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2004年06月08日
デイ・アフター・トゥモロー [ 劇場/洋画/パニック ]
■タイトル デイ・アフター・トゥモロー
■監督 ローランド・エメリッヒ
■出演 デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ
みんなの平均点→3.428点
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※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。
■パワナビ松田・30代 男性 (評価:3点)
今回レポートした作品「デイ・アフター・トゥモロー」は地球温暖化がもたらす異常気象の驚異をCGを駆使した大迫力の映像で限りなくリアルに再現!さらに、あの「インディペンデンス・デイ」や「GODZILLA/ゴジラ」を手掛けたローランド・エメリッヒ監督の最新作ということで話題になっております。この監督さんは以前にも1988年に「スペース・ノア」という、地球軌道上に浮かぶ二人乗りの小型気象衛星の乗組員が、地表で起きた異変に気付くも軍からの圧力などの中で様々な思いをめぐらすといった作品を手掛けていることから、なんとなく今回の作品への複線はあったのかな〜とも思ったりもします。
さてインディペンデンス・デイやゴジラさらにデープ・インパクト、アルマゲドンだけでなく、その昔、オーソン・ウェルズが火星人を襲来させてからというもの、1974年に「宇宙戦艦ヤマト」が地球の平和をまもるため遥かイスカンダルへと旅立ち、そして1979年の「メテオ」で地球に隕石が落下しはじめたころより、この手の作品には必ず「敵」ともいえる隕石やエイリアン・怪獣が存在し、人類の平和を守るために少数のヒーロー達が未来を背負って旅立ち、その背景で愛・友情・勇気などが描かれるといった内容が多く、その流れこそ「正に王道」といった展開なんだと思います。王道の展開で行けばちゃんと闘うべき目標があって、それを乗り越えるために結束するといったことができますが、そんな王道から外れた「デイ・アフター・トゥモロー」では、そのような「敵」はいません・・・。あえて「敵」というなら自分達人間自身で、わかっていながら地球温暖化現象を加速させているという点では誰に責任をなすりつけるといった事もできず、はやい話が「上を向いて唾をはくとどうなるか?」をわかりやすく見せてくれている映画なわけです。
エイリアンや怪獣なら、地球滅亡の怒りや悲しみをぶつける相手もあり、隕石なら衝突する前にあれやこれやできますが、環境破壊のつけがまわり自業自得の結果を呆然とながめるだけでは中々パワーもわいてきません・・・。映画をみながら、最近太ってしまい中々ダイエットができない自分はいろいろ考えてしまいました・・・人間・・・いやいや、自分に置き換えるとどうなるんだろう?どんなに健康に気をつけ運動をしていても、思わぬ事故などは防ぎようがありません・・・このケースはどちらかというと隕石やエイリアンといったもので、破滅の道を歩むわけではなく言ってしまえば「運がわるかった・・・」という事になります。逆に私の「最近太ってしまい・・・」などということは、原因はわかっており、様々警告も発せられいるにもかかわらず暴飲暴食を繰り返すといった、なんとなく地球温暖化現象問題に似ているような気がするのです。そんなわけで、いざ体調を壊したところで、加害者がいるわけもなく、誰のせいにすることもできず、怒りや憎しみのパワーすらおこらずに、ただ反省とやるせなさが漂うだけ・・・といったなさけない結果を前向きに受け止め、死んでさえなければ、ここからでも遅くないから最善の手をつくし頑張ろう!と立ち直る力をふりしぼるだけです。
デイ・アフター・トゥモローが世に多い作品と違うのは、世界滅亡へのカウントダウンの中で、なにかに怒りをぶつけたりすることもできず、戦いの中で勇気やプライドを示すことはおろか、それを少しでも食い止める猶予さえないままに現実を受け止めなければならないあまりにもリアルな絶望感を描いているところです。劇場で観ているだけでもその絶望感は大きく、「こうすれば、ああすれば」なんて考えてる暇はありません・・・大自然の猛威の前にハイテクだの何だのはおもちゃも同然。作品中にでてくる「スペースノア」を意識したような小型気象衛星の2人の乗り組み員が登場するシーンは印象的で、ハイテクに囲まれ、地球上の変化が手にとるようにわかるのに、なすすべなくみまもるだけ・・・。さらにリアルで質感タップリの津波がNYを押し寄せるシーンでは、土派手な白波がビルを被うといったものではなく、巨大な質量がゆっくりと街を飲み込んでいく様子が大迫力で表現され、そしてLAを襲ういくつもの竜巻が発生する瞬間や巨大な雲の壁はCGとわかっていながらやはりゾ〜ッとします。
と、まあ「デイ・アフター・トゥモロー」にてCGによる様々恐怖体験をしてきたわけですが、長い間、「こうなる可能性がある」とのことで作られてきた様々作品の多くは外からの攻撃に対してどうすかをシュミレーションし、私達を常に「安心」させてきてくれましたが、21世紀となって、大きな災いをもたらすものはエイリアンでも怪獣でもなく自分達人間であるというのがなんとも皮肉で悲しいです。どの映画でも人類を救うための作戦的にはその災いの根本となる部分を破壊せよということで、ついに自分が自分を抹殺しなければならないのです。もう映画を観ても安心することは出来なくなってしまいました。そんなことから仮に作戦を指揮するはずの大統領自身が凄まじい排気量の専用ジェットや巨大なリムジンにのって移動するなどはシャレにもならず、ましてや環境破壊という点からみれば「戦争」など言語道断!地球にとっては「大統領あなたこそ最大の敵」であります。できればデニス・クエイド扮する古代気象学者のジャック教授のようにホンダ・インサイト(注)(確かそうだったと思う)のようなハイブリッド・カー(ガソリンエンジンと電気両方で動く車の事)や世にいうエコ・カーにのらなければならないということになります。
さて、私自身、この映画を見て、つくずく地球のスリム化と同時に自分も心と身体のスリム化をはからないと怖いことになるぞ〜と感じてしまいました。そういえば調度1年前にレポートした「ザ・コア」なども地球内での異変を描いた作品で、どうやら近年では外敵から身を守るといったシュミレーションよりも内部の危機を描いたほうが、よりリアリティがあるといったところでしょうか?実際に環境破壊が進んでいる以上、隕石などよりも確実に地球を蝕んでいることはあきらかです。
と、いろいろ考えさせられる作品ではありますが、マイナスポイントしては、やはりみなさんの感想と同様に、キャラクター達それぞれの生活などの複線があまりないため、家族関係など想像の範囲を越えず、なかなか感情移入ができないことです。ただそんなことはまるっきり無視してバーチャルな世界を堪能する遊園地のアトラクションだったら100点満点の凄さでしょう!冷房強めならさらにGOODで、迫力の映像があなたの脳裏に焼きつくこと間違い無しです!しかし遊園地のアトラクションではなく、映画なのでその辺は重要かな?と思いますので大きくマイナスしました。
それにしてもこの監督さんにかかるとアメリカの大統領は上がったり下がったり大変です、特に大統領が声明を読み上げるシーンがよくでてきます。インディペンデンス・デイのクライマックスの感動シーンの1つはやはりそこかと思いますが、何故か感動とはうらはらに苦笑せずにはいられなくなります。今回もそんなシーンが登場しますが、やはり苦笑でした。個人的に大統領達のセリフはもっと別な人にサラっと言ってもらうほうが好みなのです・・・・・・。
(注):ホンダ・インサイト
搭載されるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)システムは、通常走行時はエンジンが主体だが、スタートや加速時にはモーターがアシストし、減速時はブレーキ回生を利用してバッテリーに電気を蓄えエネルギーロスを減らす。燃費も非常にいい!リヤのタイヤは半分ボディーに隠れ、デザイン的にはシトロエンに似ている。
■パワナビHIDE・20代 男性 (評価:3.5点)
う〜ん。4点とか4.5点とかっていいたいところなんですが、あえて3.5点!映像に関しては、もう、5点以上です!迫力も、リアルさもびっくりです!ロケいらねぇ〜じゃん!って感じですよ・・・建物が凍りつくシーンや、大波が街を襲うところなんて、実際に起こったらこんな感じなんだろうな〜って思いました。地球を覆う大きな低気圧も水中に沈んでいる物や、車・・・動物園から逃げ出したあいつらもか・・・とにかく想像を遙かに超えてます。
さて、ストーリーの方なんですが、地球温暖化の深刻化によって、引き起こされた超自然災害によって、世界各国で深刻な被害が発生し、ついには地球全体が温度を下げ始め、氷河期へと向く様を、人間の心理描写と共に進めていってます。家族に疎遠だった人が、家族のために命を掛ける。愛する人のために命をはる。異常事態にも関わらず、くだらない規則に悩まされる・・・集団心理で行動する人、専門家の話を信じて行動するひと・・・と、様々です。この人間ドラマの部分も良いとはおもうんですが、自分は起こりえる災害の部分を重点に見ていたので、その部分に関しては、後半、NY中心に描かれているので、すこし物足りなさを感じました。アメリカ映画だからしょうがないですが、前半に出てきた、各国の様子も知りたかったですね・・・しかし、そうなると、ドキュメンタリー番組みたいになっておもしろくないかもしれませんね(^_^;)
とにかく、どっちにしても、地球温暖化は問題だ!って事は十分に解りました。ゴミを減らす。アイドリングストップ。自然を大切に。なるべく二酸化炭素をはかない。
オイオイ・・・(>_<)。芸能人は歯が命といっていますが、その前に地球が壊滅したら、芸能人もへったくれもないので、子孫の為にも地球に優しい人になりましょう・・・って何の話や・・・いや、実際、映画は「娯楽」と言ってしまえばそれまでですが、いろいろと考えさせられるのもまた映画なんだと思います。みなさんも、地球に優しい人になるべく、この映画見てみてはどうでしょう?
お金にちょっと余裕のあるときは、ハイオク満タンで出来るだけクリーンな排ガスを出すようにしているパワナビ☆ヒデでした。
■クリリン 20代 男性 (評価:4点)
全体を通して、迫力のある映像で、楽しめました!映像に関しては、どこ、ってことはなく、全部印象的でした。
■メラニン 20代 女性 (評価:5点)
おもしろかった! 迫力もあって満点です!逃げ出した動物に襲われるシーンの最後は・・・○○○って、思ってたのになぁ・・・○○○ってほしかった。
■エル 30代 女性 (評価:2.5点)
ローランド・エメリッヒ監督の作品はインディペンデンス・デイも観ましたが、とにかくアメリカ大好きな監督さんなんですね(笑)。この手の作品にはつきものですが、自由の女神が今回も印象的でした。昔みた「猿の惑星」のラストシーンから、やはりアメリカの象徴なんでしょうね。全体的に自然現象などのCGは迫力があり、特に気象衛星から眺める地球の様子はリアルでした!でも、ドラマ性がなく最初から最後までサラ〜ッと終ってしまったような感じがし、心に残る人間模様がなかったのがマイナスです。
■エリー 30代 男性 (評価:2.5点)
テーマのわりに案外さばさばしていて、映像は凄いがストーリーからの緊迫感が感じられない・・・。災害が起こるまでの複線や様々な人間関係をもう少しほりさげてもらえないと感情移入ができない。そのせいか後半もあっけなく終ってしまったような気がする。
■よっしー 30代 男性 (評価:3.5点)
かなりリアルな自然災害シーンであることは間違いない!氷や水、風といったものが美味く表現されていた!比較するのもなんだが少々臭すぎのアルマゲドンに比べれば、実際に今、問題とされている地球温暖化現象の行き先のひとつをこの目でみることができたのはよかった!キャラが活きていればなおよかったのだが・・・残念。
投稿者 blogpawanavi : 2004年06月08日 16:58
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