぐらいにはなるかも。でも迫力ないから満点にはならないかな〜。
投稿者 blogpawanavi : 2005年03月29日 18:12
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