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2003年10月27日
Kill Bill / キルビル [ 劇場/洋画/アクション ]
■タイトル Kill Bill / キルビル
■監督 クウェンティン・タランティーノ
■出演 ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、千葉真一
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ
みんなの平均点→3.714点
シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。
■パワナビ松田・30代 男性 (評価:3.5点)
「R-15」「残酷」「凄い」「キモイ」「超B級映画」と、各方面のメディアで、今一番話題になっている映画「Kill Bill / キルビル」がいよいよ公開となりました。日本版ではオープニングに“This film is dedicated to master filmmaker Kinji Fukasaku”という、故・深作欣二監督(仁義なき戦いシリーズ、バトルロワイヤル)に贈られたメッセージからはじまります。タランティーノ監督自信、深作欣二監督とは、親交もあったそうで、特に「日本のヤクザ映画が好きだった!」というタランティーノ監督としては尊敬する監督だったようです。また、キルビルは残酷なシーンが多いということでバトルロワイヤルと同様に「R−15」となりましたが、バトルロワイヤルが公開前から、それらの「指定問題」で話題になり、逆に「R−15」が売りとなって動員に繋がったように、タランティーノ監督的にもなんだかんだといいつつ「R-15」は、むしろいい宣伝材料になったのではないでしょうか・・・・・?
今までタランティーノ自信が「出演」でなく「監督」をしている(笑)代表作といえば、「パルプフィクション」「ジャッキーブラウン」でしょうが、どちらにもタランティーノらしいチープ感が漂い、それがセンスよく音楽とミックスされ、意外とスタイリッシュに見えたりして、うまいこと独特の世界観を演出していたように思います。
今回レポートした「Kill Bill / キルビル」は、タランティーノ監督が子どものころ大好きだったという、日本映画や香港映画、韓国映画に出てくる「女性のヒーロー」ものに共感して作ったと監督自身がインタビューなどで語っておりましたが、なんでも「西洋の映画では、戦う女性というのがあまりいなかった」そうで、特に梶芽衣子や志穂美悦子とかの日本映画を観て「闘う女性は凄い!」と思ったそうです。そういえば、自分も子供の頃、志穂美悦子の空手アクションを見て凄いと思いましたが、そんなフィルムまで見ているとは、本当にマニアックなタランティーノさんです。これって、日本人が70年代のカンフーブームの時、ブームに便乗して作られたTVシリーズの「燃えよ!カンフー/デビッド・キャラダイン」を見ていることより凄いです。そういえばデビッド・キャラダインはキルビルでは「切られるビル」という大役で登場します(笑)。
キルビルはとにかく、彼が子供の頃に見て「カッコいい」と思ったものを全てとりいれちゃったわけですね!ヤクザ映画、時代劇はもちろん、カンフー映画やマカロニウエスタン、はたまたジャパニメーションまで!!こうなってくると、どう料理しても、どうにもならないでしょ!多国籍料理とはチョット違いまして、どちらかと言うと、子供が考える「奇妙な料理」のそれににていますね!カレーとハンバーグと焼肉をラーメンにいれたような・・・・・。「ほら、俺の作った焼肉カレーハンバーグラーメン食っってみなよ!美味いよ!」といったのが、そこいら辺のオッサンじゃなく、タランティーノなんだから手ごわいですよね!内容を聞くと「それいれすぎじゃない?」なんだけど、盛り付けも以外に綺麗だし、子供は食べちゃいけないなんてとっても刺激的!
アメリカのふつ〜の子供にとっては、全くの異世界、異民族の、それもいろんな意味で凄く刺激的でマニアックな映画を愛したタランティーノ少年がやがて大人になり、地位も確立し、資金も調達でき、まるで自分の夢をそのまま形にするべく、今まで歩んできた「オタク道」を振り返るように精力を傾けた作品「Kill Bill / キルビル」!映画の冒頭にある「故・深作欣二監督に・・・」というよりは、どちらかというと自分に捧げる作品のような感じがします。
そして変にマニアックな監督だけに、細かい部分への気配りも充分行き届いています(笑)。千葉真一(サニー千葉)などは、そのものズバリ「TVシリーズ・影の軍団」時の「服部半蔵」が「伝説の刀鍛冶・服部半蔵」としてそのまんま出演しちゃってます!さらに今回の劇中で出てくる「神に会うては神を斬り、仏に会うては仏を斬り〜」というセリフは「柳生一族の陰謀」からの流用と、いちいち、こだわっています。「バトルロワイヤル/死国」などでおなじみの栗山千明演じる女子高生ボディーガードの役名「ゴーゴー夕張」っていうのも凄い名前ですが、こちらのこだわりは何とも一風変わった理由から付けられたようです。詳しくは下記のパワナビHIDEの感想をご覧ください。
さて映画は上記の「This film is〜」から、ナンシー・シナトラ(007は二度死ぬなどの主題歌も歌っている)の歌う「バン・バン」が流れて本編へと突入!のっけからマカロニウエスタン的な「復讐」をにおわせるようなシーンが飛び込んできます。そこから先は、まるでトイレでも行くかのように、ごく日常的にバトルがはじまり、ドトウのように押し寄せる「殺し合い」がスピーディーに展開されます!あんなものが飛んでいったり、こんなところが切られちゃったり、とにかく「死闘好き」にはたまらないシーンの連続に、1人でほくそえんでいる人が何人いたかは定かではございませんが、なんといっても凄いのは、主人公(ユマ・サーマン)が「ハットリ・ハンゾウ(千葉真一)」から手渡される日本刀の切れる事!切れる事!これぞ「人きり包丁」というような物凄い映像のオンパレードに、只今本編前に予告中の「ラストサムライ」のトムクルーズに思わず「刀の手入れは大丈夫か?」と心の中でメールを送信したりもしてしまいました。 さて、全編で問題?となっているR−15の原因となった「殺戮シーン」ですが、確かにグロいといえば、グロく、キモイといえばキモイかもしれません・・・。が、しかし途中からのそれは、次第に滑稽に見えてきて思わず吹き出しそうになってしまう場面もあったりします。元はといえばここいら辺の演出も日本映画(子連れ狼 三途の川の乳母車)からきているとのことで、必要以上に血が吹き出たりするところはむしろ漫画的であり、リアルには見えませんが、常識的に人を人と思わず少々切りすぎではないだろうか?これだけ殺せばR−15はあたりまえだ!といわれてしまうと「あたりまえ!常識!」という言葉の重みをあらためて実感してしまいます・・・・・。
まず、このキルビルは「あたりまえ」のことが「あたりまえ」でないことが「あたりまえ」の世界を描いた作品です。常識を常識としてに考えないところが原点でもあります。高級中華料理屋で演歌がかかっていたり、すし屋の主人が金髪だったり、フランス料理屋の店員がタメ口だったりすることに、どうしても納得の出来ない方は遠慮しといたほうがいいかもしれません。劇中、梶芽衣子の「修羅の花」「怨み節」なども聴く事ができますが「そもそも演歌とは!」と、いっせき始まっちゃう方も遠慮しといたほうがよいでしょう。あとが面倒になります(笑)。とにかく、この「Kill Bill / キルビル」は「あのラーメン屋の寿司は最高だね!」と平気でいっちゃえる人におすすめです!みなさん童心に帰って鑑賞しましょう!って、童心にかえって鑑賞したらひょっとしてR-15にひっかかる?そんなわけないですよね!でも監督などが個人の趣味に走りすぎると大抵は、思ったより話題にならず、各業者がPRにお金をかけなかったりするのですが、やりたい放題やって、話題にもなり、PRも大々的にできちゃうタランティーノ監督は凄いです!最終的にどのくらいの興行収入があるかわからないですが、B級の醍醐味はやはり、めちゃくちゃ低予算で大きく稼ぐ事!ということで、今回はチープっぽくみえる演出はありましたが、どちらかといえばお金がかかっているという印象をうけます。ん〜、いいのかわるいのかそれが疑問です・・・。
PS:ゴーゴー夕張(栗山千明)は良くも悪くも、この映画を大いに盛り上げていました!個人的にはオーレン・イシイ(ルーシー・リュー)の役は違う人がよかったかな・・・・・・。できればオーレン・イシイこそ日本人が・・・・・。アクションできる人がいないのかな?藤原○○?水野○○?釈○○○?やっぱりダメかな・・・。
■パワナビHIDE・20代 男性 (評価:3.5点)
ん〜・・・「自分としては面白かった」です。賛否両論、極端に別れそうな映画だと思いますが、映画を見た後、すぐに友人から電話があり「どうだった?」と聞かれたので「おまえなら楽しめるよ!」と回答しました(笑)。なぜならその友人と自分は「笑いのツボ」がにてるからです!ちょっとした言葉やしぐさ、小道具など、『がっはっはっは』ッて感じのわらいではないですが、『ぷっ』て感じの笑い所が結構あります。しかし、さすがはR指定ですね!かなりの殺戮場面があって、どれもスピーディーなので、迫力のシーンを見逃さないように気を付けてください・・・。
その殺陣ですが、よくそれだけの立ち回り覚えたな〜・・・って感心するところもあれば、その動きはちょっとおかしいだろ!ってところもあったり(笑)。でも、やりたいことはすべてやってます的な勢いが画面からは感じられました。いつもはだいたい触れているCGの話しですが、今回はあえて触れない事にします。そういう映画ではないと思いますので。とりあえず心臓に自信のある人は(大げさかな?)「キルビル」を見てください!見た人同士で、あそこはこうだ、あれはどうだ、って語り合うのにはピッタリの映画かもしれません。なぜかというと、一見、意味がないようで、実はマニアックなシーンがたぁ〜〜〜くさん出て来ますから☆マニアが突っ込む場所はいくらでもありますよ♪
ちなみに、栗山千明が扮する“GOGO夕張”は“GOGO夕張”=“夕張に行こう”
タランティーのがもう一度夕張に行きたいらしいですね。(ニフティより)
■MO・30代 社会人 男性 (評価:5点)
とにかく面白かった!時代劇とマカロニウエスタンが混ざったような映画で、シリアスな場面に笑いがあったり、楽しませてくれました。日本の映画に影響をうけているのが凄くストレートに伝わってきます。主人公のユマ・サーマンの立ち回りは素晴らしかったです。
■IY・20代 社会人 女性 (評価:4点)
この映画は女性だと気持ち悪くて観れないという人がいるんじゃないでしょうか?私は平気だったけど・・・。女性達がとても強くて、大量の男達をバッタバッタと切っていくところは気持ちいいですね!(キショイけど)。話しも展開もすごく簡単で、これぞまさしく見て楽しむ映画って感じでした!ゴーゴー役の栗山千明さんがよったです。いまから第2作目が楽しみです。
■IG・20代 社会人 男性 (評価:4点)
「わらえるけど、わらえない」ここわらうとこだろーってこころのなかで言ってました(笑)こまかいところがわらえます。あと、おと(効果音とか)がよかったです
■SF・30代 社会人 男性 (評価:3.5点)
「血だらけ」「マニアック」!栗山千明にひかるものをみました。
■MF・30代 社会人 女性 (評価:2.5点)
タランティーのは大好きですが・・・えぐすぎ(汗
投稿者 blogpawanavi : 2003年10月27日 15:06
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