« 本場のピザは最高! | メイン | 週間競馬予想 »

2005年03月03日

05-06冬 ミラノコレクションレポート

☆パワナビ松田


*** 05-06冬 ミラノコレクションレポート *******************************


2005年の1月に、パワナビスポンサーでもあるガクオンユニティフェイス
加来社長より「日本人デザイナー瀬田一郎氏のミラノコレクションの舞台裏と、
2日間のファッションショーを撮影し、資料を作ってもらいたい」との話があった。
加来社長は以前から瀬田氏に注目をしており、ファッションアイテムも
同様に以前から、瀬田氏のオリジナルブランド「setaichiro」を愛用している。
また瀬田氏の奥様エマさんとは一緒に事業なども展開している。
※左から瀬田エマさん、瀬田一郎氏、ガクオン加来社長
setakaku.jpg

ミラノ滞在期間は2月23日~27日の4泊5日、
ショーは現地日時で24日に瀬田氏がミラノでチーフを勤めるブランド「GIBO」が、
そして中1日をおいて26日にご自身のブランド「setaichiro」が開催された。。
※下の画像で黒いパーカーに眼鏡をかけている方が瀬田一郎氏。
瀬田一郎 瀬田一郎

■瀬田氏がチーフを勤めるブランド「GIBO」のショー風景(会場:ミラノGIBO)
gibo01.jpg gibo02.jpg

■瀬田氏オリジナルブランド「setaichiro」のショー風景(会場:ミラノGIBO)
setaichiro01.jpg setaichiro02.jpg

観光ならまだしも、ミラノコレクションの舞台裏が体験できるような機会は
関係者でもなければ中々ないので、貴重な経験になると思い喜んでお受けした。
ヘア&メイクなども、日本の一流アーティストが手がけるとの事。
一流のアーティスト達の仕事ぶりを、それも海外で生で見れるという事もあり
行く前から、かなりワクワクしていたのを今でもはっきり覚えている。
いや、このように画像を見ながら思いかえしていても、
あの何ともいえない雰囲気がよみがえりいまだにワクワクする。
準備から撤収まで、誰も怒鳴り声をあげる事もなく、いい緊張感をたもちながら
軽快に進んでいく。作業中もただピリピリしているだけではない、
みんながお互いの作業を気づかいながらも、時には真剣な表情で、
そして時には笑顔で、その場の雰囲気を盛り上げつつ進行する。
印象的だったのは、みなさん、とても腰が低く、紳士的だったことだ・・・。
中でも下の画像で紹介しているMake-up担当のYUKIさんと、
Hair担当のABEさんはひときわ光って見えた。
その仕事ぶりを間近で見れただけでもラッキーだ。
瀬田氏と同じように、ついついお二人の表情や手元に見入ってしまう・・・。
お二人とも日本のメジャーシーンで活躍中である。
画像左はMake-up:YUKIさん 画像右はHair:ABE氏
下のURLはお二人が所属しているFEMMEの公式ホームページ
http://www.femme-de.com/
yuki01.jpg hair01.jpg


そして旅を共にしたのが、上記で紹介したガクオンユニティフェイス
加来社長と、海外旅行なれした東京在住のA氏である。
ツアーコンダクターの伴わない、私達にとってA氏の存在は非常に心強い!
実際に私などは、精神的に何度も助けられた。
A氏も加来社長同様に瀬田一郎氏に関わる仕事をいている。
今回は、私こそ資料作成という立場だが、加来社長、A氏共に
今後仕事をするにあたり、とても重要な現場視察を兼ねてのミラノ行きなのである。
3人は品川で待ち合わせをし成田エクスプレスに乗って成田国際空港へ、
http://www.narita-airport.jp/jp/
さらに直通便でイタリアはミラノ・マルペンサ空港へ約18時間の旅である・・・・・。
http://www.sea-aeroportimilano.it/
搭乗したのは、緑と赤と白の機体がトレードマークのアリタリア航空のジャンボ。
http://www.alitalia.co.jp/
そして、とりあえず、小額だけ成田でユーロに換金しておいた。
この当時は1ユーロが140円前後だったが、今もあまり変わらないはずだ。
http://quote.yahoo.co.jp/m5?a=1&s=EUR&t=JPY

とにかく、今回は、華やかなショーの表舞台だけでなく、
そのショーがどういったテンションで造られていくのかを体感しつつ、
瀬田氏をはじめ、スタッフ達の動きや、イベントのシステムなどに注目し、
それらを相対的にしっかりと脳裏に焼き付けておきたいと思いつつ日本を離れた。

さて、私はこの18時間でどれほど機内放映映画が観賞できるか挑戦してみた。
日本語、英語、イタリア語がたのしめる・・・。とはいえ理解力はとぼしいのだが・・・。
まず離陸してはじめに見たのが、ハル・ベリー主演のキャット・ウーマン!
軽快な作品!オープニングにはちょうどいい。これは日本語版を観賞した。
続いて観賞したのが、キング・アーサー・・・。何故か30分をまたずにねむくなってきた・・・。
昨夜は横浜の実家に泊まり、朝方まで地元の友達と遊びほうけていたので
眠くないほうがおかしいのだが、スタートからコレでは挑戦した意味がない。
種目チェンジでリフレッシュ!既にパワナビシネマコーナーでレビュー済の作品、
トム・ハンクス主演のターミナル!ストーリーはわかっているし、
ここは一発眠気覚ましに、イタリア語で聞いてみた・・・(もちろんわからない)。
なにはともあれ、イタリア語はとにかく賑やかな言葉だ。
暗いシーンでもあまり悲観的になれないのがいい。
さらに、名子役、ダゴタ・ファニングが生意気な女の子を演じている
アップタウン・ガールズを観賞。これは以外に面白かった!思わず2回観てしまった。
そしてキング・アーサーにチャレンジ・・・。しかしまた睡魔に襲われる・・・。
観賞を断念し、1時間ばかりウトウト・・・機内食を食べた・・・。
様々な音楽PVを見たのち、少々長めの007ダイ・アナザー・デイを観賞。
これもレビュー済なので、イタリア語に挑戦してみたがピアース・ブロスナンの
イタリア語があまりにもハマッテいておかしすぎた。
やっぱりプレイボーイといえばイタリアだ。
さて、恒例のキング・アーサーの時間・・・やっぱり眠くなった。
そんな時、隣のカップルが観ていた字幕スーパー版、ターミナルがチラッ・・・。
何気なく盗み観ているとそのまま最後まで観賞・・・。
自分の前のモニターで観るのとはまた違ったスリルがある。
目の玉を思いっきり右に向けていたので、かなり疲れた。
そのまましばしウトウト・・・・。すると隣のカップルが騒ぎはじめた。
目を閉じたまま、聞き耳を立ててみると、どうやら外の景色が美しいらしい。
人間、十何時間も一緒にすわっていると、仲間意識が芽生えるらしい。
なにせ人間生理現象には勝てない、通路側の私の前を何度となく
「前をスイマセン」と通りすぎるのだ・・・ゆっくり眠れるわけもないが、会話も増える。
そんなことから気安く「どれどれ」と前を失礼し、外を眺めた。
「きれいですよね」と彼女。なるほど、窓から外をみると、
そこには夕焼けにそまったアルプス山脈のテッペンがキラキラと光っている。
ロシア方面からチェコ、ドイツ、スイスと南下してくるルートなので見る事ができるのだ。
まるで、この世のものとは思えない風景だ。やっぱり地球は美しい。
悲しいかな画像には納めていない・・・。

23日~1日目
そんなこんなで、ミラノ・マルペンサ空港に到着したのは夜の8時過ぎ・・・。
日本とイタリアは約8時間の時差がある。
本来なら翌早朝のはずだが、まだ夜の8時なのである。
じっくりと眠れるわけもなく、座りっぱなしの18時間。
3人とも「なんかメチャクチャ腹減ったね」と意見が一致・・・。
「空港内のレストランとかまだ開いてるかな」「いや市内でたべようよ」
頭はイタリアンピザ&パスタにすっ飛んでる。
私達にはツアーコンダクターなどはいない。
しかし海外なれしているA氏がいるので、列をつくり順番待ちをするツアー客の脇を
スルスルとすりぬけ、そのスムーズさをみせつけるように出国したのだった・・・。
ml01.JPG 1203new.jpg


ところがあまりにもスムーズにいきすぎた・・・。
それも違和感があるほどに・・・。
「ちょっとなんか軽いよね」と私・・・。
「軽いってなにが?」一瞬、間が開く。
「あっ」・・・「ああっ~!・・・」。と2人。
何故か?本当に何故か?ありえない事がおこってしまった。
私達3人はトラベルバッグを持たずにお気楽モードで出てしまったのだ・・・。
あまりにになれているからこその思わぬミスだった・・・。
なれていない私一人だったらバッグは忘れないが、スムーズに
出国できたかどうかはわからない・・・ここはハワイではないのだ。
まったくここからが大変だった。英語で理由を説明、ほとんどがA氏によるもの。
いったりきたり、パスポートを出したりしまったり、ベルトや時計をとったりつけたり。
やっとの思いで、ポツン・・・とおかれた3つのトラベルバッグを確認。
パスポートなど紛失しないでよかった。
このときのA氏の行動力は迅速で的確だった・・・。
今後の事を考えると、この時ほんとうに「A氏が一緒でよかった」と思った。
しかし、夜の空港内は寂しいほど静まりかえっていた。
高速バスでミラノ中央駅に向かったが、乗客は3人だけ・・・。
運転手はこういった「うちの会社はね、3人の時は1人サービスしてるんだ」
・・・・・・?そんなサービスって・・・・・きっと気を利かせてくれたのだろう。
ml008new.JPG ml0002.jpg


私と加来社長、そして瀬田氏及びスタッフは郊外のホテルに宿泊する事になっている。
そんな事からまずは、駅から一番近い、A氏が宿泊するホテルに荷物を置かせてもらい、
とにもかくにも、晩御飯を食べる作戦会議!しかしすでに10時過ぎだったことから、
もっていったレストランガイドなどは役にたたない・・・。フロントに置いてある
近隣地図とニラメッコし、地理を頭にいれつつ、無計画に外にでてみた。
ml02.JPG ml00202.JPG


30分ぐらいだろうか、土地感もないまま歩きまわった。が、中々店がみつからない・・・。
バーなどは、確かに営業しているのだが、店舗内が確認できない海外のバーに、
男であっても入国早々いきなり入れるほどの度胸はない・・・。
かなり必至だったようで、ウロウロしている時の街中の画像が少ない・・・。
ml03.JPG ml04.JPG


やっと見つけた、いかにも入りやすそうなピザ屋!
店舗内も確認でき、陽気な雰囲気が漂っている「ここなら安心だろうと」入ってみた。
店舗名は「PIZZERIA SPONTINI」。帰国後にネットでしらべたら
ホームページがあった↓
http://www.pizzeriaspontini.it/default.htm
気さくな店員さんに「あんちゃんいい帽子かぶってんね~」と言われた。
いや、彼のジェスチャーからそう感じたわけで、話がわかるわけではない。
彼は4ユーロのオリジナルピザをすすめた。みんなハイネケンとセットでたのんだ。
やっとのおもいで出国・・・半ば絶望しながらの店探し・・・そんなこんなで、
この店のピザの味は忘れられない・・・なんと美味かった事だろう!
客観的にもチーズの味が日本のピザとは違うように感じたのは気のせいではないハズ。
さらに生ハムの味は絶対に違う!これは自信がある。格段に美味い。
ml05.JPG ml06.JPG
mlp01.JPG ml006.JPG


お腹もいっぱいになり、足にもきていたので、
スーパーで夜食の買い物をし、ホテルにもどった。
A氏とちがい私が4日間滞在するホテルは郊外にあるので、
ミラノ中心部からタクシーで20分はかかる。
途中夜食という事で、ガス(炭酸)入りのミネラルウォーター「SAN BENEDETTO」と
http://www.sanbenedetto.it/
クラッカーのようなものを買った。ミネラルウォーターは
空気が乾燥していたせいか、気分的にガス入りがほしくなった。
ホテルは長期滞在型だったので、かなり広く、バスルームにキッチン、
リビングにダブルの寝室。これを1人で使っていたのでかなりの贅沢だ。
瀬田氏やそのスタッフも、同じホテルに泊まっている・・・。
ml07.JPG ml08.JPG


部屋などの画像も撮影しておこうと、ついついそんなことばかり考えてしまう・・・。
シャワーを浴び、わけもわからず、ミラノの深夜番組をみていると
備え付けの電話がなった。加来社長からだ。
話の内容は、デザイナーの瀬田氏が明日に控えたショーの準備がおわり
部屋に戻ってきているので、顔合わせをさせたいとの事だった。
時計を見ると御前1時をまわっていた「忙しい中、こんなに遅く大丈夫だろうか・・・」
現地での貴重な時間なはずだ、私も迷惑はかけまい、
かるく名刺を渡すだけにしようと、エレベーターに乗り込んだ。
私はまだ1度も瀬田氏の顔を見た事がないので、顔だけでも知っておきたかった。
部屋の前で立ち止まり、ノックをすると、すらっとした長髪の男性が現れた。
状況から考えても、私は直ぐに、この人が瀬田氏である事を理解できた。
「夜分遅くに申し訳ございません」と私。
すると「いえいえこちらこそ」と笑顔で部屋に入れてくれ、
とても丁寧に話を聞いてくださり、ワインまでご馳走になってしまった。
実際は、肉体的にもかなりきついはずなのに、そんなムードは
全然表にださず、逆にこちらを気づかってくれた。
奥様のエマさんもとても素敵な方だった。
瀬田氏は「ミラノがおわったら次は中国なんですよ」といっていた。
身体がいくつあっても足りなそうだ・・・私の忙しさとはレベルが違う。
40分ほどいただろうか?私は瀬田氏の部屋を後に、自室に戻り、
2分と待たずに眠ってしまった。


24日~2日目
時差ボケとは非情なものだ、あんなに疲れて、グッタリねてしまったはずなのに、
もう目が覚めてしまい、寝付けずにいる。朝5時・・・まだ3時間しか眠っていない。
あまりに目が冴えてしまったので、またシャワーを浴びた。
よけいにスッキリしてしまったのはいうまでもない。
さっきまで深夜番組を見ていたかとおもえば、今度は早朝のニュース。
相変わらず言っている事はわからないが、かろうじて天気予報はわかった。
日本は今昼の1時頃だろう・・・・・。
朝食は9時・・・今は6時、あと3時間何しよう・・・。
そこで、数時間前に出来なかった、ホテルの撮影をすることにした。
しかし、まだ外は暗く、しばらくはニュースと向き合っていた。
私がお世話になったホテルは「ATAHOTELS Quark Due Residence」といって、
Via Lampedusaに面している。目下にはマックが見える。
due01.jpg deu02.jpg
deu03.jpg deu04.JPG
deu05.JPG deu06.JPG


待ちにまった9時、やっと朝食。こんなに朝食が待ち遠しかった事があったろうか?
1階のカフェでは、瀬田氏のスタッフも朝食をとっていた。
加来社長もすっかり身支度を整え降りてきた。もちろんファッションはsetaichiroだ。
ここでもやっぱりチーズが美味しかった。本場イタリアのチーズはやはり美味しいのだろう。
ちなみに真っ赤なのはトマトジュースではなくオレンジジュース。
ml09.JPG ml10.JPG
ml29.jpg ml30.jpg


コレクションの会場はホテルからタクシーで15分ぐらいだろうか?
まだ時間もありすぎるぐらいあるので、会場までは地図を片手に歩いて行ってみた。
ミラノの街は小さな路地まで、ちゃんと名前が付いているので、
建物の角に付いている、通りの名前をみれば直ぐにわかる。
逆に、イタリア人が日本に来たらどうなんだろう?とも思った。
下の画像は、会場となる「GIBO」だが、「GIBO」の看板の左と
手前にそれぞれ通りの名前が記されているのがわかるだろうか?
コレと地図を照らしあわせれば、意外とどこでも一人で歩いていけるのだ。
それにしてもバスが長い・・・。
ml31.jpg ml32.jpg


まだまだ職人さん達が会場設営中・・・。
瀬田氏やスタッフ達も朝早くから準備で忙しい。
ml11.JPG ml33.jpg
ml34.jpg ml35.jpg
staff01.jpg staff02.jpg
staff03.jpg staff04.jpg


ショーが始まるのは夜、地元のモデル達が会場入りするのも夕方なので、
時間は充分にある・・・。そこで、一人で街をウロウロして見ることにした。
この「GIBO」の建物がある地域周辺は、観光地とはかけ離れたところで、
周りには工場などが多い。でもこれから数日間お世話になる街だから、
少しでも知っておきたいと思い、とにかく休まずにあるいた。4時間は歩いただろう。
ml36.jpg ml37.jpg
ml38.jpg ml39.jpg


途中、路肩の売店でパンを買ったりして食べながら歩き続けた。
カフェでお持ち帰りのパンを買ったのだが、店員に
「ヘイお前さん、カプチーノは飲んでいかないのかい?」
と言われた・・・いやそう感じた。だからはっきり「NO」と言ってやった。
そういえば外国では”はっきりした態度で・・・”と何かの番組でやっていた。
私はNOといえる日本人になったような気がした・・・。
ここはミラノ中心部から離れている工場が多い街なので、
先ほどの静けさはどこえやら、昼時になるとドッと人が溢れてくる。
マックに入って、ハンバーガーの注文がしてみたくなった。客は多かった。
コーラとチーズバーガーをかたことのイタリア語で頼んでみた。
すると、いつものアレがはじまった・・・。いや、正確には何を言ってるのかはわからない。
たぶん流れからして「ご一緒にポテトはいかがですか?」と言っているのだろう。
私の前に座っていたブルネットの女性が、同僚らしき男性にイタリア語でまくしたてていた。
私は、じっと眺めていたが、この瞬間、やっと「ああココは日本じゃないんだ」
と感じた・・・鈍いといえば鈍すぎる。たぶん、今までは日本語が通じる人間が1人は
身近にいたからあまり深く考えなかったんだろう・・・。
入国して16時間、なんだかやっと楽しくなってきた。


夕方、ショーの会場に戻ると既に、準備がすすんでいた。
朝とは違い、現場にはたくさんの人々が溢れ、物凄い活気だった。
日本では、お茶や御菓子が定番のケイタリングが、
イタリアではカプチーノとクロワッサンサンドなのがお洒落ではある。
クロワッサンを頬張るモデル達も絵になる。
もちろんMake-upはYUKIさん、HairはABE氏が担当している。
それぞれのセクションのリーダーが一流だからか、忙しくはしているが
ドタバタしていない・・・もちろん怒鳴っているスタッフはいない。
緊張感の中にも余裕があって、ショーの準備から入っている
各国の記者達が気持ちよく取材できるような環境も作られているようだ。
「邪魔だから出って行って・・・」といったような素振りをみせないのは凄い。
あたりまえだが、このレベルになると、どのスタッフにもやらされている感などはない。
私はただ撮影しているだけなのだが、なんだか気持ちよくなってくる。
ml40.jpg ml41.jpg
ml42.jpg ml43.jpg
ml45.jpg ml46.jpg
staff05.jpg staff06.jpg
staff07.jpg staff08.jpg


瀬田氏は地元ミラノや、カナダなど、様々な国のメディアのインタビューを
受けながらの作業だったので、実に忙しそうだったが、常に穏やかな表情だった。
メディアの数も多く、はっきりいって戸惑ったが、地元ミラノの記者が実にやさしく、
撮影のポイントや、小物を貸してくれたりした。もちろんほとんどの会話はジェスチャーだ。
ml443.jpg ml44.jpg


この日(24日)は瀬田氏がミラノでチーフを勤めるブランド「GIBO」のショーだった。
ml47.jpg ml48.jpg


ショーも大盛況の中、無事終了!お疲れ様の挨拶のあとは、
ミラノ市内のレストランで打ち上げ、パスタ&ピザが最高に美味しい店だった。
特に生ハムと半熟卵のピザ「ビスマルク」は美味しかった、生ハムはまったくしょっぱくない。
そういえばミラノに来てからというもの、ワインは赤のみである。
打ち上げで行ったおみせは「RISTORANT-PIZZERIA Demus」。
20139 Milano Viale E Martini 15 (P.le Gabrio Rosa)
ml49.jpg ml50.jpg
ml51.jpg ml52.jpg
ml53.jpg ml54.jpg


25日~3日目
この日はまったくのオフ、みんなでミラノ市観光をしてみた。
とりあえず朝一で会場には顔をだした。オフというのもショーがないから
私達が勝手にオフなだけで、明日のショーに備え、スタッフは作業中なのである。
瀬田氏に注目している賀来社長はコレクション(2005年の秋冬)を物色。
会場にいたスタッフのブーツが可愛かったので画像におさめておいた。
ml55.JPG ml11new.JPG


地下鉄BRENT駅から、観光スポットが多いミラノ中央駅へ・・・。
風景ばかり淡々と撮るのもなんだか味気なく殺風景なものだから、
せっかく瀬田氏のファッションアイテムに身を包んでいる加来社長にはモデルになってもらった。
しばし男は引っ込んでいることにする。
ミラノは道路もわかりやすいが、地下鉄も色分けされており、
大よそミラノ市内なら、どこでも1ユーロで行けてしまう。
券買機もあるが、大抵、日本でいう売店(キヨスク)で購入できる。
地下鉄にはギターやバイオリンを抱えた流しが乗っていて、
「兄ちゃんおいらの歌を聞いてくれや」と歌う。日本では考えられない光景だ。
ml56.JPG ml57.JPG
ml12.JPG ml13.JPG


ミラノ中央駅・・・。ミラノ市街中心の北側に位置する巨大なドーム状の駅。
国際線の乗り入れもあり、一種独特な雰囲気がある駅だ・・・。
一昨日はバタバタしていたので、撮影をしなかったが、
こんな駅では、思わず何度もシャッターを切ってしまう。
ml58.JPG ml59.JPG
ml60.JPG ml61.JPG


中央駅の直ぐそばにある、ミラノでは最も有名な建築物、ドゥオモ!
1386年にミラノ公”ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティ”の命によって
着工されたイタリア最大のゴシック様式の建造物。
只今ファサード修復中でシートがかけられており、残念だったが、
そのランドマークたる壮大さは充分うかがえる。
モデルは女性にといいつつ、ココだけは記念に撮ってくれとせがんでしまった。
ml14.JPG ml15.JPG
ml16.JPG ml17.JPG
ml62.JPG ml63.JPG

こちらはヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア!
ドゥオモ広場とスカラ広場を結ぶ十字型3層吹抜のアーケード内には
様々なショップがたちならんでいる。観光客の数が非常に多い。
シックなマックがみれる(笑)。
ml18.JPG ml19.JPG
ml64.JPG ml65.JPG


ミラノといえばブランド街も有名だ。古い建築物をまもり、イタリアらしい街の外観を
損なうことなく、一歩店内に入るとオリジナリティ溢れるアート空間が飛び込んでくる。
このギャップが、旅行者達の購買意欲に拍車をかけるのだろうか?
それにしても、相変わらずバスが長い・・・。
ml66.JPG ml67.JPG
ml20.JPG ml22.JPG
ml23.JPG ml68.JPG


Vetrerie di Empoli S.p.Aのグラスで焼酎を飲んでみたい。
ロックで飲めば、さぞかし美味く感じる事だろう?
http://www.vetreriediempoli.com/
とりあえず買ってみた・・・たぶんワインを飲むのが正解だとおもうが、
あえて、日本に帰ってから焼酎を飲んでやると決めた!ブルーとレッドをペアで購入した。
ml25.JPG ml26.JPG
ml69.JPG ml70.JPG


ブランド品もいいが、やはりイタリアと思ったのは、街のあちこちで
お洒落な、家庭用カプチーノマシーンを見かける事だ。
ml72.JPG ml74.JPG
ml75.JPG ml76.JPG


しかし、また失敗をしてしまった。あまりにウロウロしすぎて
ランチのタイミングを逃してしまった。時計を見ると午後2時45分、
ほとんどのレストランやカフェは夜の準備に入ってしまう・・・。
カプチーノだけならいいのだが、そうも行かず、またまたもくもくと歩き回った。
店探しだけで45分ぐらい歩いただろうか・・・?
やっとの思いでたどりついたお店さんがここ↓「L'Angolo del Panino」
でも実は、ランチの後片付けをしていたところに飛び込み、
「何か作ってもらえませんか?」と身振り手振りでお願いしたら
メニューを指差し「コレとコレならOKだよ」こころよく引き受けてくれた。
こちらは誰もイタリア語などしゃべれないし、たとえば知ってる英語で話そうにも
相手が英語を理解していない、ミラノでも観光スポットには英語を話す係員もいるが、
こうした個人経営の店舗はイタリア語オンリーだ。変なイタリア語より
どうにかしたい時は意外と日本語に大げさなジェスチャーが通じる。
この店はビジネスマンが営業途中に気軽に立ち寄るような位置づけのカフェだと思うが、
パスタは美味かった。イタリアは全体的に食事が美味しい。
ml77.JPG ml24.JPG
ml78.JPG ml79.JPG


なんだかんだと、ショッピングなどをしていたらA氏から連絡が入った。
そういえばA氏はサンタ・マリア・デレ・グラーツィエ教会にある
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に行くと別行動となった。
「いやあれは予約しておかないとダメでしょ」なんて
当たり前のような事を言ってしまった私は、お土産めぐりの旅・・・。
逆に海外なれしているA氏は「いやいくだけ行ってみる、もしかしたら見れるかもしれない」
そして、今「お願いしたら見せてくれたよ」との連絡が入ったのだった。
本来ならその「もしかしたら」スピリッツは私が持っていなければならないもの。
イタリアの地にきてA氏の行動力に脱帽させられた・・・。
もちろん私は「最後の晩餐」を見逃した。
A氏と合流すると「やっぱり本物はいいな~」と興奮気味に語っていた。
私は夜のミラノ市内をあるきながらかなりへこんだ・・・。
SONYだとか、無印良品だとかの看板しか覚えていない・・・。
mlyoru01.JPG mlyoru02.JPG
mlyoru03.JPG mlyoru04.JPG


あまりにも無計画すぎるという事で、この日のディナーはガイドブックを参考に
「Ristorante LE 5 TERRE」という店に行った。
MILANO- Via Andrea Appiani 9 
この店も帰国後ホームページを見つけたので紹介しておく↓
http://www.ristorantele5terre.com/
とても雰囲気のいいお店で、ゆっくりできる。
とりあえす、3人でスパークリングワインを開けた。
喉も渇いていたから、グイっといってしまった・・・。かなり効いた。
お料理は日本人にもばっちりあっていて、どれも美味しくたべられる。
画像の叔父さんがドルチェ(デザート)を切り分けてくれるのだが、
食べる前から何とも美味そうな雰囲気を演出している。
お腹いっぱいになり、足取りもままならず、タクシーで帰った。
明日は「setaichiro」のショーがある。ずっと寝不足なのでゆっくり寝ておこう。
http://www.ristorantele5terre.com/
le501.JPG le502.JPG
le503.JPG le504.JPG


26日~4日目
なんだかんだいって朝5時に目が覚めてしまう。
それも、キッチリ計ったようにだ・・・。昨日は0時に寝たので5時間は眠れた。
身体で覚えた時間の感覚は中々抜けるものではない。
朝のニュースと天気予報にはすっかりなじんでしまった。
一昨日に「GIBO」コレクションが発表された会場で、
今日は瀬田氏のオリジナルブランド「setaichiro」コレクションが発表される。
これからシャワーを浴びて時間をつぶしても時間はあり余る。
この日は昨日一緒に出歩いた加来社長、A氏ともに用事があり、
夕方まで、私は一人で行動する事になる・・・。
どうせだからと思い、早朝から街に出かけ、夕方まで市内を歩き回ろうと決めた。
しかし、イタリアまで来て、私自身の画像のなんて少ないことか・・・。
もちろんカメラを持っているのが私なので、必然的に自分は撮らない・・・。
日本ならスイマセンカメラを・・・と声をかけられるが、ココでは無理だ。
ツアーで来ていれば何の問題もないのだが、ココにツアコンはいない。
しかしなにか形跡は残したい。結局鏡に向かって自分で撮ってみた。
セルフタイマーを使うとなんか違う方向に走りそうなので、それだけはやらなかった(笑)。
おや!?ドクタースランプあられちゃんがイタリア語でなんかしゃべってるぞ・・・・。
ml2601.jpg ml2602.jpg


今は2月、白い息を吐きながらホテルから街にでてみた。
目的はミラノ市内の「青空市場めぐり」・・・どうせツアーじゃないんだから、
ゆっくり、ゆっくり歩いてやろうと思った。しかし腹が減った・・・。
昨日は酔ってしまい、なにも買い置きはしていなかった。水もない。
腹は減っているが、ホテルの目の前のマックはまだオープンしていない。
とりあえず最寄の地下鉄の駅まで歩くことにした・・・。
この日は土曜日だ・・・通勤する人もまばら、犬の散歩が少々・・・。
そういえば、こちらに来てからやたらと目につく看板があったので撮ってみた。
街のあちこちでこの看板を見かける。「intimissimi」
イタリアで人気の下着メーカーだ。日本でも楽天などでネット販売している。
http://www.intimissimi.it/
ml2603.JPG ml2604.JPG


途中小さなカフェが開いていた。中を覗いてみたら顧客さんが2人いる。
カウンター付近にはテイクアウト用のパンが売られていた。
私が入って店内を見回していると、店主が珍しそうにこちらを眺めていた。
この辺は観光地とは違って、まったくの地元人ばかり・・・。
片言のイタリア語で「このパンをください」といった。
わかったような雰囲気で店主が皿に2つのパンを置いた。皿??
こちらに向かって何か話しかけてきている・・・???。
ああ、そうか「あんたカプチーノは飲まんのかね・・・」そんなところだろう。
それで皿か・・・。なるほど、私がはっきりとテイクアウトを告げなかったので、
食べていくものだと思ったらしい。
「NO」。そして、ジェスチャーを交えテイクアウトを主張した。
店主は「ああ・・・」といった表情で、袋にパンを包みはじめた。
またなにか言ってきた???「本当にカプチーノはいいのかね?」
と、カップを飲みほすしぐさをした。もちろん「NO」といって、袋を受け取り、
御礼をいってそそくさと出てきた・・・パンを買うだけなのに疲れる・・・。
せめて英語が通用すれば方法はあるのだが、イタリア語以外はNGなのだ。
mlpan.JPG mlpan02.JPG


地下鉄の駅構内では、早朝から路上ミュージシャン建ちが
楽器を片手にパフォーマンスをしている。構内というのが凄い。
地下鉄に乗った瞬間に目に入った落書き・・・なんて事はないのだがうけた。
ml2605.JPG ml2606.JPG


「青空市場」はミラノ市民にとって欠かす事のできない文化だ。
定期的に市内に100弱もの青空市場が立ち、観光客等もあしを運び賑わう。
パピニアーノ通りの青空市場が一番有名だが、こうした市場は昔から
ちゃんとした規定のもとに、行政が協力しシステムを確立しているから凄い。
青空市場の清掃なども市がバックアップしていると聞いた。
行政も手間がかかることはたくさんあるかもしれないが、無意味に
大金をはたいて借金を増やすぐらいなら、労力を惜しまずに青空市場のような
システムを作って、実践してみればと思う。活気をつくるのは人であって
ものでは無いというのがわからないとも思えないが・・・。
とにかく市民の交流だけでなく、観光客も訪れる青空市場は活気が溢れている。
その反面、個人店舗などは日本同様に大型ショッピングセンターなどの
影響で少しづつ減っているそうだ。やはり青空市場が人気なのは
完全に地域密着型というところだろう。フリーマケーットに近いが、テンションは違う。
同じような雰囲気は、年末に東京のアメヤ横丁(アメ横)で味わったような気がする。
品数は豊富、果物、野菜、魚、肉、チーズ、といった食料品だけでなく、
衣類や化粧品、雑貨にアクセサリーとなんでも揃う。なにより屋外というのがいい。
歩いているだけでも活気があり楽しくなる。散歩がてらに毎週末いっても飽きないだろう。
時間の許す限り、様々な青空市場に行ってみた。
この「青空市場」についてはレポートの最後でも取り上げている。
mlaozora01.JPG mlaozora02.JPG
mlaozora03.JPG mlaozora04.JPG
mlaozora05.JPG mlaozora06.JPG
mlaozora07.JPG mlaozora08.JPG
mlaozora09.JPG mlaozora10.JPG
mlaozora11.JPG mlaozora12.JPG
mlaozora13.JPG mlaozora14.JPG


郊外から地下鉄で中心に近い街に行った。
相変わらずいたるところで「青空市場」をみかける。
私はあえて有名な観光スポットには行かず、ただただ、街中をうろついた。
人も多いが車も多い、しかしあまり大げさな車は走っていない。
自分達の街に似合った車をしっかりと選んでいるのだろう。
マーチなどの日本車も結構見かけたが、日本でおなじみの
高級なヨーロッパ車はまず見かけなかった。六本木のほうがたくさん走っている。
それにしても縦列駐車の仕方が凄い・・・ほとんど出れないハズ。
ミラノ在住の方にちょっと聞いてみたら
「誰にも見られてなかったら、お構い無しにガンガンやっちゃう!」
ちょっと過激だが、車のバンパーはぶつかってもいいと考えていればそれもアリか?
広場や小さな公園、ベンチなどは実に多い。
散歩したり、ウィンドウショッピングをしている人達の姿も多くみかける。
個人店舗でも、まだまだ満員御礼の店がたくさんある。
チーズ専門店とか、肉の専門店だとか、中に入れない店もあった。
ml26city03.JPG ml26city04.JPG
ml26city05.JPG ml26city06.JPG
ml26city07.JPG ml26city08.JPG


こんなスタンド形式のものが街のあちこちにある。
規模は小さいけど、通りに密着させようとしているのがわかる。
ちょうど昼は、スタンドでホットドッグとコーラを買って歩きながら食べた。
誰にも「お行儀が悪いからやめなさい」と注意されなかった。
何故か地下鉄の切符がたまる・・・普通は改札で渡すのだが???
mlstand01.JPG mlstand02.JPG
mlstand03.JPG mlstnd04.JPG
ml26city02.JPG ml26city01.JPG


そろそろ時間となったので、瀬田氏のファッションショーが開催される会場へ。
上記で書いたとおり、一昨日のショーはミラノのファッションブランド「GIBO」の
コレクションを発表したもので、瀬田氏は「GIBO」のチーフデザイナーである。
いっぽう、ショーを開催する会場は同じだが、内容は異なり瀬田氏のオリジナルブランド
「setaichiro」のコレクションを発表するものである。そのためデザイン的な趣も
一昨日とはガラッとかわる。もちろんモデル達のヘア&メイクも一変する。
担当は一昨日同様にMake-upはYUKIさん、HairはABE氏である。
この日は、ヘアーとメイクに注目をした。専門ではないので語れないが、
出来上がるまでのプロセスは初めて見る事ばかりだったので終始うならされた。
この日も各国のカメラマンが準備の段階から取材に入っていた。
そんな中、真剣にビデオをまわす加来社長の姿もあった。
ml26seta01.jpg ml26seta02.jpg
ml26seta03.jpg ml26seta04.jpg
ml26seta05.jpg ml26seta06.jpg
ml26seta07.jpg ml26seta08.jpg
ml26seta09.jpg ml26seta10.jpg
ml26seta11.jpg ml26seta12.jpg
ml26seta13.jpg ml26seta14.jpg
ml26seta15.jpg ml26seta16.jpg
ml26seta17.jpg ml26seta18.jpg
ml26seta19.jpg ml26seta20.jpg
ml26seta21.jpg ml26seta22.jpg
ml26seta23.jpg ml26seta24.jpg
ml26seta25.jpg ml26seta26.jpg


26日の「05-06冬 setaichiro」コレクション、ショー風景
mlfs01.jpg mlfs02.jpg
mlfs03.jpg mlfs04.jpg


この日のショーも無事終了。「GIBO」のコレクション発表時と少し異なる点は、
観覧席にいる日本人らしき人の数。瀬田氏オリジナルブランドという事もあり、
断然多かったのはいうまでもない。日本でも注目度が高いということだ。
今回の瀬田氏のミラノコレクションはコレで終了。
スタッフ達から「お疲れ様でした」の声がかけられると同時に、拍手が沸いた。
一昨日のショー終了時よりも、柔らかいホッしたような笑顔が印象的だった。
さらに記念写真を撮る姿なども一昨日には見られなかったと思う。
スタッフ達の心からの笑顔が、仕事の達成感の大きさを物語っている。
一方、瀬田氏は終了後もインタビュー責めにてんてこ舞いだった。
地元のファッションモデルの中にはヘア&メイクが気に入って
「このまま帰りたいんだけど、ちょっといじってください」なんていうシーンもあった。
mlend01.jpg mlend02.jpg
mlend03.jpg mlend04.jpg
mlend05.jpg mlend06.jpg
mlend07.jpg mlend08.jpg
mlend09.jpg mlend10.jpg


この日、私はなんとなく、その場になじめず、
会場から、一人で歩いてホテルまで帰った・・・。
たいした仕事もしていないのに、その場にいるのがいやだったのだ。
一緒に盛り上がる資格はないと思った・・・。
まだ23日のように遅い時間ではなく、また週末という事もあって
どこのレストランにも人がいっぱい入っており、大騒ぎをしていた。
あまりに圧倒され、一人で店に入ることもできず、
路上の屋台でホットドッグを2つ買って、ホテルで食べた。
コーラの缶との比較でわかると思うが、馬鹿でかい・・・。
屋台のオヤジさんに「その身体で2ツ食べるのかい」
みたいな冗談を言われたような気がする。
さらに、夜食も買ってしまったが、m&m'sとKit Katじゃなんの冒険にもならない・・・。
ぶらぶら街を歩いていると、街の明かりがなんとなく悲しく見えてきた。
「せかっく土地感もついてきたのにな~・・・せめて33ヶ月ぐらい滞在できれば」
などと思いつつ、シーンと静まりかえったホテルに到着。
シャワーを浴びてホットドッグを食べながら
いろんなTV番組をみた。イタリアのバラエティー番組は強烈だった。
はっきり覚えていないのだが、確か、マイケル・J・フォックスのTVドラマ、
ファミリー・タイズを放映していた局があったと思う。
さらに日本ではCSで見た事のあるOH!マイキーを放映していたが、
なんといってもイタリアンなアラレちゃんが最高だった。
結局ホットドッグは1ツしか食べられなかった・・・。
「あ~、帰りの飛行機ではもう見る映画がないな~」ふとそんな事を思った。
ml100.JPG ml101.JPG

27日~5日目
また5時に目がさめた・・・早朝、長々とシャワーを浴びるのが気持ちよく感じるようになった。
それも、これで終わり・・・、荷造りする時間は充分過ぎるほどある。
なんとなく、最後に記念と思い自分で自分を撮ってみた。
あまりうまく撮れなかったようだ・・・。
ml102.JPG ml105.JPG


午前9時ごろ、スタッフ達が続々と降りてきた。
ホテルで分かれるもの、空港まで一緒に行くもの様々。
「これからパリに直行で日本に帰れないんです・・・」そんなスタッフもいた。
私達3人と瀬田氏は同じ便で帰る事になった。
来たときはあれほどバタバタしたのに、帰るとなるとこうもあっさりしたものか・・・。
と言うほどすんなりマルペンサ空港に到着。
もちろん免税店やレストランもバリバリ営業していた。
最後の食べ納めとばかりに、ピザをたくさんたのみ、みんなで食べた。
帰りは映画など見ずに、たっぷり眠ってやろうと、空港でエアー枕と購入。
そして、私達をのせたAZ0786便は、14時55分にあっけなく離陸した。
ml200.JPG ml201.JPG
ml202.JPG ml203.JPG
ml204.JPG ml205.JPG


寝よう、寝よう、せっかく枕を買ったんだ!
昨日まではバリバリ歩き回っていた時間帯である。そうそう眠れるものではない。
そうこうしているうちに、となりの席の加来社長が、
「なんか面白い映画なかった・・・」「ああアップ・タウンガールズがおすすめです」
「これどうやって見るの・・・」「こうやて、ココをおして」
やがてアップタウン・ガールが始まったようだ。私は音楽でも聴こうと思い、
自分のリモコンを操作するのだが、まったく反応がない。結局故障していた。
「ついてないな~」と思いつつも、「まぁ寝ようとおもってたんだからいいじゃないか」。
そう言い聞かせ、なにげなく隣のモニターに写っていた、ダコタ・ファニングに目をやったまま、
結局、最後まで観賞してしまった。
・・・・・機内レビューの結論・・・アップタウン・ガールズをおすすめする↓
http://www.foxjapan.com/movies/uptowngirls/


今回は世界的に活躍をしているファッションデザイナー瀬田氏の
ファッションショーの表と裏を見る事ができ、本当によかった。
どちらかといえば、表舞台よりも、舞台裏を見れた事が大きかった。
実際にその場に行き、空気を肌で感じる事ができたのが何よりだ。
私もいろいろなシーンをカメラに収めはしたが、
この舞台裏の空気感を伝えるだけの技術は、どうやら私にはないらしい・・・。
現地でのスタッフ達の仕事ぶりは、もっともっとカッコよく光っていた。
帰国し、画像をチェックしながら、もっと頑張らねばと思った。
ファッションショーそのものはほんの数十分で終わってしまう・・・。
まるで打ち上げ花火のように美しいのは一瞬だけだ。
コンサートや舞台・映画などに比べても時間的には非常に短い・・・。
しかし、コレクションのためのデザインなどを含めると、準備は同等にかかっている。
さらに、アルバム等のツアーのように一定期間公演があるわけでもない。
まさに「パパッと咲いてパッと散る・・・」そんな言葉がピッタリあてはまる。
一瞬の輝きのために、様々なアーティストが自分の仕事を着実にこなしている。
アレやコレやと何でも屋がたくさんいるイベントとは訳がちがう。
まるで水泳のメドレーリレーのように、自分の種目をキッチリこなし、
気持ちよく次の泳者にバトンタッチする・・・。
ミラノコレクションということもあり、各国からのメディアも多く、
もちろん表舞台は賑やかで華やかだったし、素晴らしかったが、
それよりも一流のアーティスト達がおりなす、一連の連携プレイは実に気持ちよかった。
そんなことから、レポートの画像は舞台裏を多く掲載したかった。
私はファッション業界プロではないので、今回のように海外でのショーの
裏舞台に触れる事ができる機会はもうないかもしれない。
そんな中、現場の空気にじかにふれさせていただいた事に感謝している。
もし、またいつか、こんなレポートを書けるような機会が訪れたら、
次回はもっと立派なレポートが書けるように腕を磨いておきます。
関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました。
そしてこのような機会を設けてくださったガクオン加来社長、そして
ミラノではとても心強かったA氏に感謝。別れ際にA氏が言った
「また一緒に旅ができるといいね!」という言葉にえらく感動した・・・。

PS:パワナビ的感想
ミラノで一番印象的だったのは「青空市場」!上記で書いた事と重複するかもしれないが、
「青空市場」はミラノの文化となっており、取りまとめは行政がシステムをつくり行っている。
毎回出されるゴミの回収は市の清掃係が、交通整理は市の警察が行う。
宮崎でも大きなフリーマーケットやバザーなど、イベント的な開催はあるものの、
ミラノの「青空市場」のように街ぐるみで伝統的な文化にまで仕立てあげてはいない。
ミラノにはブランド街のように、世界中から買い物客が集うお洒落なエリアがあるが、
この「青空市場」で売っているファッションアイテムには高価なものはない。
なのに、活気溢れる「青空市場」へは観光客もたくさん集まってくる。
もちろん、ミラノコレクションで発表されるようなものは、まったく比較にはならないが、
しかし一般市民が普段着として着れるようなものが格安でたんまりとある。
食料品や雑貨なども、ヘタしたら日本の大手スーパー以上かもしれない。
宮崎でも、商店街が元気がないなどの声も聞こえるが、ミラノも大手スーパーの進出で
まちなかの個人商店は厳しい状況らしい・・・。
しかし、そんな状況下でも、昔からの根本的な人種の違いなのか、なんなのか?
街ぐるみで「青空市場」を運営し、地域住民に愛されるものを造り、
週末は観光客を交え賑わい、凄まじい人間エネルギーを放出し、それを継続している。
これらの「青空市場」は立派に大手スーパー並の集客をしているし、
ミラノの名物として、普段は何もない空き地や公園が立派な観光地となっているから凄い。
これは、陽気なイタリア人パワーにほかならない。
時流には逆らえない・・・街にはダメな部分もあり、当然無くなっていくものもある・・・。
でも、人間力で盛り上げられるものには惜しみなく明るいパワーを注ぎ込もうという部分は、
陽気な南国宮崎人も見習うべきだと思う。こんな事を言うと、
「人口が違うじゃないか・・・。気候が違うじゃないか・・・。」そんな声が想像できる。
しかし違うからこそ、その土地の風土と市民のキャラクターにあったものが出来上がり、
一風変わってるからこそ、世界中の人々が違った文化に触れようと集まってくる。
地場産品などはその典型である。その土地ならではのパワーがたくさん詰まっている。
上記でも書いたが、「活気をつくるのは人であって物では無い」。
だからどんなにいいものを作っても、人間に活気がなければ人は集まってこないし、
活気のある人にはドンドン活気のある人や物が付いてくる。
ハードばかり追い求めているうちは、何をやってもダメだとおもう・・・。
ミラノの青空と一面にならんだテントや屋台がそんな事を思わせた・・・。
とにかくミラノの「青空市場」からたくさんパワーをもらったような気がする。

投稿者 pawanavi : 2005年03月03日 02:25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pawanavi.com/blog/info/mt-tb.cgi/271

コメント

そういえば!
良い時期にミラノいってらっしゃいましたね~
この時期に読むことになるとは!

投稿者 ぴゅあ : 2005年12月01日 11:54

>ぴゅあさん
ご連絡もせず本当にスイマセンでした・・・。

投稿者 ☆パワナビ松田 : 2005年12月02日 20:06

松田さん、お久しぶりです。この記事まってましたよ。どんな取材をしたのかどんなところにいってマツダ節を響かせてきたのか。。。
気になって気になって(笑)ミラノとってもきれいですね。あたしも今いろいろと計画を立ててて、行きたい所を探し中です。とりあえず、来年正月は万里の長城で初日の出ですかね(笑 ではでは。  

投稿者 くうにゃん : 2005年12月05日 20:47

>くうにゃんさん
こちらこそ久しぶり!!
この前、日向の交差点で合って以来かな(笑)
しかしカナダの次は万里の長城って、うらやましいね・・・。
俺も連れてってほしい・・・。
くうにゃんは、カナダ留学する前に
英語の勉強してたけど、
俺の、ミラノ行きはいきなりきまった事で、
電話で「○○で○○日から行ける・・・」といわれ、
「行きたい、行きたい!行きます。」
そんな具合だったから、イタリア語も全然勉強せず、
言葉もよくわからないまま、
一人で歩き回ったりしてたから大変だったよ!
「節」なんて回してる暇はなかったな・・・。
2歳児の気持ちがわかったような気がする。
大げさなジェスチャーで何とか頑張ったけど、
会話はできない・・・。
今度はちょっとイタリア語を覚えていきたいな!

投稿者 ☆パワナビ松田 : 2005年12月06日 00:04

コメントしてください




保存しますか?