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2008年01月28日

続・アメ横

☆パワナビ松田

 昨年の10月に「上野・アメヤ横丁」のチョコレート屋について書いたばかりだが、先日また「アメ横」に立ち寄った。子どもの頃はよく年末に家族で行ったのを覚えているが、ここ10年ばかりはご無沙汰だった。アメ横(アメ横商店街連合会)は第二次世界大戦直後は国から許可を得ない闇市だったそう。阿佐田哲也の「麻雀放浪記」の舞台がまさにそれ・・・・・それが、当時のイメージを若干のこしつつココまで続いているのだから凄い。何が凄いって、ビルや通りのファッション性や、単なるブランド力で勝負しているのではなく、商店街各店舗のマンパワーで勝負しているのが訪れた人々に伝わるところ!腕一本で勝負していた当時の人々の様子が伺える。確かに、人だけでなく、ありとあらゆる商品が物凄い数あるから、モノだけでもワクワクもするが、なんといってもあそこに行くと「売ってやるぞ!買ってやるぞ!」という、人間が放つ「商売エネルギー」が溢れているのがいい!思わず漂う雰囲気だけでニコニコしてしまう。まさに勝てもしない鉄火場に足を踏み入れるようなワクワク感だ。さらに、ガード下などにひしめく店舗が未だに闇市的な雰囲気を持っているのもワクワクする点かもしれない。「○○のバッグが○○円」という情報の中には本物もあれば、いかにも「胡散臭い」ものもあるが、アメ横に関しては「胡散臭さ」ですら魅力になってしまうから不思議だ・・・。当然なんでも金額は交渉次第。そんな「胡散臭さ」を拒まず磨き上げ、さらに継続し、今尚、道行く人々をニコニコさせられる商店街の人々のエネルギーに触れる事ができるだけでも充分に気持ちいい。そのエネルギーは大型ショッピングセンターなどでは感じられない。アメ横に関する様々な情報を読んでみると、インターネットの出現など時代の流れと共に、当然、紆余曲折もあるようだが、近年ではアメ横商店街連合会公式ホームページなども開設したり、イメージキャラクター(なんともアメ横らしい)を一般募集したりしている。これらは商店街の活性化をはかる目的として、青年部有志により運営されているそうである。ぜひとも二代目、三代目の方々にも頑張っていただき、六本木や新宿とは一味も二味も違う「THE TOKYO」を魅せ続けてほしい。とにかく、良い部分、悪い部分、どちらも同じように、ひたすら磨きつづけてこそ、光るのが個性。大袈裟に言えば、いい部分を光らせるコツは、悪い部分の磨き方の巧妙さともいえると感じられる街。この日も、普段なら1,000円も出して買いそうもない、たくさんの甘栗やピーナッツが入った大きな袋を持ったカップルや、冬の寒空の下で眉間に皺を寄せてまで冷たいカットフルーツを食べる観光客が目に付いた。まあ、どんなに日本が腐ってしまってもアメ横は気持ちいい。ようは自分達の領域は自分達で守る!誰かが元気になんてしてくれるはずがない。元気な人は元気な人を求める。私も頑張らねば・・・。

投稿者 pawanavi : 2008年01月28日 18:19

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