« DJ s@koちゃんのブログ研修? | メイン | のぼりざるフェスタにて »

2005年10月24日

ディープインパクト無敗三冠達成の陰に宮崎人有り!

☆パワナビ松田

 これは競馬の話題・・・興味のない方もいるかもしれない。しかし、そこに宮崎人が関わっているのだから見過ごすわけにはいかない・・・。昨日、日本競馬史上2頭目となる無敗の三冠馬が誕生した。66年間で2頭というから並大抵の栄冠ではない。しかし、この偉業は馬だけが強かったから達成できたものではない。馬と騎手、そしてこの馬を管理する全てのスタッフが共に勝ち取ったものだ。そんなスタッフ達をまとめている陰の立役者、映画で言えば監督にあたるキーマンが宮崎出身だと言う事は宮崎のみなさんは知っていたのだろうか?とにかく宮崎人が歴史的な偉業を達成したという話題でもあることから「おめでとう」と共に競馬に興味がない方にも少しだけ知ってもらえたら・・・という一競馬ファンの思いもあり長々と書いてみた・・・。

 昨日、京都競馬場で開催された菊花賞で見事にディープインパクトが無敗の三冠馬に輝いた。既に様々なメディアで速報が流れているので詳細は不要だと思われるが、長い競馬の歴史の中でも牡馬三冠馬は今回のディープインパクトを含めて6頭しかいない。その中にはシンザンやミスターシービーといった歴史的・伝説的なスターホースが名を連ねる。日本初の三冠馬はセントライトで1941年というからすでに60年以上の月日が経過している。ディープインパクト以前の最後の三冠馬は1994年のナリタブライアン・・・。無敗の三冠馬となれば、1984年のシンボリルドルフと今回のディープインパクトの2頭のみだ。しかし競馬ファンとしてはとても悲しいことに、宮崎県ではあまり競馬が盛んではなく、特にどうといったこともないようだ・・・どこまでいっても一部のファンのものでしかない。全国的にみれば凄い数の競馬ファンがおり、昨日も京都競馬場には歴史的瞬間を生で確認しようと、菊花賞史上最高の13万6千人が詰め掛けたというから凄い。モニター観戦した方を含めればいったい何人になったのだろう・・・。プロ野球日本シーリーズが白熱する中ではあるが、負けず劣らず、日本中に”衝撃”をあたえたディープインパクトの栄光の陰の立役者が宮崎人だったのだから、宮崎の競馬ファンで、その事実を知らない方には、更なる”衝撃”が走る事になるだろう・・・。

 様々な制度が導入され、馬券購入システムなども世界の最先端をゆく日本競馬だが、日本において西洋式の競馬が行われたのは1861年(144年前)というから古い。文久元年当時、横浜の在留外国人によるレースが最初と言われており、1888年(明治21年)には早くも横浜の根岸競馬場で「馬券を発行した国内最初のレース」が開催されている。三冠と呼ばれるレースが整備されたのが1939年、現代に至る66年間、人馬ともに様々なドラマを繰り返しつつ、見事に三冠を手中に納めた競走馬は6頭のみであり、”無敗の三冠馬”とよばれる競走馬に至ってはたったの2頭なのである。それほどの偉業を成し遂げるに至るには、大きくメディアに取り上げられているディープインパクトや武豊騎手のみの力では決してない、最近NHKのドラマでも放映されていたが、裏で支える「厩舎」という存在が大きい。彼らは、馬の管理をいっさい任せれているわけだが、どんなに素質があっても、しっかりとした環境のもとに調整が行わなければ、長期間にわたってトップを維持する事は不可能である。今回の偉業に関しては、この”厩舎スタッフ”にも大きな拍手を贈りたいと思う。

 さて、この記事のタイトルに「ディープインパクト無敗三冠達成の陰に宮崎人有り!」と書いたが「いったいなにが?」と思われる事だろう。ここまで長々と話題をひっぱってしまったが、実はディープインパクトを管理している池江厩舎の代表、池江泰郎師は宮崎出身なのである。という事をどれだけの方が知っているのだろう・・・・・。池江泰郎師は05年10月24日現在、ランキング11位の実績を持っている。彼以外にも日本競馬界を代表するする調教師が管理する厩舎がいくつもあるわけだがトップに名を連ねるのは至難の技である。その中に宮崎出身者が管理する厩舎が名を連ねているのであるからすごい事だ。デイープインパクト同様に菊花賞を勝ったサンデーサイレンス産駒で強烈に思い出されるのは現在種牡馬として活躍しているダンスインザダークだが、この馬を管理していた橋口厩舎の橋口弘次郎師も宮崎県出身である。もちろんランキング9位(10月24日現在)のトップ調教師である。競馬ファンの間で池江厩舎、橋口厩舎といえば知らない人はいない有名な厩舎なのだ。また来週の天皇賞に出走予定のリンカーンを管理するランキング2位の音無厩舎、音無秀孝師、ランキング4位の山内厩舎、山内研二師も宮崎出身だ!そういえば以前、パワナビスポーツコーナーJRA宮崎育成牧場で「馬に親しむ日2005」のレポートが掲載された時に「なんで宮崎と競馬はこんなに密接な関係があるのに、全然盛り上がらないのかな・・・?」といった文を日記かメルマガで書いた事があるが、今回のディープインパクトの三冠でますます思うようになった。競艇や競輪同様に、この広い宮崎県に1つぐらい場外馬券売り場があってもいいのでは?と、一競馬ファンとして思う・・・。地域によってはギャンブルがどうこうという問題も考えられるが、宮崎県に関してはパチンコ屋の数が異常なほど多く、県外から来た人間からみればギャンブルに非常に理解のある県だとも思えるので、いまさらギャンブルがどうのといった話は考えられない。地元に素材がないなら別だが、ないものばかりが増えていくのが少々気になる・・・。競馬に関しては、

・かつて競馬が盛んだった
・日本に2つしかないJRA育成牧場が宮崎にある
・日本を代表する厩舎の代表者に宮崎出身者が多い
・今でも重賞勝馬などが滞在したりする土地である

 これだけネタがあれば、やり方次第で北海道同様(すでに競馬ファンの間では名物になっている)・・・いやそこまでいかないまでもヘタな事をするよりはよほど県外から人を集められると思うのだが・・・。この競馬ネタは競馬ファンにとってはとても魅力的な内容ではあるが、ただコレだけを知っていても何も始まらないのはわかる。やはり”アル”というだけではどうにもしようがない事が多い・・・動きのないものには人は集まらない。競馬ファンから一般の人へなんらかの波がつたわらなければ大きな効果を得られないが、逆にいえば、土地に対して根拠のないものより、元からしっかりと根付いている物があれば波の広がりもしっかりしたものになるはずだ。競馬ネタ以外でも宮崎にはせっかく”アル”のに”ない”に等しいもの、または自ら腐らせてしまっているものがたくさんあるように思われる。県外からやってくるとよくわかるが、せっかく”アル”宝ものを利用せずに、元々”ない”ものを無理矢理根付かせようとしている事が非常に多いように思われてならない・・・これは非常に残念だ。個人的な意見だが、私から宝物に見えるものは、地元の人々にとってはあまりに当たり前で紙くず同然なのだろうか・・・それとも、宝の価値を県外のコンサルタントか何かが金額に換算して見積もりをもってこなければ価値がわからないのだろうか・・・?

 ちなみにこの馬(ディープインパクト)の経済波及効果は3000億円ともいわれている。ビッグレースが生でみられる京都競馬場や東京競馬場、中山競馬場では、今回の菊花賞で「約136,000人動員とか、有馬記念で「177,000人」などもの凄い集客があり、近隣の商店街なども出店を出したりして賑わっている。G1シーズンは毎週お祭りみたいなものだ・・・。一方、競馬場のない地方の中央競馬場外馬券売り場でも週末の土日に約4,000人~6,000人の動員があったり、今のようなG1シーズン(4,5,6,10,11,12月)は毎週末の土日に約15,000人~18,000人の動員を記録したりもあるようだ(個人的に統計を取っているわけではないので正確ではないが)・・・。ただ場外馬券売り場に来るのは、かならず県内の人間だけではないので、県外からのアクセスや、隣県との交通事情があり、一概に人口から割り出せるものではなく、逆に立地条件によってさらにいい数字も見込まれるだろう・・・。

 現代はインナーネットや携帯電話の普及によって、自宅にいながらにしてパソコンで馬券を買える時代だが、やはり大勢の人がいる中でリアルに馬券を買うのと、一人寂しくパソコン購入するのとでは雰囲気が違う。場外馬券売り場も作りかた次第では楽しいものになるはずだ。九州で言えばウインズ佐世保が有名、まるで西洋のお城のようだ。だからといって宮崎にお城を造ってくれというのではない・・・なんで全国的にみても素晴らしいネタがあるのに使わないのか・・・?コレに関しては不思議でしょうがない。今までに何か試行錯誤があったのだろうか?宮崎県に来て5年なのでそのような話題についてはよく分からない。しかしその間に、競艇や競輪の場外施設は次々に出来ている・・・。
 
 今回のディープインパクト三冠に関しては、パワナビ市民レポーターケインさんが個人的にイベントを開催しており、当日会場には500人以上の人が訪れたという(ただいまレポート作成中)。競馬などはリピーター率も高く、G1シーズンともなれば、かなりの人々が足を運ぶはずである。九州に関してはJRAの場外馬券売り場に行こうと思えば、長崎県か福岡県に行くしかない・・・それこそ宮崎にでもあれば、周辺地域からも足を運ぶファンがいるだろう。電車やバスを利用する人も増えるし駅も賑わうだろう。

 もっともっと早くから、宮崎において競馬が盛んに行われていたら今回の歴史的な偉業を成し遂げる瞬間を演出する宮崎人をもっと深く応援する事が出来ただろう。今回のレースはNHKでも事前レポートが報じられたり、スポーツや競馬専門誌以外でも大きく取り上げられる日本的内容のものだったので、なん人の宮崎人が自分の事のように熱くなれたかを思うと残念でならない・・・。

 偉業といえば、今年、イチロー選手に次ぐ年間200本安打超を達成した、ヤクルト青木選手も素晴らしいが、盛り上がりはイマイチだったように思われる・・・。とかく、話題が登ってこなければ知らない事も多いはず。「なんだ宮崎人だったのか!」なんて事もよくあるが、急に言われても人間だからその日から急にファンになるのは難しいものだ・・・。パワナビも、もっとしっかりと頑張っている宮崎人を、わかりやすく紹介していかなければならない・・・。そのようなわけで、今後は全国で活躍している宮崎人のブログなども少しづつ紹介し、早くからその人達の活動に接する事ができるようにしたいと思う。

※ディープインパクトと池江泰郎師については各スポーツ誌などを見ていただければたくさん報じられているので、詳しい紹介などは省きます。

投稿者 pawanavi : 2005年10月24日 17:26

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pawanavi.com/blog/info/mt-tb.cgi/247

コメント

コメントしてください




保存しますか?