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2008年06月09日
行縢山(延岡市)に登る
☆パワナビ松田
先日、甲斐とオオタと連れ立って行縢山に登った。「絶対に気持ちいいから!」と二人を誘ったのは私である。行縢山は自宅のすぐ裏にある山なので年に何度も登っているが、いつも一人で登っているので、たまには仲間と一緒に頂上まで登ってみたかったのだ。
延岡で生まれ育った甲斐は、学生時代に山頂まで登った経験があるようだが、社会人になってからは「行縢の滝」までがせいぜいだという。そして宮崎市出身のオオタは今回が初登山になる。
行縢神社鳥居前から山頂までの道のりは約3km強。ちょこちょこ休憩を取りながらゆっくり登れば片道2時間弱といったところだろう。いつも登山前はこの神社に足を運ぶ事にしている。ちなみに、登山口の直ぐ前にある「むかばき青少年自然の家」に登山前にコンタクトをとっておけば無料で風呂に入れるので、サッパリしたい人にはおすすめである。
道中は歩きやすい山道ばかりでなく、岩場を歩いたり、小川を越えたりもし、適度なキツさを伴うため登山初心者でもそこそこの達成感を味わうことができる。ちょっとなれてきてテンポよく登れるようになれば、かなりいい運動にもなる。元気な子ども達などはヒョイヒョイ登っていく。とはいっても、普段まったく運動をしていない人であれば、ちょっとした地獄を味わう事になるはず・・・。
さて甲斐とオオタはどんな様子だろうか?もしかしてハアハア辛そうにしてはいないか?と「行縢の滝」前で振り返ってみると、これがどうして笑顔を見せながら元気よく歩を進めている!会話をする余裕もあるようだ・・・。まあ二人とも取材やら撮影やらで日頃から歩きこんでいるからなれているのだろう。毎日のように通勤地獄を味わい、何処に行くにも徒歩と電車が当たり前である都会人と比べ、車での移動が多くドアトゥドアが日常の地方では、その野生的?なイメージとは裏腹に意外と足腰が弱い人が多いと聞く・・・。40歳にもなれば、そりゃ老化現象から逃れるわけにはいかないが、「老化は足腰から」というではないか!なにかと厳しい地方での生活に耐え抜くために、常に足腰だけは鍛え、少しでも老化現象にブレーキをかけなければならない。まだまだ座り込むわけにはいかないのだから・・・。とにかくも、こんな山の麓で生活をしているのだから、かりにも足腰の強さで都会人には負けたくない!
せっかく美しい滝もあることだし、ここらでゆっくり休憩をとることにしようじゃないか・・・まだまだ先は長いのだから・・・。実は初めて登る人にとって、滝を過ぎたあたりから徐々に疲労が出始めキツくなっていくのだ。
振りかえってみる・・・ん~二人の口数も減ってきているようである。
「県民の森」と「山頂」の分かれ道を「山頂」方面に少し行った小川でしばし休憩。ここは雰囲気的にも腰を降ろしたくなるところ。甲斐とオオタも滝の前のような勢いは無くなってきている。
さあ、ここから先は自分に「活」をいれて一気に頂上まで登ってしまおうではないか!
ペットボトルの水を飲み干したオオタは最後の水場で給水。流石に歩きなれた二人も、ここまで登ってくると疲労が隠し切れないようだ・・・ペースもかなりダウンしている。しかし山頂までもう少しである。頑張れ!
山頂の手前にある温度計は17度を差している。コンディションは良好!コンディションといえば、少し前に登った極寒(吐く息が白かった)の韓国岳を思いだしてしまう。
鬱蒼とした樹木に囲まれた薄暗い山道の目の前に気持ちいい青空が広がる。ぐったり気味だった甲斐とオオタも疲労を忘れ、ついつい足取りが速くなる。
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そして頂上・・・・・。雄岳・標高831m。条件が揃えば薄っすらと四国が見えるらしい・・・。何度も登っているが、私はまだ出くわしたことがない。ワザワザ条件の良さそうな日に登ってみたりもしたが、頂上についてみると、思っていたよりモヤ~っと霞んでいたりで空振り続きえある。この日も期待していたのだが、何故か「まだお前には見せてやらんよ!」とでも言わんばかりに四国は見えなかった・・・。
疲れを忘れ延岡の街を見下ろす・・・・・。延岡、かなり小さい・・・。灰色っぽい部分よりも、緑色の部分のほうが圧倒的に多い。私の自宅は緑色の部分にある。この記事も緑色の部分で書いている。
ここに立って下を眺めていると、自分では高い所に立ってまわりを眺めていたつもりが、その周りには意外と障害物が多く、見えていないものが多かったことがよくわかる。
甲斐とオオタに目をやる・・・。二人も道中の疲れなどすっかり忘れて楽しんでいるようだ!その姿を見てホッとした。なにせ「絶対気持ちいいから!」と自信たっぷりに誘った手前、二人にとって苦しいばかりの登山になってしまったら、こちらも心苦しくなってしまう。
ホッとしつつ、頂上でぼんやりとねっころがっていたら、急に腕がかゆくなった。よくみると1匹のアリが腕を這っていた・・・・・最初の1匹目はどうやってここに来たのだろうか?そんな事を考えながら、なんのけ無しにつまんで眺めていると、下のほうで人間が動くのが見えた。山の上のアリと下にいる人間の大きさを比べてみた。同じ・・・いや、むしろアリのほうが大きい。「まるでアリのように」とよく例えたものだ、人間は上からものをみると全てこのアリのように見えてしまうのだろう。アリとおなじ目線・・・ちょっと笑える・・・。
さて、またここから同じだけ降りていななければならない・・・。ともあれ、こういった山が身近にある事はとてもラッキーなことである。
投稿者 pawanavi : 2008年06月09日 11:51
