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2004年12月21日

ターミナル

■タイトル ターミナル
■監督 スティーブン・スピルバーグ
■出演 トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ
■作品詳細 シネマセントラル延岡プレイバックシネマへ

みんなの平均点→3.750点

シネマレビュー↓
※評価は5点が最高です!点数間隔は0.5点です。(平均が3点)
※コメントはあくまでも主観に満ち溢れていますのでよろしくお願いします。

パワナビ松田・30代 男性 (評価:3.5点)
 12月もすでに折り返し地点をすぎ、今年も残すところ後2週間!1年間様々な映画をレポートいたしましたが、2004年最後のシネマレポートはスティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクスのコンビが放つハート・ウォーミングストーリー”ターミナル”。このコンビが放つ作品はこれで3度目!1998年の”プライベート・ライアン”では多くの兵士の命を預かるミラー大佐役でシリアスな演技で主演を、そして昨年(2003年)日本でも公開された”キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン(主演:レオナルド・ディカプリオ)”ではレオ様をしつこく追いかける、銭形警部のようなFBI捜査官役、そして”ターミナル”では、空港に長期間カンづめにされる男ビクターを人間味溢れる演技でコミカルに熱演!過去2作品とくらべても、トム・ハンクスらしさが光るであろう役どころに加えヒロインにはシカゴでアカデミー助演女優賞を受賞したキャサリン・ゼタ=ジョーンズを迎えるなど、豪華なキャストに加え、空港の雰囲気をそのままセットで再現するなど、お金のほうももクリスマスプレゼントとばかりにばっちりつぎ込まれております。また、ビクター(トム・ハンクス)と対立する立場の役フランクを演じるスタンリー・トゥッチは最近、リチャード・ギア&ジェニファー・ロペスの出演で話題となっている日本映画のリメイク”シャル・ウィ・ダンス”にも出演ということなので、この顔は要チェックです。そして作品の中ではニューヨークの雪景色なども見ることができ、今の季節にはぴったりの雰囲気をもっています。絶対「夏公開」ではこのニューヨークの雰囲気がでないでしょう!
 さてフランス映画”パリ空港の人々”のハリウッド版リメイクと言われている”ターミナル”、そのストーリーはというと、東ヨーロッパにあるクラコウジア人であるビクター(トム・ハンクス)が、ある目的のためアメリカに来てはみたものの、祖国の内乱による影響でアメリカに入国するどころか祖国にも帰れなくなり、空港暮らしを余儀なくされる・・・。というありそうでなさそうなお話ですが、舞台になっているのが空港内というのが非常に面白いですね!この空港はニューヨークのJFK国際空港という設定になっていますが、実に雑多な人種が様々な目的、事情をもって暮すアメリカ、しかもニューヨーク・・・さらにJFK国際空港といえば、世界の窓口といってもいいところ・・・。そんな化け物のようなところに東ヨーロッパの小国からやってきた観光もおぼつかない一般人が足止めをくらい、おどおどするわけですから、彼の行動を客観的に見るだけでも非常に面白いです。まさに”クロコダイル・ダンディー”のノリでやることなすことが小さな笑につながり、そして人間的に病んでいない純粋さに小さな感動を覚えます。正にハートウォーミング!そうこうジタバタしているうちに、やがて国際空港に住み着ついてしまい、様々な人種の人々との交流が生まれるわけですが、他人との接し方や、考え方、習慣などはまるで違い、ビクターを受け入れる人もいれば、もちろん敵視する人間も出てきます。
 この映画を見ていると、誰でも理由はともあれ、自分以外の人間と関わりをもつことで、それぞれドラマが始まり、そのドラマは自分でも思わぬ方向に人生を変えてしまうというのを強く感じました。そんな当たり前のことは映画である以上なくてはならないもので、いつもは特に考えたりもせず、もちろんそれすらわかっていてヒューマンドラマを見ているわけなのですが、”ターミナル”(フォレスト・ガンプもかな?)ではそれがとてもわかりやすくなっています。ビクターとの出会いによって変わりたくなかったのに、大きく人生が変わってしまった人、また変わりたいのに変われなかった人、変わる事を拒み続ける人など、人と人とが摩擦することでドラマがうまれていくんだな~と、改めて思わせられる部分が多々あります。
 1975年ジャック・ニコルソン主演の”カッコーの巣の上で”を見たとき、お互いが相手を受け入れようと考え始めた時に起こる化学反応みたいなものが、自然に、そして知らないうちに、人生をドラマティックにしていくんだな~・・・と、そんな事を強く感じましたが、この”ターミナル”でもビクターと仲間達が起こす化学反応を同じように感じることができます。
 しかし「彼はそこで待ち続けた。約束を果たすために・・・」というキャッチコピーと、CMのキャサリン・ゼタ=ジョーンズのゴージャス感、さらにニューヨークというおしゃれなシチュエーションから、トム・ハンクス&メグ・ライアンの”ユー・ガット・メール”を連想し、勝手にラブロマンスの割合が多いようなイメージをもちつつ劇場へ足を運んでしまった私でしたが、鑑賞後の印象ではまったく最初のそれとは違い、恋愛エピソードなどはほんのおかずにすぎず、ラブロマンス主体というよりは、「これが私の生き方だ!」とそれぞれの登場人物が主張しながらも、雑多な人種が必要以上に行き来するニューヨークの空港ですら異質とされる純粋さをもつビクターに、都会におかされた仲間達が科学反応を起こし、ビクター越しに本当の自分の姿を見つけるといったもので、あまりラブロマンスの行方ばかりに気をとられないほうがいいという印象を受けました。最初からそう思っていない方はいいのですが、私のようにちょっと勘違いしている方もいるかもしれませんので、余計なお世話かもしれませんが、ご連絡しておきます。やっぱり、自分が幸せになることよりも、その存在自体が周りの人々を幸せにしてくれる・・・といった役どころは”フォレスト・ガンプ”しかり、トム・ハンクスの得意分野ですね!作品中でビクター(トム・ハンクス)がアメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)に彼女の恋愛感について話すシーンがあります。「君は変わってなんかいない、ただほんの少し遠視なだけさ・・・。」こんな柔らかいのにグサッとくる言いまわしはないのでちょっと印象的でした(笑)。どういうシチュエーションで話すのかは見てのお楽しみです。
 さて、ビクターの祖国、クラコウジアといういかにもありそうな国ですが、実は架空の国で、トム・ハンクスが作品中で話すクラコウジア語は彼の祖国のブルガリア語だそうです。そして大掛かりな空港のセットの中には、実際にある企業がテナントで入っています。その中に日本から「吉野家」が入っているそうですが、みなさんはみつけられるでしょうか?ということで個人的にハートウォーミング度(せつない度もふくめ)はキャッチ・ミー・イフ・ユーキャン(4点)より若干劣ると判断し、3.5点にしました。


パワナビHIDE・20代 男性 (評価:4点)
 いやぁ面白い映画がつづきますねぇ~★今回のターミナルは、この慌ただしい年の瀬に、ちょっぴり優しくなれる映画です。自国の政治的問題で、パスポートが無効になり、国に帰ることも出来ず、空港から外に出ることも出来なくなった男が、空港の中で生活をしていき、いろんな人と出会い、アメリカに来た目的を果たすべく奮闘しています。一番の見所は、狭い空港の中だけで(空港にしちゃ広いですが・・・)物語が進んでいくと言うところでしょうね。国が消滅し、ドルに換金することも出来ないので、お金の稼ぎ方を覚えたり、改装中のゲートに住まいを作ったり・・・話が狭い範囲であるだけに、いろんな事が想像できて、映画の世界にすんなりと入っていけます。応援もしたくなります。また、トムハンクスの演技もさすがのひと言です。ロシア系の言葉から、徐々に英語を覚えていく、そのつたない英語の感じが、またまたイイ感じです。トムハンクスは、何か抜けている感じの役をやらせたら世界一だと思います。あそこまでとぼけられる人はなかなか居ないと思います。ずるいです。トム最高!何はともあれ、笑いと、感動が約2時間の間に、交互にやってきます。ラストは、目的を果たせるかどうかで、ちょっともたつく感じですが、見ている時は気になりませんでした。空港の中のどたばたが楽しくて。ある約束を果たす為に、そこに居るのだ。と言うことを忘れて見ていました(笑)今年を締めくくるこの映画、皆さんとっても忙しい時期かも知れませんが、2時間だけこの映画に使ってみて下さい!きっと、心に余裕ができますから!が、ほんわかしすぎて何もしなくなるってのは無しでお願いします。


■山口さん 30代 会社員 男性 (評価:4点)
 冒頭のシーンで空港の治安局の人がトムハンクスに国が消滅したことを説明するシーンがとても印象的でした。相手の気持ちを何も考えてないというか・・・全体的には、トムハンクスを空港の職員達とが、徐々に仲良くなっていくところがみどころですね。


■KS 10代 学生 男性 (評価:4.5点)
 ビクター(トム・ハンクス)と周囲の人々が少しづつ理解していく様子がとても面白く描かれています。自分で意思で行動する事ってすばらしいな~って思いました。自分としてはエンディングがマイナス0.5点ですが、あとはよかったです。


■あきさん 20代 女性 (評価:3点)
 映画全体としては悪くないのでしょうが、ビクター(トム・ハンクス)とアメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)のストーリーはもう一歩踏み込んでほしかったかな・・・・・と思います。空港内の人間関係やトム・ハンクスの演技はさすがです。もちろん感動的シーンも用意されているので楽しめました。


■RRR 30代 男性 (評価:3.5点)
 コミカルな部分とシリアスな部分がうまくミックスされ、また、べたべたなラブストーリーになっていないところはいい。このシーズンはぴったりの映画だと思う。空港のセットは大規模でリアルでした。ラストシーンがやや消化不良といったところで残念です。

投稿者 pawanavi : 2004年12月21日 17:51

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