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2008年04月25日

幸島→都井岬 串間市ドライブ!野生の動物達の春。

 「もうすぐゴールデンウィークだね!」との知人の言葉に、「えっもう5月なの?」と驚いてみせたつもりが、実はかなり焦っていたりする今日この頃・・・。年をとればとるほど月日が流れるのを早く感じずにはいられないもの・・・なんといっても南国宮崎だけに、これだけ暖かくなると季節は一足飛びに夏へと向かっているのを実感する。さらに「ゴールデンウィーク」という言葉の効果もあり、多くの人々はなんだかワクワクし、さぞかし行動も活発になることと思われるが、それとなく庭先に目をやると、2匹のモンシロチョウや巣づくりに精を出すツバメ達もどこかソワソワしているように感じられる。そんな風景を見ているうちにこちらまでなんだか落ち着かなくなり、ちょっと遠くへ行ってみたくなった。思いついたのは宮崎県の最南端にある串間市。全国的にも有名な「都井岬」の「御崎馬」達も4月~5月と出産のピークを迎え、同じく「芋あらいザル」でおなじみの「幸島/石波海岸」の猿達に降り注ぐ太陽も遠慮がなくなってきた。きっと「春」以上の何かを感じる事ができるはずだ。
文:松田秀人 撮影:藤木テツロー、オオタヒサヤ)

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▲幸島と幸島に生息する猿達

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▲都井岬と御崎馬

◆串間市ホームページ↓
URL:http://www.city.kushima.miyazaki.jp/

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◆国道220号線を宮崎から日南方面へ

 串間市、幸島→都井岬までのルートは簡単。国道220線を宮崎市内から日南方面に南下し、JR南郷駅前の交差点で国道448号線に乗り換え南下すれば、手前が「幸島」、更に南下で「都井岬」。まずは宮崎市内から堀切峠を経由し日南方面に南下。

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◆道の駅・なんごう

公式ホームページ→http://www.tropical-nango.jp/

 途中トイレ休憩を兼ねて国道448号線沿いにある「道の駅・なんごう」に立ち寄った。日南海岸国定公園のほぼ中央に位置するということもあり、美しい日南海岸の風景を一望できる。また特産品の販売所では「日向夏」「デコポン」その他、地元産の柑橘類を購入することができる。「ちょっと立ち寄る」にはもったいないぐらいだった。

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◆県・亜熱帯作物支場 トロピカルドーム

住所:宮崎県南那珂郡南郷町大字贄波3236-3
電話:0987-64-0012
利用時間:10:00~17:00
休園日:毎月第1、第3水曜日

 「道の駅・なんごう」に立ち寄るのなら、一度足を運んでもらいたいのが、そのすぐ南側にある亜熱帯性植物専門の植物園、「宮崎県総合農業試験場・亜熱帯作物支場」。約19haの面積には約600種23,000本の亜熱帯植物があり、園内には「ロックマウンテン」「ジャングルクルーズ」「ジャカランダの森」「トロピカルガーデン」その他、たくさんのテーマゾーンがあり、大人から子どもまで楽しむ事ができる。

☆トロピカルドーム

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 中でも特におすすめなのがこの「トロピカルドーム」。年間を通し、「ハイビスカス」「テイキンザクラ」「ニンニクカズラ」「プルメリア」「ヤシ類」「パパイヤ」「マンゴー」「ドラゴンフルーツ」「スターフルーツ」「アテモヤ」その他、亜熱帯の珍しい草花や果実を楽しむ事ができる。高さ17m、奥行き48m、面積845㎡とその規模も大きい。

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◆幸島

 JR南郷駅前の交差点で国道448号線に乗り換え南下。途中、遠方から幸島と石波海岸を眺める。

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▲幸島と石波海岸

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☆幸島には渡船を利用する

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 国道から石波海岸に入ると、右手奥のほうに渡船場がある。船長さんに声をかえると、大人(中学生以上)1人往復1,000円。子ども(3歳以上)1人往復500円。(注:前記の料金は大人3人からの料金で、1人または2人の場合も同様に往復3,000円が必要)で幸島に渡してくれる。

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 船内では船長さんが、幸島と猿達についてあれこれと教えてくれる。船長さんの話によれば、幸島は周囲3.5キロの小さな島で、もちろん人間は住んでいない。京都大学の研究チームによれば、現在100頭の猿が生息しているとの事。このデータは、独自の家計図なども作成しての事なのでかなり正確だという。

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 また、幸島の猿達の特徴は、島にやってくる人間を怖がらない事。必要以上に猿に近づいたり、じっと目を見つめない限り襲ってきたりしない。実は猿が人を襲うのは、常に餌を持っていると思っているからだそうで、ここでは決まったサイクルで餌を与えており(必要以上には与えておらず、大半は島の植物を食べている)。観光客の餌や食べ物の持込みは禁止となっている為、猿達が特に人間に興味を示さないのだそう。昭和9年に「幸島猿生息地」として国の「天然記念物」に指定されている。

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 滞在時間は行きがけに「○○時間後によろしく!」と船長さんに言っておけば帰りはちゃんと時間どうりに迎えに来てくれる。私達は約2時間ほど滞在したが、他に観光客がいなければ、まるで無人島にでも漂流したかのような感覚に浸れる。動物園と明らかに異なる点は、われわれが猿達を囲むのではなく、囲まれてしまうというところ・・・。

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 タイミングよく猿の餌付け時刻に行くと、また面白い光景に出会うことができる。遠くからやってくる餌付け係りの船を見つけた一匹の猿が大きな声で合図をすると、次々と猿達の雄叫びが島中に響き渡り、実に不思議な空間が体験できるのだ。ただ島に行ってしまうと、風除けがなく吹きっさらしになってしまうためもろに風を受けてしまう・・・。まあ冬場は見学するにも覚悟がいると思われるが、最近はかなり暖かくもなったので、日中は吹き抜ける風もむしろ気持ちいいぐらいだ。ただ天気の悪いときなど、寒がりな方は薄手のジャケットなどがあれば安心だろう。特に長時間観察される方は雨具も必要かもしれない。

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◆幸島→国道448号線→都井岬

 「幸島」から国道448号線を南下する事約20kmで「都井岬」。この時は途中工事区間があり迂回もあったが、特に複雑な部分はなかった。

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◆都井岬観光ホテルでランチ

「都井岬観光ホテル / TOI CAPE HOTEL」
住所:宮崎県串間市都井岬
TEL:0987-76-1111
URL:http://www.toimisaki.co.jp/

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 朝8時頃から活動を開始し、幸島を出たのが12時頃・・・。そろそろランチタイムということで、都井岬では、「行けばわかる」というほど、いちばん目に付く「都井岬観光ホテル」の2階にある「レストラン・アナベル」へ!このレストランのいいところは店内からの雄大な風景を眺めることが出来ること。家族で入っても安心できるメニュー構成も嬉しい!

☆レストラン・アナベル

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☆シェフのおすすめ特性カレーセット 850円
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 地元串間産の野菜をつかったフレッシュサラダがついているのが嬉しい。

☆チキン南蛮セット 950円
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 オリジナルの南蛮ソースはお好みで!

☆タンタン麺 900円
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 見た目の色は凄いが、適度な辛味なのでご安心を!麺を食べ終わった後は、ライスを入れて食べると2度美味しく食べられる。

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◆全国でわずか15箇所~登れる都井岬灯台

観覧時間:9:00~17:00
観覧料金:大人150円、子ども20円 (団体割引き無し)

 腹ごしらえをした後は「都井岬灯台」へ!北緯31度22分03秒、東経131度20分45秒、地上から灯火までの高さが10m、水面上から灯火までの高さが255m。全国でたった15箇所しかない登れる灯台の1つである。昭和4年5月16日起工。同年12月22日に初点灯。昭和19年7月に石油ランプから電化され300万カンデラとなり、当時としては東洋一だったと資料にある。

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 灯台に登ったあとは、売店で揚げたての「とび天」やら「ダンゴ」やらを買って食べた。さっき昼食をとったばかりなのだが、こういう時はいくらだって入るから不思議・・・。

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 とにかく印象的だったのは、売店内にある休憩所の古いソファー・・・。これがまた1度座ると中々腰を上げたくなくなる・・・。

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 ちなみにおばちゃんの「手作りとび天」は1枚100円。美味しい~。

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◆大自然の中で「御崎馬」達と共に春を感じる

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 南九州の最東南端である都井岬の大自然はとても明るく雄大である。たとえば宮崎県北の険しい山々から受ける印象が父親の厳しさなら、ここは母親の優しさだろう・・・。「御崎馬」達と共に太陽の光を浴び、草の臭いを嗅ぎ、そして風を感じるだけで癒されてしまう。まさに言葉はいらないとはこの事だろう。ちなみに「御崎馬」の起源は、今から2000年前の縄文時代後期から弥生時代中期にかけて中国大陸から導入されたといわれている。

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◆夕暮れの石波海岸

 帰路はもと来た道を帰るだけ・・・。ちょうど夕暮れ時に午前中立ち寄った「幸島/石波海岸」の横を通りかかった時、誰からともなく「石波海岸に寄っていこう」ということになった。誰もいない美しい浜辺・・・こんな贅沢な時間は中々味わえるものではない。

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 やはり自然はすごい。こっちは数字しか追いかけていないのに、毎年起こるべきときに起こるのだから・・・。こんな自然を前にすると「春真っ盛り!」なんて言葉が少々恥ずかしくなる・・・。

投稿者 pawanavi : 2008年04月25日 13:15

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