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2008年08月20日
尾鈴山瀑布群(都農町) ~ 滝めぐり
JR都農駅の南側を通り日向灘に流れ込む名貫川の上流にある『尾鈴山瀑布群』。尾鈴山県立自然公園内ということもあり、登山・キャンプをはじめ様々な楽しみ方があるが、なんといっても大小30以上もある美しい滝の数々を森林浴を兼ね1日かけてまわるのが気持ちいい。滝の種類も豊富で、家族で水遊びができるようなスペースがある小さくて流れの緩やかななものから、断崖を勢いよく滑り落ちる落差70m以上もある大きなものまでバラエティーにとんでいる。中でも日本の滝百選に選ばれている『矢研の滝』(下画像参照)はその美しい景観もさることながら、滝へのアクセスもいい(キャンプ場から片道約20分)ため人気である。この日もたくさんの観光客が滝つぼまで足を運んでいた。また駐車場から山道(遊歩道)を5.3km(片道約2時間)も歩かなければならないが、高さが75mもあり、尾鈴山瀑布群の中では最も落差のある滝のひとつである『白滝』(下画像参照)は実にダイナミックで、頭上から降り注ぐ水しぶきがなんとも気持ちいい。そんなことからできれば全ての滝をゆっくり見学したいところだが、とても1日ではまわることができない(それほど多い)ので、今回は遊歩道が整っており、ある程度楽に歩く事ができ(といってもアップダウンはある)、比較的安全な場所から見ることのできる滝を9箇所、『矢研の滝』『白滝』を押さえつつ、1日(9:30~16:30)をかけてゆっくりとまわってみた。とても暑い日だったが全体的に心地よい涼しさを感じられるポイントがとても多かったのが印象的だった。
(レポート:松田秀人、甲斐英利、オオタヒサヤ)
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▲日本の滝百選に選ばれた「矢研の滝」(左) 高さ75mの「白滝」(右)
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◆尾鈴山までのルート
→国道10号線→県道40号線→県道307号線→第1駐車場→第2駐車場
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▲国道10号線『都農町・三日月原交差点』を県道40号線(山側)へ!
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▲注)第1駐車場、向かって右手奥に『矢研の滝』への入り口があるが、現在、途中の橋が崩れているため通行不能。したがって『矢研の滝』へのアクセスは"キャンプ場駐車場"からが便利。
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◆滝めぐりマップ
※クリック拡大
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◆第2駐車場から白滝へ(5.3km)
まずは第2駐車場から『白滝』を目指し5.3kmの距離を歩く。通常、第2駐車場から『白滝』までは約2時間ほどの道のりだと思うが、道中7つの滝を撮影しながらゆっくり歩いたため3時間かかってしまった。また、道中には『近道』なるものがあり、『白滝』までのショートカットルートがあるのだが、傾斜が急で道も悪く、その他の滝を見る事ができない。試しに帰路は『近道』を利用したところ、片道1時間30分で戻る事ができた。おすすめは往きはショートカットせず、帰りに利用するとロス無くまわれる。
上記で記載したとおり『矢研の滝』へのアクセスはキャンプ場の駐車場からが便利なので、一旦駐車場から『白滝』までを徒歩で往復し、車で第2駐車場からキャンプ場に移動。そこから徒歩で『矢研の滝』へ向かう。
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▲遊歩道入り口まではキャンプ場への車が行き来するので注意
※『白滝』への遊歩道入り口は徒歩で左。
※『矢研の滝』へは右の坂を車で下りキャンプ場で(下記参照)
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・道中
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◆1:紅葉滝
第2駐車場から最初の滝までは意外と距離がある。まずはじめに現れるのが高さ34mの紅葉滝。驚くような大きさではないが、周囲の景観も含め、とても滝らしい滝で、水量が多いときは迫力がある。撮影もしやすい。
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・道中
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◆2:すだれの滝
紅葉滝から約10分ぐらいの遊歩道から対岸に見える滝。
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・道中
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◆3:さぎりの滝
すだれの滝とは直ぐ鼻の先にある落差34mの滝。遊歩道からの景観は木立の向こう側となってしまい、滝へ近づくにはかなりの急傾斜を下らなければならないので危険である。
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・道中
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◆4:さらさの滝
遊歩道の木立の隙間まら見ることができる小さな滝。
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・道中
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◆5:やすらぎの滝
ここにくると何故かほっとする・・・その名前のとおり心やすらぐ滝。落差や角度も緩やかだが、周辺を含めた景観がよく、撮影もしやすい。ついつい長居してしまう・・・。
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・道中
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◆6:はがくれの滝
この滝も遊歩道沿いから木立の向こう側に見える傾斜の滑らかな滝。滝つぼへ降りていく道はないので、全貌を見るには岩場を降りなければならない。
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・道中
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▲左画像の白滝まで5分の下に「いや7分」と書き足されているのがおかしい
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◆7:白滝
高さ75mを誇る、尾鈴山瀑布群では『矢研の滝』と共に有名な『白滝』。ただ厳密にいえば75m直接落下ではなく、途中にいくつもの段があるので、1本の大きな流れにはならないが、その分、岩にぶつかって飛び散る水しぶきが多く、滝に近寄れば今の季節は天然のシャワーがなんとも気持ちいい!
第2駐車場から徒歩で5.3kmもあるため、滝までのアクセスは『矢研の滝』に劣るが、そのダイナミックな景観は負けてはいない。ここまで歩いてくる価値はあると思う。
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・"近道"を利用し駐車場にもどる
道中のあちらこちらにある小さな"近道"表示の通りに進むとおおよそ30分はショートカットできると思う。ただ『白滝』以外の滝もゆっくり見たい場合は利用しないほうがいい。もちろん道も悪く、傾斜もきつい・・・。
帰路は"近道"を利用したところ『白滝』から第2駐車場まで約1時間30分でたどり着いた。まあ、往きはショートカットせず、帰路のみ"近道"を利用するのがいいのではないかと思う?
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◆8:キャンプ場から矢研の滝へ(約1km弱)
キャンプ場のすぐ手前にある駐車場から『矢研の滝』まで約1km弱(20分程度)の道のり。遊歩道は歩きやすいが途中すべりやすい部分があるので注意。道中『若葉滝』を経由して『矢研の滝』へ至る。
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▲第2駐車場からキャンプ場までは車で移動(ほんの数分)する。
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・道中
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◆9:若葉滝
矢研の滝のすぐ手前にあるこじんまりとした滝。遊歩道沿いの傾斜にあるのでとても見やすい。あるいみ一番近くまで寄ることが出来るので親しみがわく滝である。
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・道中
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◆10:矢研の滝
落差73m、幅30mを誇り、日本の滝百選にも選ばれた尾鈴山瀑布群ではもっとも有名なこの滝。ちなみに『矢研』という名前は「神武天皇が東征の折、矢を研いだこと」が由来だそう。今の季節は濡れる事を想定しつつ滝に近づく人も多く、水着にTシャツといった服装の見物客とすれ違う事も多い。
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◆真夏でも涼しい尾鈴山瀑布群
この日は撮影のために上記ルート以外も歩き回ったため、なんだかんだいって1日を通し15km以上歩きまわった。登山のようにアップダウンが永遠に続くようなキツさはないが、とはいえまったく平坦なわけでもなく、さらに部分的には石がゴロゴロし足をとられる事があるので、1日歩けばそれなりに疲労はする。しかし、天気がよく気温も高かったにもかかわらず、遊歩道は木立で日光は遮られ、小川や滝が多くすぐそばを通っている事からか?歩いていても涼しく感じられることが実に多かったのが印象的だった。場所によってはエアコンの冷気に似た空気を感じる事さえあるくらいだ。特に最後にまわった『矢研の滝』は視覚的にもヒンヤリ感があり、心身共に、健康的に体温を下げることが出来そう(笑)。なんといっても歩き回って"むくんでしまった足"を滝つぼに浸けた瞬間(上画像)の気持ちよさは格別である!しばらく浸かっていたら"むくみ"も取れ、すっきりとした気分で帰路に戻れた。この日歩いたルートなら、今の季節でも熱中症などを気にせず気持ちいい汗がかけるはずである。
投稿者 pawanavi : 2008年08月20日 15:10
コメント
「滝めぐり」レポートとってもよかったです!!
1ユーザーの投稿に対してここまで
素敵なレポートをしていただけるとは
感激です!!!
実は私も先日(といっても7月の連休ですので
少し前になりますが…)
熊本の鍋ヶ滝に行ってまいりました。
某お茶のCM撮影(松嶋奈々子さん出演)に
使われた滝で滝の裏側にも回る事が出来る
とても美しい滝でした。
観光客もとっても多くて駐車するのが
大変でしたが一見の価値ある滝で
大満足しました。
次はパワナビさんのレポートをもとに
都農の滝めぐりをしたいと思います。
本当に素敵なレポートありがとうございました。
投稿者 tomotomo : 2008年08月21日 10:12
>tomotomo様
ご連絡ありがとうございます。
tomotomo様からのメールがきっかけとなり、
私達スタッフもとても気持ちいいひと時を過ごす事ができました。
こちらこそ感謝です。
また時間をつくって熊本の鍋ヶ滝もレポートしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 ☆パワナビ松田 : 2008年08月23日 19:40
矢研の滝行ってきましたコケで滑って水の中に落ちちゃいました。
財布と携帯がびしょ濡れ・・・
でも楽しかったから結果オーライですw
投稿者 にく : 2008年10月08日 23:45
>にく様
大変なことになってしまいましたね・・・。
あそこは岩自体も滑りやすいですし、
思った以上に流れも強いので足元に注意しないと、
大人でも転んでびしょ濡れになってしまう事があります。
私も何度となく足をとられそうになりました。
でも、矢研の滝の滝つぼは本当に気持ちいいですよね!
投稿者 ☆パワナビ松田 : 2008年10月10日 12:11
